製品・サービスの充実

より多くの人が音楽を楽しみ、音楽の歓びを広くわかち合う―そんな豊かな社会づくりに貢献することを願い、ヤマハグループでは音楽教育事業を国内外で展開しています。1954年、東京・銀座で前身となる教室をスタートして以来、子どもたちの豊かな成長を目指した音楽教育に取り組み、独自の教育メソッド「ヤマハ音楽教育システム」を確立・発展させてきました。「すべての人がもっている音楽性を育み、自ら音楽をつくり、演奏し、楽しむことの出来る能力を育て、その音楽の歓びを広くわかちあう」の理念のもと、1歳から中学・高校生までの子どもの音楽教育を対象とした「ヤマハ音楽教室」、大人の音楽愛好家・趣味層を対象にした「ヤマハミュージックレッスン」など、それぞれの世代のニーズに応じたコースを提供しています。

世界40以上の国と地域に広がる「ヤマハ音楽教室」

「ヤマハ音楽教室」は、「総合音楽教育」「適期教育」「グループレッスン」の3つの特長を柱とした「創造性の育成」に力を入れたレッスンです。「きく」「うたう」「ひく」「よむ」「つくる」といった要素を総合的に盛り込んだ独自の教育メソッドにより、子どもたち自らが感じたことを音楽で思いのままに表現する力を身につけることを目指しています。

[ 図 ] 「音楽を楽しむ心」は、「総合音楽教育」「適期教育」「グループレッスン」の3つの特徴を柱としている
「ヤマハ音楽教室」ロゴマーク
ヤマハ音楽教室

海外においても、アジア・欧州・北米・中南米など40以上の国と地域で展開し、日本で培ってきた音楽教育の理念とカリキュラムを基盤としながら、それぞれの地域の文化や国民性を踏まえて各種コースを整備しています。
2021年11月には、サウジアラビア王国に民間では初の公認音楽教育施設として、ヤマハ音楽教室リヤド校を開校。宗教的な規律が厳しく、過去50年間にわたり公共の場での音楽の演奏や再生が禁止されてきましたが、同国が推進する「サウジビジョン2030※1」による状況の変化を受けて、現地代理店が申請していた音楽教室運営のライセンスが認められ、開校が実現しました。
4歳の子どもから大人の趣味層まで、ピアノ、キーボード、エレキギター、バイオリンなど幅広いニーズに応えるさまざまなプログラムを展開しています。

  • ※1 サウジビジョン2030:サウジアラビアの原油収入依存からの脱却を図り、多様化するための戦略的フレームワーク
サウジアラビアの音楽教室

音楽教室の実施国(2022年3月現在)

音楽教室の実施国

世界に広がる音楽教育の理念

また、ヤマハ音楽教室で学ぶ15歳以下の子どもたちが心に感じたことを曲にして、自ら演奏する「ジュニアオリジナルコンサート」(JOC)を国内外で展開し、音楽という共通言語を通じて音楽教育の理念が世界に広がっています。

多様なニーズに対応した「ヤマハミュージックレッスン」

「ヤマハミュージックレッスン」は、音楽を楽しみながら楽器演奏技術の習得を目指す初心者はもちろん、一層の上達をめざす中上級レベルの方まで、無理なく楽しく演奏技術の習得・上達ができるレッスンです。幅広い年齢層の方を対象に、日本全国1,200会場で展開しています。バンド系、ボーカル・コーラス系教科からアンサンブル指向の管楽器・弦楽器教科、ソロ演奏指向の鍵盤楽器教科など幅広い教科を用意し、お客さまのさまざまなニーズに対応した豊富なコースのレッスン(2021年6月現在40コース)を提供しています。個人レッスンはもちろん、少人数のグループレッスンでは、音楽経験の違いを超えて学べるカリキュラムとオリジナルの教材で、仲間と一緒に音楽を楽しみながら楽器の演奏技術を上達できます。また、音楽の楽しさをさらに広げ、レッスンの成果を発表する機会として、教室やコースごとの発表会やヤマハ主催のイベントなども開催しています。このほか、ウエルネスプログラムとして、音楽の効果を生かした健康のためのプログラム「健康と音楽」「健康と歌」も展開しています。

