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読売新聞│配信日:2018年2月5日│配信テーマ:Jポップ  

有安杏果卒業 「ももクロ」5人最後のライブ モノノフ3万人 「緑」見送る


 アイドルグループ、ももいろクローバーZの有安杏果(ありやすももか)が卒業するため、5人体制としては最後になるライブが21日、千葉・幕張メッセで開かれた。15日に卒業発表、その後にチケット発売と急展開にもかかわらず、約3万人のモノノフ(ファン)が集まり、「緑」の最後を見送った。
 ももいろクローバーとして2008年に結成。有安は09年に加入した。11年に早見あかりが脱退して5人となり、ももいろクローバーZに改名。NHK紅白歌合戦への出場、5大ドームツアーで25万人を動員するなど、この5人で国民的アイドルグループに成長した。だが、「普通の女の子の生活を送りたい」などとの思いから有安は卒業する。
 この日、5人は「Z伝説〜終わりなき革命〜」「行くぜっ!怪盗少女」など、人気曲を次々と披露。「笑顔で終わりたい」という有安の要望で、いつも通り笑顔でパワフルに歌い踊った。
 終盤、メンバー一人一人が有安に言葉を贈った。高城れには「最初に(卒業を)聞いた時、心の底からバカヤローって思いました」と本音をぶつけ、百田夏菜子は「本当は、(結成)10周年は5人で迎えたかった」としつつ「お互い新しく見つけた夢をかなえていけるように応援したいし、私たちも頑張りたい」と語った。その後、4人は有安への思いを込めた新曲「新しい青空へ」を披露。涙で声を詰まらせて、感謝を伝えた。
 有安は「私も10周年は5人で迎えられると思っていました。でも、4人のこれからのために、こうするしかなかった」と真情を吐露。「幸せなアイドル生活、ありがとうございました。バイバーイ!」と語って、ステージを去っていった。
 グループは4人となったが、5月に10周年を祝う東京ドーム公演を行い、ベスト盤を発売すると発表。歩みを止めない姿勢を示した。(鶴田裕介)

読売新聞2018年1月25日読売新聞記事(1版)掲載 執筆記者:鶴田裕介

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