楽器の開発を行う上で、楽器の振る舞いをシミュレーション等によって予測したり、試作した楽器の音色を評価することは、良い楽器を開発するうえで重要な工程です。
ヤマハでは、設計者や演奏者の聴感印象だけではなく、音色を科学的に分析することによって、より良い楽器を生み出していきたいと考えています。
本実習では、シミュレーションや計測などによって楽器の放射音を取得し、信号処理等の分析を行い、楽器の機種間の音色の違いを定量評価していただきます。
<実習の一例>
- 開発環境の学習、整備(シミュレーション、計測なども含む)
- 楽器演奏音の収録
- 収録音の分析評価
- 分析評価手法の課題抽出、提案