ヤマハミュージックレッスン
「健康と音楽」

気軽に歌を楽しむ「青春ポップス」

“歌って踊れる”「青春ポップス」は、音楽経験がなくても気軽に歌を楽しむことを目的としたコースです。レパートリーはシニア層が青春時代に親しんだ1960~1980年代の歌謡曲やフォークソングを中心にラインナップ。楽譜を使わずオリジナル映像を見ながらハモリやステップをつけて同世代の仲間とともに歌を楽しむ内容で2017年から全国に展開しています。

青春ポップス

リモートレッスン

2022年3月期は、昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症拡大のため、世界各地で音楽教室の休講を余儀なくされ、教室閉鎖が長期化する間、「生徒の学びを止めない」をテーマに、オンラインによるリモートレッスンを行いました。顧客や地域ニーズに合わせてレッスンをカスタマイズしながら、最適なリモートレッスンのあるべき姿を探求しました。

ヤマハグループは、誰もが音楽を楽しめる環境づくりを目指し、豊かなコミュニケーションや、多様な人々が快適に共生する社会の実現に向けてユニバーサルデザインを推進しています。

製品の開発・設計担当者へユニバーサルデザインに対する理解・意識を促す取り組みを進め、従業員の理解・啓発を促しています。

2016年度からは、浜松市が推進するユニバーサルデザイン(以下UD)による街づくりの一環プログラム「企業のUD出前講座」」に参画し、地元小学生に対してUD出前授業を実施しています。

音のユニバーサルデザイン化支援システム『SoundUD®』

ヤマハ(株)は、音のユニバーサルデザイン化を支援するクラウド技術およびプラットフォーム『SoundUD』を開発し、提唱しています。

2015年から訪日外国人(インバウンド)観光の振興策・バリアフリー化施策を検討している事業者、公共施設、観光施設に向けて、『SoundUD』を活用した利便性の高い多言語の音声アナウンスシステムや文字ガイドの構築を支援しています。これにより、多言語アナウンスを放送したり、放送したアナウンス音声に連動した翻訳情報を、専用のスマートフォンアプリケーション上にリアルタイムに配信できるようになり、日本語が分からない方やお年寄り、耳の聞こえない方々にも日本語音声の内容を適切に簡単に伝えることができます。

また、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)ら9団体と「総務省委託・多言語翻訳技術高度化推進コンソーシアム」を設立し、国際イベントの場面など、リアルアイムでの意思疎通を可能とする同時通訳技術の開発を行ったり、視聴覚障がい者や高齢者を含む全ての視聴者がテレビ・ラジオ放送の内容を理解できる平等な情報アクセスの機会を確保することを目的に、全国の放送局と連携した字幕支援事業も展開しています。

さらに、世界の「言葉の壁」をなくす「グローバルコミュニケーション計画」推進のため、産学官の力を結集すべく設立された「グローバルコミュニケーション開発推進協議会」では、2022年3月期より幹事および普及促進部会の部会長を当社従業員が担当し、多言語翻訳システムのさらなる普及・発展の推進を担っています。

また、当社が事務局を務める「SoundUD 推進コンソーシアム」(設立:2017年)では、言語や聴力への不安がない持続可能な社会づくりを実現することを目的に、350(2022年3月31日現在)もの会員企業・団体と一緒に、「SoundUD」の普及に努め、日本発の新たなビジネスモデルやイノベーション創出を促進しています。そのサービスの一つとして展開している、当社開発のリモート応援システム『Remote Cheerer powered by SoundUD』は、自宅など離れた場所からでも、インタラクティブにスポーツ観戦を楽しめるようにサポートするアプリです。スタジアムのスピーカーへ拍手などを届けられる機能や、離れた場所にいるファン同士が試合を見ながら音声やチャットで盛り上がることができるトークルーム機能を搭載。サッカー、野球、バスケットボール、ラグビー、アメリカンフットボール、プロレス、陸上など500以上のスポーツの試合で使用され、延べ1億回以上の応援を会場に届けてきました。2021年、この『Remote Cheerer powered by SoundUD』が「CEATEC AWARD 2021」において「デジタルトランスフォーメーション(DX)部門 グランプリ」を受賞しました。

