ヤマハインターンシップ体験レポート
アコースティックピアノのアクションの改善検討

[ 画像 ] 祝 峻太郎(ホウリ シュンタロウ)

祝 峻太郎(ホウリ シュンタロウ)

専攻 : 機械工学

アコースティックピアノの鍵盤に用いられる木材の評価を体験しました。この実習では、木材の性質などを捉えるのに材料力学の知識が役立ちました。また、集めたデータの評価方法やデータの適切な見せ方など、インターンの経験を通して新たに学ぶことが多かったと思います。
また懇親会や昼休みには、指導担当の先輩社員をはじめ、開発部内外で多くの方々と関わりを持たせていただき、とても暖かい社風だと感じました。また、土日を利用して浜松を観光したり、浜松グルメに連れて行っていただいて浜松を満喫することもできました。

私は大学で学んだ機械工学の知見を活かし、モノづくりに携わりたいという想いがありました。様々な企業を見る中で、定性評価と定量評価が深く交じりあった楽器業界に興味を持つようになりました。その中でもヤマハの人の心に目を向けたモノづくりの姿勢や、音に対する考え方などに惹かれ、もっとこの企業について知りたいと思うようになり、ヤマハのインターンシップに応募しました。幼少期からのピアノの経験と機械工学の知見を、アクションと呼ばれる、ピアノの鍵盤を押してハンマーが弦を打つまでの機構の設計や解析に活かせるのではないかと考え、応募するテーマを決めました。

ヤマハのインターンでは2週間ほど浜松に滞在し、実際に普段行われているような業務を経験させていただけるので、自分がヤマハで働くイメージを掴むことができるまたとない機会です。限られた時間の中では十二分にデータをとることや検討をすることは難しかったのですが、その中でも自分なりに結論を出す経験はとても力になったと思います。また、業務以外にも社員の方々やほかのインターンシップ生との交流はとても刺激がもらえるものでした。
就職活動として企業を知るには絶好の機会ですし、就職活動を抜きにしてもとても学ぶことの多い良い機会だと思うので、少しでも興味があったら是非チャレンジしてみて欲しいと思います。

2/6(月) 各テーマに分かれて打合せ
2/7(火) 実験・計測
2/8(水) 実験・計測、工場見学
2/9(木) 学校の用事のため欠席
2/10(金) 実験・計測、座談会
2/11(土) 浜松観光など
2/12(日) 浜松観光など
2/13(月) 実験・計測
2/14(火) データ分析
2/15(水) データ分析・報告会資料作成
2/16(木) 報告書資料作成、社内ライブ観戦
2/17(金) 報告会、社内見学