[ 画像 ] 今週の音楽記事から 音楽ジャーナリストの眼 毎週月曜更新

クラシック:記事一覧

読売新聞 │配信日: 2021/3/1

「思春期」経て 詩の心歌う メゾ・ソプラノの波多野睦美

 ◎Classic ◆作曲・ピアノ 高橋悠治と共演  メゾ・ソプラノ歌手の波多野睦美が、自主レーベル「ソネット」の6作目として、作曲家・ピアニスト高橋悠治の曲を、高橋のピアノで歌った「ねむれない夜」を出した。詩の深さを、声と音楽でしなやかに伝える。(清岡央) 1月13日...

毎日新聞 │配信日: 2021/3/1

<新・コンサートを読む>コロナ禍に響くファウストのリサイタル 不器用な春=梅津時比古

 心に掛かっているひとつひとつを少しの違和もなく嘘(うそ)もなく話そうとすると、どうしても、つっかえたり、引っかかったりする。そのせいか、すらすらと話す人に感嘆することが多々あるが、不器用に話している人にも強く共感する。 音楽は長い間、修辞学にたとえられてきたように、音...

毎日新聞 │配信日: 2021/2/22

<大衆音楽月評>大震災チャリティー 今年は絶対=専門編集委員・川崎浩

 コロナ禍で、大切な活動や行事を行えなかった例が山のようにある。楽しい催し物が開催されなかった程度なら我慢のしようもあるが、中には「忘れてはならない記憶」を呼び起こすための重要なイベントもある。昨年開催されなかった「全音楽界による音楽会 3・11チャリティコンサート」も...

読売新聞 │配信日: 2021/2/15

思い出深い曲 新たな響き バイオリン・三浦文彰がツアー

 ◎Classic バイオリニストの三浦文彰が今月、3年ぶりのリサイタルツアーに臨む。コロナ禍で一人音楽と向き合い、新たな境地が見えたようだ。(清岡央) 2009年に難関ハノーバー国際コンクールを最年少の16歳で制して以来、国内外で一流音楽家たちと共演を重ねてきた。 今...

毎日新聞 │配信日: 2021/2/15

<Interview>小曽根真(ピアニスト) 時世反映し祈り紡ぐ 還暦記念、2枚組みアルバム

 昨年発令された、最初の新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言に、活動を封じられた音楽家は誰もが、対応を探った。ピアニスト、小曽根真は、いち早くライブ配信に乗り出した。4月9日から毎晩午後9時から約1時間、自宅のリビングに置いたコンサートグランドをソロで演奏...

毎日新聞 │配信日: 2021/2/15

<特薦盤>クラシック 梅津時比古・選

 ■ビアンコーニ(ピアノ)/ドビュッシー 12の練習曲、聖セバスティアンの殉教(キング) ドビュッシー≪12の練習曲≫は、ドビュッシーのピアノ作品が到達した最高峰の芸術である。フィリップ・ビアンコーニの演奏は、まさにそれを体現し、分からせてくれる。限りなく美しく、限りな...

読売新聞 │配信日: 2021/2/8

コロナ禍 広がる影響 老舗事務所が破産、公演延期

 ◎Classic 長引くコロナ禍はクラシック音楽界にも影響を広げている。老舗音楽事務所の経営が行き詰まったり、若手の演奏会が延期を余儀なくされたりする例が出ている。(清岡央) ◆収入、半年絶たれ 日本のクラシック音楽事務所の草分け的存在「新演」が昨年12月、東京地裁か...

ライター記事 │配信日: 2017/4/27

世界中でもっともライヴを聴きたいと切望されているピアニスト、グリゴリー・ソコロフのCD&DVDが登場

 長年、「幻のピアニスト」と呼ばれ、現在はヨーロッパで活発な演奏活動を行い、そのつど大きな話題を呼んでいるロシアのグリゴリー・ソコロフは、いま世界中でもっともライヴを聴きたいと切望されているピアニストではないだろうか。 もちろん、1990年以降は来日公演がないため、日本...

ライター記事 │配信日: 2017/4/24

シューマン、ベートーヴェン、シューベルトからの“特別”な3作品。 その豊かな響きから、作曲当時の彼らの心模様が鮮やかによみがえる

(取材・文/原納暢子)●天才たちのロマンチシズムに酔いしれる 若草色のロングドレスで伊藤恵が登場するや、開演前の緊張した空気が和らいで、ステージが春めいて見えた。誘われるように深呼吸して、演奏を待つ束の間もうれしい気分になる。 興味深いプログラム、何か意図があるのだろ...