この他にも、SoundUD関連事業はそのコンセプトや活動実績が認められ、これまでに以下の賞を受賞しています。

  • Innovative Technologies2015(主催:経済産業省)
  • 「平成28年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰」(主催:内閣府)「内閣府特命担当大臣奨励賞」
  • 「IAUDアウォード2016」(主催:一般財団法人国際ユニヴァーサルデザイン協議会)「金賞(サーヴィスデザイン部門)」
  • 「2016年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)「ベスト100」
  • 「CEATEC AWARD 2019」「トータルソリューション部門 準グランプリ」
  • 「IAUD国際デザイン賞2019」(主催:一般財団法人国際ユニヴァーサルデザイン協議会)最高賞の「大賞(コミュニケーションデザイン部門)」
  • 「IAUD国際デザイン賞2021」(主催:一般財団法人国際ユニヴァーサルデザイン協議会)「銀賞(インタラクションデザイン部門)」※株式会社USENとの共同受賞
  • 「2019年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)
  • 「第5回 ジャパン・ツーリズム・アワード」「デジタル活用特別賞」(主催:公益社団法人日本観光振興協会、一般社団法人日本旅行業協会、日本政府観光局(JNTO))
  • 「2020年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)
  • 「IAUD国際デザイン賞2020」(主催:一般財団法人国際ユニヴァーサルデザイン協議会)「銅賞(サーヴィスデザイン部門)」
  • 「CEATEC AWARD 2021」「デジタルトランスフォーメーション(DX)部門 グランプリ」
『SoundUD ®』のイメージ
“音のユニバーサルデザイン化社会”構想 イメージ図

ICTを用いた音楽教育ソリューション「Smart Education System」
ウェブ会議システムを活用した遠隔授業

新しいワークプレイスの創出とテレワークソリューションの提案

新型コロナウイルス感染症により、働く場所や学ぶ環境にも変化が生まれ、オフィスワークとテレワークを融合させた「ハイブリット型ワークスタイル」や、対面とオンラインで同一の授業を受講する「ハイフレックス型授業」と呼ばれるスタイルも広がっています。オフィスの会議室においても、会議参加者同士が適切な距離を保つための柔軟なレイアウト変更や、参加人数や目的に応じた会議室の効率的な運用、残響が多く遠隔会議に向かなかった会議室への快適な音空間の導入など、ニーズが多様化しています。

このように遠隔会議システムのニーズが高まる中、ヤマハでは、オフィスの「音環境」問題に着目し、これまで培ってきた技術や製品ノウハウをもとに、音漏れや周囲の音を気にすることなく会話や遠隔会議ができる、オフィス内の音空間を提案しています。

2021年に発売した遠隔会議用ワンストップサウンドソリューション「ADECIA」は、遠隔会議や授業を行う部屋に最適なマイクロフォンやスピーカーを一式揃って導入いただける音響システムです。会議室の柔軟なレイアウト変更や会議参加人数を考慮した効率的な会議運用を実現するシーリングアレイマイクロフォンなどで構成する「ADECIAシーリングソリューション」や、コンパクトかつより多人数の会議参加者に対応可能な有線方式のテーブルトップアレイマイクロフォンで構成する「ADECIAテーブルトップソリューション」、ワイヤレスマイクロフォンシステムをラインアップに加えたWithコロナ、アフターコロナ時代に最適な遠隔会議を実現する『ADECIAワイヤレスソリューション』など、順次ラインアップを拡充し、用途にあわせて今後さらに多様化する遠隔会議環境に柔軟に対応しています。

