[ 画像 ] 今週の音楽記事から 音楽ジャーナリストの眼 毎週月曜更新

クラシック:記事一覧

毎日新聞 │配信日: 2019/4/22

<新・コンサートを読む>ブリン・ターフェルのイギリス歌曲 「地域語」から「普遍語」へ=梅津時比古

 英語が独り勝ちしている。今や英語は<普遍語>である。ひとつの<地域語>は、多くの翻訳を経ることによって<普遍語>になる。英語を使用する企業や国が経済的に世界を制したということだろう。 しかし面白い事実がある。クラシック音楽の歌曲においては<普遍語>は英語ではなくドイツ...

読売新聞 │配信日: 2019/4/15

劇的な声 演技と一体化 9月に日本で「オテロ」 グレゴリー・クンデ

 ◎Classic ベルカント・オペラの輝かしい高音で魅了した名テノールが、今や重厚なベルディ作品で力強く芳醇(ほうじゅん)な歌声を響かせる。グレゴリー・クンデが9月に日本で英国ロイヤル・オペラの「オテロ」で題名役に挑む。「悲劇の極みを見せる」と意気込んでいる。(岩城択...

毎日新聞 │配信日: 2019/4/15

<特薦盤>クラシック 梅津時比古・選

 ■ルノー・カピュソン(バイオリン)&ダヴィッド・フレイ(ピアノ)/バッハ・ヴァイオリン・ソナタ集(エラート) 今、バッハの演奏はどのような演奏もありと言えるのかもしれない。第一、新しい版によって楽譜の音符が次々に変わるので、聴いていて間違いと思ってもそうではないことが...

読売新聞 │配信日: 2019/4/1

[クリエイターズ]輝かしい声質 ファン開拓 バス・バリトン歌手 北川辰彦

 ◇Creators  年間7、8本ものオペラ公演に出演する。4月28日の東京二期会公演で挑むのは、美しい旋律にあふれるマスネ「エロディアード」(プラッソン指揮、セミ・ステージ形式)。舞姫サロメ、エロデ王、王妃エロディアードらの本当の人間関係を唯一知る、占星術師ファニュ...

ライター記事 │配信日: 2017/4/27

世界中でもっともライヴを聴きたいと切望されているピアニスト、グリゴリー・ソコロフのCD&DVDが登場

 長年、「幻のピアニスト」と呼ばれ、現在はヨーロッパで活発な演奏活動を行い、そのつど大きな話題を呼んでいるロシアのグリゴリー・ソコロフは、いま世界中でもっともライヴを聴きたいと切望されているピアニストではないだろうか。 もちろん、1990年以降は来日公演がないため、日本...

ライター記事 │配信日: 2017/4/24

シューマン、ベートーヴェン、シューベルトからの“特別”な3作品。 その豊かな響きから、作曲当時の彼らの心模様が鮮やかによみがえる

(取材・文/原納暢子)●天才たちのロマンチシズムに酔いしれる 若草色のロングドレスで伊藤恵が登場するや、開演前の緊張した空気が和らいで、ステージが春めいて見えた。誘われるように深呼吸して、演奏を待つ束の間もうれしい気分になる。 興味深いプログラム、何か意図があるのだろ...

ライター記事 │配信日: 2017/4/10

その夜、シューベルトの「無言の歌曲」はみごとに音となり、「純音楽的おしゃべり」が繰り広げられた

(取材・文/澤谷夏樹) ピアノ演奏にも流派があって、ヨーロッパ各国やアメリカの流れをくむ系統が、世界のさまざまな地域で綿々と受け継がれている。その中でも有力なのがロシアン・スクール。現在のロシア連邦で守られてきた演奏スタイルを継承する。出身演奏家それぞれの特徴は一様では...

ライター記事 │配信日: 2017/4/3

ピアノとバイオリンが放つ、デュオとは思えないスケール感に圧倒される

(取材・文/森 朋之) 塩谷哲(ピアノ)が古澤巌(バイオリン)を招いて行われたコンサート「塩谷哲 Special Duo with 古澤巌」。塩谷のオリジナル曲からA.ピアソラの「アヴェ・マリア」、A.ヴィヴァルディの「四季」より「冬」といった幅広いジャンルの楽曲によっ...

ライター記事 │配信日: 2017/3/30

世界有数のオペラハウス、コンサートホールで聴く音楽は、聴き手を異次元の世界へと運んでくれる

 世界には高度な音響を誇り、威風堂々とした外観と凝った内装をもつオペラハウスやコンサートホールがいくつも存在する。 そのなかで、とりわけ伝統と格式を重んじているのがヨーロッパのオペラ界を代表し、イタリア・オペラの最高峰に君臨するミラノ・スカラ座である。 通常のオペラハウ...