[ 画像 ] 今週の音楽記事から 音楽ジャーナリストの眼 毎週月曜更新

クラシック:記事一覧

毎日新聞 │配信日: 2020/7/6

<Interview>ツケメン 原点を見つめ直して クラシックの名曲を「時短」

 クラシック・クロスオーバーのジャンルは、常に一定のファンが存在する。誰が聞いても「きれい」「心地よい」と感じるサウンドは、時代を超えるということであろう。今、そのジャンルでの人気の筆頭は3人組「TSUKEMEN(ツケメン)」と言って間違いない。クラシック曲を大胆に短縮...

毎日新聞 │配信日: 2020/6/29

<新・コンサートを読む>レーヴェを歌う35年前の小さな演奏会 現代を照射する黒い棺=梅津時比古

 コンサートが世界から消えて、ほぼ3カ月たつ。これは何百年前に戻ったことになるのだろうか? 世界全体に動かしがたい沈黙がとぐろを巻いて横たわっている気がする。 たとえば、二、三百年前の状況に戻ったとすると、ちょうどベートーベン生誕250年の今年から時計の針を逆回しにした...

読売新聞 │配信日: 2020/6/29

記念盤 前向きスイング ジャズピアニスト 山中千尋 15周年

 ◆ベートーベンとチャーリー・パーカー 大胆に  ジャズピアニストの山中千尋が、24日に新作「ローザ」を発表する。ベートーベン生誕250年、チャーリー・パーカー生誕100年、そして自身のデビュー15周年を合わせた“トリプル記念盤”。巨匠たちの楽曲を大胆に読み解き、リラッ...

毎日新聞 │配信日: 2020/6/15

<特薦盤>クラシック 梅津時比古・選

 ■西脇義訓指揮デア・リング東京オーケストラ/ブルックナー≪交響曲第7番≫(N&F) 冒頭から雄大でこまやかな、世界の原初を思わせる響きに打たれる。オーケストラのどのパートの一音においても、精神が身体化している。これまでのオーケストラの配置を全く変え、全員前を向いたり、...

読売新聞 │配信日: 2020/6/8

連続テレビ小説「エール」のモデル 古関裕而 大衆と歩む作曲家

◇週刊エンタメ ◆大勢での合唱曲に持ち味  放送中のNHK連続テレビ小説「エール」の主人公のモデルとなった作曲家、古関裕而(1909〜89年)が注目されている。同世代の巨匠に比べると地味なイメージがあるが、彼が手がけた音楽は、今なお耳にするものばかり。あの球団の歌も、閉...

ライター記事 │配信日: 2017/4/27

世界中でもっともライヴを聴きたいと切望されているピアニスト、グリゴリー・ソコロフのCD&DVDが登場

 長年、「幻のピアニスト」と呼ばれ、現在はヨーロッパで活発な演奏活動を行い、そのつど大きな話題を呼んでいるロシアのグリゴリー・ソコロフは、いま世界中でもっともライヴを聴きたいと切望されているピアニストではないだろうか。 もちろん、1990年以降は来日公演がないため、日本...

ライター記事 │配信日: 2017/4/24

シューマン、ベートーヴェン、シューベルトからの“特別”な3作品。 その豊かな響きから、作曲当時の彼らの心模様が鮮やかによみがえる

(取材・文/原納暢子)●天才たちのロマンチシズムに酔いしれる 若草色のロングドレスで伊藤恵が登場するや、開演前の緊張した空気が和らいで、ステージが春めいて見えた。誘われるように深呼吸して、演奏を待つ束の間もうれしい気分になる。 興味深いプログラム、何か意図があるのだろ...

ライター記事 │配信日: 2017/4/10

その夜、シューベルトの「無言の歌曲」はみごとに音となり、「純音楽的おしゃべり」が繰り広げられた

(取材・文/澤谷夏樹) ピアノ演奏にも流派があって、ヨーロッパ各国やアメリカの流れをくむ系統が、世界のさまざまな地域で綿々と受け継がれている。その中でも有力なのがロシアン・スクール。現在のロシア連邦で守られてきた演奏スタイルを継承する。出身演奏家それぞれの特徴は一様では...

ライター記事 │配信日: 2017/4/3

ピアノとバイオリンが放つ、デュオとは思えないスケール感に圧倒される

(取材・文/森 朋之) 塩谷哲(ピアノ)が古澤巌(バイオリン)を招いて行われたコンサート「塩谷哲 Special Duo with 古澤巌」。塩谷のオリジナル曲からA.ピアソラの「アヴェ・マリア」、A.ヴィヴァルディの「四季」より「冬」といった幅広いジャンルの楽曲によっ...