遠隔会議用サウンドソリューション『ADECIA(アデシア)』

耳の健康に関する特設サイト『Thinking about Hearing Health』

ヤマハは、2022年3月3日の「国際耳の日」より、オーディオ製品を使う際に適正な音量を意識することや、生活の中で耳を休めることの重要性を発信するサイト『Thinking about Hearing Health』を公開しています。

2019年にWHO(世界保健機関)が発表したレポートでは、世界の若年層(12歳~35歳)の半数にあたる約11億人が難聴になるリスクを抱えており、何らかの対策を取らない限りその人数は増加していくと予測しています。また、ヘッドホン、イヤホンで大音量の音楽を長時間にわたり聴き続けることや、屋内外のイベントで大音量にさらされることで耳に大きな負担がかかり、難聴リスクが高まるとも警告しています。

このような社会的な問題を背景に、ヤマハでは、2019年に耳への負担を軽減する独自技術「リスニングケア※2」を搭載したイヤホン「TW-Eシリーズ」「EP-Eシリーズ」を発売しました。今回これに加えて、人々の音・音楽を楽しめる時間が長く続くように、音楽を楽しむ際に適正な音量を意識することや、音で疲れた耳の休息時間の重要性、小音量でも音楽を楽しめる機能が付いたオーディオ製品を選ぶことなどといった耳の健康に配慮した音楽とリスニングの楽しみ方について継続的な情報発信を行います。

世界中のすべての方が生涯を通じて音楽に触れることのできる環境を守ることが、音・音楽に携わる当社の社会的使命と考え、ヘッドホン・イヤホンをはじめ、ホームオーディオ事業の分野で「良い音を楽しむ」ことと「健康への配慮」が両立する新しい価値の創造を目指し、事業活動や製品開発を通じて今後も積極的に提案していきます。

  • ※2 音量に合わせて高音域と低音域を楽曲全体のバランスを保ちながら補正することで、小さな音量でも音楽の持つ情報量を損なわずに楽しめる当社独自の技術
『Thinking about Hearing Health』サイト
完全ワイヤレスBluetoothイヤホン「TW-E5B」

ヤマハグループは、1900年に初めてピアノ製造に成功して以来、時代の変化とともに技術開発を進め、伝統的なアコースティック楽器はもとより、常に最新の電子技術を用いた楽器や技術開発に取り組んでいます。

“音を出す”製品づくりを通じて良い音を追求する一方、音空間の研究やその制御システムの開発など、“音を聴く”ための良い環境づくりにも努めています。また、製品開発の中で培ったセンサー技術などを生かしたソリューションを提案や、新しい環境下でヤマハが提案できるコンテンツを提供しています。

2021年には、国立大学法人東京大学先端科学技術研究センターとヤマハなど企業9社とが共同で「先端アートデザイン社会連携研究部門」を設置。2030年に向けたSDGsをはじめ、あらゆる人を受容するインクルーシブな社会の構築、社会のデザインが極めて重要となる中、本研究部門では、世界を先導する企業、東大先端研の研究者、およびアートデザイン領域の第一線のプロフェッショナルが分野横断的な研究グループを組織し、多様な視点から生み出されるアイデアをスピーディに社会実装していくとともに、これらの複雑化する社会の諸問題にバランスよく立ち向かえる未来の人材育成を目指していきます。

リモート合奏サービス『SYNCROOM』

『SYNCROOM(シンクルーム)』は、インターネット回線を介して、複数のユーザー同士(最大5拠点)でリモート合奏が楽しめるサービスです。

一般的なリモート会議システムやIP電話は、通話や会議を想定して設計されており、一定の音声の遅れが生じることから、高いリアルタイム性が要求される合奏には適していません。そこで『SYNCROOM』は、当社独自の技術によってインターネット回線を介したオーディオデータの双方向送受信の遅れを極小化し、遠隔地間でも違和感のほとんど生じない快適なオンラインセッションが楽しめるサービスを実現しました。アプリケーションを端末にインストールし、アカウント登録を行うことで、無料で利用可能。現在、アカウント登録数は約15万人(2022年3月末)まで増加し、全国各地の多くのユーザーが『SYNCROOM』を通じて、離れていても繋がれる新しい音楽体験を楽しんでいます。

