冬季ヤマハインターンシップ体験レポート
ネットワーク製品の開発・評価の体験

[ 画像 ] 土井 勇人(ドイ ハヤト)

土井 勇人(ドイ ハヤト)

専攻 : 情報工学

ヤマハルーターのユーザーとして感じていた品質の高さが、実習を通じて開発者の強い信念よるものと実感

私はヤマハルータのCVEを報告した経験があります。このときに報告した脆弱性はとても小さなものだったのですが、次のファームウェアアップデートで修正されていました。この経験で私はヤマハルータの開発チームに対してなぜこのような小さな脆弱性を直そうと思ったのか疑問に感じました。
この疑問を解決するためにヤマハのホームページを調べていると「ネットワーク製品の開発・評価の体験」というテーマでインターンシップを実施すると知り、自分の疑問を解決できるのではないかと思い応募しました。

ネットワーク製品の開発・評価を通して「お客様により品質の高い製品を届ける」という信念をものに開発していることを知りました。
私が報告したCVEを修正した理由は、この信念の現れなんだと感じました。ネットワーク業界では、ヤマハのネットワーク機器の品質の高さが有名なのですが、このような小さな修正を積み重ねていった結果なのだと感じることができました。

このインターンシップは、広い専門分野のテーマが揃っていますので自分の興味のあるテーマがあればエントリーしてみてください。
普段感じることができない、何気なく使っている製品に込められている開発者達の信念を肌で感じることができます。
また、レベルの高い同世代の人達と過ごし、製品に使われる最新技術を使って行う業務はとても貴重な経験になると思います。

6:30 起床
7:00 朝食・出勤準備
8:15 業務開始
ヤマハルータのソースコードを編集して、機能拡張を行いました
拡張した機能は、実機(RTX1210)で動かしてみて動作を確認しました
17:00 業務終了
18:00 夕食
19:00 自由時間
先輩社員や同期達と夜ご飯を食べに行ったり、寮で雑談したりとのんびり過ごしていました
23:00 就寝