地域社会とのかかわり

  1. 地域社会への責任
  2. 地域社会におけるコミュニケーション事例

ヤマハグループは、企業が社会の一員であることの責任を自覚し、よき企業市民として社会に受容される価値観の醸成と行動に努めています。地域社会に及ぼす影響を考慮し、環境負荷の低い操業と、地域の皆さまとの対話を図っています。
各事業拠点では、周辺自治体との情報交換会を定期的に実施し、自治会の意見を伺っています。事業所の新設や撤退などが生ずる場合は、あらかじめ事業所を置く市町の首長に説明・報告するほか、周辺自治体との情報交換会の中でも適時報告・説明し、意見や要望を伺っています。また、工場撤退などにおいては、周辺への環境影響がないかどうか土壌や地下水の調査を実施し、万が一、汚染などの環境影響が発覚した場合は、浄化・除去措置などの適切かつ速やかな対応を実施しています。

ヤマハグループは、事業所を置く地域社会と日常的なコミュニケーションを図ることで、地域との良好な関係を保っています。

自治会との情報交換会実施例(ヤマハ(株))
事業所 頻度 対象 内容
本社事業所 年1回 周辺の8自治会 事業概況報告、要望聴取、意見交換
掛川工場 年1回 周辺の7自治会 事業概況報告、要望聴取、意見交換
豊岡工場 年1回 周辺の3自治会 事業概況報告、要望聴取、意見交換
天竜工場 年1回 周辺の12自治会 事業概況報告、要望聴取、意見交換

事業所・工場でのコミュニケーション例(2019年度)

  • 周辺自治会との定期的な情報交換会の開催
  • 工場見学の受け入れ
  • 地元小学生の地域学習や中・高校生の職場体験・職場訪問の受け入れ
  • 地域との交流を目的とした夏まつりの開催
  • 災害発生時の施設開放協力の覚書締結
  • 地域のイベントや祭典への協力
  • 施設・駐車場などの貸し出し
  • 地域安全パトロール活動への協力
  • 地域環境活動への協力(地域クリーン作戦への参加など)
  • 自治体主催の総合防災訓練への参加
  • チャリティーバザーや募金で、地元の小学校・団体に図書・日用品・お菓子などを寄贈
  • 「フードバンクふじのくに」への防災備蓄食料協力
  • 楽器貸出やコンサートの実施
[ 写真 ] 周辺自治会との情報交換会(本社事業所)
周辺自治会との情報交換会(本社事業所)
[ 写真 ] 企業ミュージアムの見学会(本社事業所)
企業ミュージアムの見学会(本社事業所)
[ 写真 ] 夏まつり(天竜工場)
夏まつり(天竜工場)
[ 写真 ] 地元小学校へモニターテレビ、ブルーレイプレーヤーを寄贈(豊岡工場)
地元小学校へモニターテレビ、ブルーレイプレーヤーを寄贈(豊岡工場)
[ 写真 ] 地域クリーン作戦(掛川工場)
地域クリーン作戦(掛川工場)
[ 写真 ] 敬老会でのコンサート(掛川工場)
敬老会でのコンサート(掛川工場)

ピアノ工場の一般公開

ヤマハピアノの国内製造拠点である掛川工場では、楽器や音楽の魅力に触れていただくことを目的に、グランドピアノの製造工程を一般に公開しています。工場見学では、現代のテクノロジーと100年以上続く伝統技能による製造工程の見学と、近代化産業遺産に認定されたグランドピアノなどを展示するショールームの見学とあわせて、ものづくりにおける環境保全活動について紹介しています。プロ・アマチュア音楽家をはじめ、地元小学校の社会科見学の受け入れ、一般のお客さまなど個人・団体さまざまな方にご覧いただき、ヤマハのものづくりについて理解を深めていただいています。2019年度は、10,739人の方にご来場いただきました。

[ 写真 ] グランドピアノ製造工程見学
グランドピアノ製造工程見学
[ 写真 ] ショールームでの展示公開
ショールームでの展示公開

企業ミュージアムの一般公開

2018年にオープンしたヤマハグループの製品・サービスの歴史を展示する企業ミュージアム「イノベーションロード」は、当社の創業時から現在に至るまでの製品・サービスやその開発の軌跡、未来に向けたビジョンを音や映像を使って紹介する体感型ミュージアムです。オープン以来、地域の方々をはじめ、個人や団体、お取引関連の皆さまなど非常に多くの皆さまにご来場いただき、2019年度は約25,000人の方にお越しいただきました。

[ 写真 ] イノベーションロードの入り口 
イノベーションロードの入り口
[ 写真 ] 展示エリア(ヒストリーウォーク)
展示エリア(ヒストリーウォーク)

「ヤマハレディースオープン葛城」開催を通じた地域貢献

ヤマハ(株)とヤマハ発動機(株)は、毎年、葛城ゴルフ倶楽部(静岡県袋井市)にて、女子プロゴルフトーナメント「ヤマハレディースオープン葛城」を共同開催しています。同大会では、地球温暖化対策として来場者への公共交通機関利用や相乗りの呼びかけ、ゴミの回収や分別、リサイクルPETボトルや間伐材で作った割り箸の使用など、廃棄物の削減や資源の有効活用など環境に配慮したさまざまな取り組みを毎年実施しています。
運営面においては、全国から集まったボランティアスタッフのほか、近隣地域の多くの方々と地元自治体の協力によって支えられています。こうした地域の方々への感謝と協力関係の維持・発展への願いをこめて、2008年の第1回大会から、大会を後援してくださる地元自治体(静岡県および5市町)へ寄付金の贈呈を行っています。これらの寄付は、スポーツ施設の整備や、ボランティア活動専用車の購入、文化・教育分野など、地域活性、社会福祉などの活動に役立てられています。

[ 写真 ] ゴミ分別のためのエコステーション
ゴミ分別のためのエコステーション
[ 写真 ] ボランティアスタッフ
ボランティアスタッフ
[ 図 ] ヤマハレディースオープン葛城のチャリティ構造
ヤマハレディースオープン葛城のチャリティ構造