2022年4月には、ユーザーが、自己紹介コメントや好きな音楽ジャンル、興味のある楽器、自身のソーシャルメディアアカウントなどのプロフィールを公開できるプロフィール機能を追加。ユーザー検索やお気に入りユーザー登録の機能と併せて使用することで、気が合いそうなユーザーをより簡単に見つけられるようになるなど、ユーザー同士がつながりやすい仕組みを導入しました。

2021年1月には、「2020年日経優秀製品・サービス賞」で「最優秀賞」を受賞しました。

『SYNCROOM』

次世代ライブビューイング『Distance Viewing』

アーティストの迫力あるライブパフォーマンスを忠実に記録し、ステージ上にバーチャル再現する次世代ライブビューイングシステム。新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、苦境にあるライブハウスの新たな動員源となるライブコンテンツを提供するため、当社が持つ楽器、音響機器、ネットワークに関する知見と技術を結集して開発、2020年10月に初開催しました。ライブ音声を完全再現し、大型スクリーンを用いたリアルな等身大映像と本番さながらの照明演出などで、そのパフォーマンスをステージ上によみがえらせます。さらにこのシステムは、当社のリモート応援システム「Remote Cheerer powered by SoundUD」との連携も可能で、オンライン配信を視聴するファンがスマートフォン専用サイトにアクセスし、ボタンをタップすることで、声をリモートで届けることができます。これにより、離れた場所で視聴するファンの声援を現場に届けることができ、満員時さながらの大歓声も安全に再現します。

今後もヤマハグループは、ニューノーマル時代の新しい音楽のあり方を提案し、音や音楽に関する社会課題解決につながるソリューションを提案していきます。

公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2021年度グッドデザイン賞」を受賞。

次世代ライブビューイング『Distance Viewing』

その他の製品事例

よりよい音環境づくり
製品 サステナビリティ面の特長 関連画像
スピーチプライバシーシステム「VSP-2 人の話し声を素材に合成した「情報マスキング音」により会話内容をカモフラージュする スピーチプライバシーシステム「VSP-2」
調音パネル 室内の音(響き)を調え、音響障害のないクリアで心地よい音響空間を実現する
調音パネルを導入した会議室
防音室『アビテックス』 遮音と音場(響き)を兼ね備えた空間を手軽に実現する 防音室『アビテックス』
ユニファイドコミュニケーションスピーカーフォン『YVC-200』 時間や場所にとらわれない快適な遠隔コミュニケーションを実現 ユニファイドコミュニケーションスピーカーフォン『YVC-200』
完全ワイヤレスBluetooth®イヤホン『TW-E5B、E3B』 音量に応じて音のバランスを最適化して、耳への負担も抑えるヤマハの独自技術「リスニングケア」 完全ワイヤレスBluetooth®イヤホン『TW-E5B、E3B』
ノイズキャンセリングBluetooth®イヤホン『EP-E70A』 「リスニングケア」に加えて、高純度な音楽再生とノイズ除去を両立した「アドバンスドANC(アクティブ・ノイズ・キャンセリング)」、耳の形状や装着状態に合わせてリアルタイムに音を自動で最適化する「リスニングオプティマイザー」を搭載 ノイズキャンセリングBluetooth®イヤホン『EP-E70A』
センサー技術の応用提案
製品 サステナビリティ面の特長 関連画像
薄型変位センサー 肢体に装着するものと一体化させ、人の動作情報をリアルタイムにモニタリングする
使用例
水素漏れ検知機 高速応答・高感度・広ダイナミックレンジを実現し、さまざまな検査対象の形状や漏れ量に対応可能 [ 写真 ] 水素漏れ検知機
音技術の応用提案
製品 サステナビリティ面の特長 関連画像
サイレントブラス™ 場所や時間を選ばずに練習や演奏を可能にする [ 写真 ] サイレントブラス
トランスアコースティック™ピアノ 電子ピアノのように自由な音量調節が可能 [ 写真 ] トランスアコースティックピアノ
車載緊急通報システム用車載通話モジュール 緊急時の自動通報・ハンズフリー通話が可能 -

ヤマハ(株)と東京藝術大学COI拠点が共同開発した「だれでもピアノ®」が令和3年度「STI for SDGs」アワードで、文部科学大臣賞を受賞

ヤマハと国立大学法人東京藝術大学COI拠点※1が共同開発した「だれでもピアノ®」が、科学技術イノベーション(Science, Technology and Innovation:STI)を用いて社会課題を解決する地域における優れた取り組みを表彰する「STI for SDGs」アワードで、文部科学大臣賞を受賞※2しました。

「STI for SDGs」アワードは、科学技術イノベーションを用いて社会課題を解決する地域における優れた取り組みを表彰することで、その取り組みのさらなる発展や同様の社会課題を抱える地域への水平展開を促し、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)の達成に貢献することを目的とし、国立研究開発法人科学技術振興機構(以下、JST)が2019年に創設したものです。

この取り組みは、1人の障がい者の「音楽を奏でたい」という想いが起点となっており、芸術・文化を科学技術と組み合わせてSDGs達成のための手段として活用している独創性の高い活動であること、また、実物のピアノを演奏するというハード面での課題を解決するために、オンラインの活用で汎用性の確保も視野に入れるほか、医療機器としての可能性や、体験者が指導者となって社会に貢献する役割を持たせている点が包摂性、展開性においても高く評価されました。「誰一人取り残されない未来をつくる」というSDGsの理念に沿った取り組みであり、SDGs目標3,4,10 など複数目標の達成につながる活動として、選考委員会において文部科学大臣賞にふさわしいと判断されたことが受賞につながりました。

  • ※ 1 当社は2015年10月より、文部科学省と科学技術振興機構の事業である「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)の拠点の一つである「東京藝術大学COI 拠点」に参画しています
  • ※ 2 受賞団体名は、東京藝術大学COI拠点
【画像】だれでもピアノ®
【画像】アワードロゴ

「楽器工作 つくろう、ならそう!」の取り組みが「第15回キッズデザイン賞」の「特別賞 審査委員長特別賞」を受賞

ヤマハの、身近な素材で楽器を「つくる」「ならす」体験を提供する取り組み「楽器工作 つくろう、ならそう!」が、「第15回キッズデザイン賞」において、「特別賞 審査委員長特別賞」を受賞しました。

「キッズデザイン賞」(主催:キッズデザイン協議会、後援:経済産業省、消費者庁)は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に2007年に創設された顕彰制度です。

「楽器工作 つくろう、ならそう!」は、新型コロナウイルスの影響で“おうち時間”が増え、子育てと在宅勤務の両立など新たな生活様式に戸惑う家族が見られたり、子どもたちが外で身体を使って遊ぶ機会が減少したりする中、「音楽を通して子どもや家族の“おうち時間”を豊かにしたい」「五感を刺激する感性豊かな体験を提供したい」という思いからスタートした活動です。段ボールや輪ゴムなどで作ることができる複数の楽器の型紙と工作手順を、創作・演奏のポイントやBGMなどとともに当社のウェブサイトで無料公開しているほか、保育園などでのワークショップも開催しています。シンプルながらもしっかりと音が鳴る構造で、作って楽しむだけでなく実際に音を鳴らして遊ぶことができ、楽器の魅力を存分に体感できる工作となっています。

【画像】「楽器工作 つくろう、ならそう!」
【画像】「楽器工作 つくろう、ならそう!」