[ 画像 ] 今週の音楽記事から 音楽ジャーナリストの眼 毎週月曜更新

クラシック:記事一覧

毎日新聞 │配信日: 2018/10/15

<特薦盤>クラシック 梅津時比古・選

 ■庄司紗矢香(バイオリン)、テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルク・フィル/ベートーベン、シベリウス ヴァイオリン協奏曲(グラモフォン) とりわけシベリウスは静謐(せいひつ)と美が一体となった演奏。どこにもけれん味がなく、シベリウスの精神の本質のみが剔出(てきしゅつ)...

毎日新聞 │配信日: 2018/10/8

<Topics>イザイの新発見ソナタ初演 後世に残る美しい曲 バイオリン界に大きな影響

 ベルギーのバイオリニストで作曲家、ウジェーヌ・イザイの新たな《無伴奏バイオリンソナタ》が、今春、ブリュッセルで発見された。18日からイザイ生誕160周年記念として東京、福岡で開かれる「イザイ音楽祭ジャパン2018」(日本イザイ協会、ベルギー大使館共催)で日本初演される...

ライター記事 │配信日: 2017/4/27

世界中でもっともライヴを聴きたいと切望されているピアニスト、グリゴリー・ソコロフのCD&DVDが登場

 長年、「幻のピアニスト」と呼ばれ、現在はヨーロッパで活発な演奏活動を行い、そのつど大きな話題を呼んでいるロシアのグリゴリー・ソコロフは、いま世界中でもっともライヴを聴きたいと切望されているピアニストではないだろうか。 もちろん、1990年以降は来日公演がないため、日本...

ライター記事 │配信日: 2017/4/24

シューマン、ベートーヴェン、シューベルトからの“特別”な3作品。 その豊かな響きから、作曲当時の彼らの心模様が鮮やかによみがえる

(取材・文/原納暢子)●天才たちのロマンチシズムに酔いしれる 若草色のロングドレスで伊藤恵が登場するや、開演前の緊張した空気が和らいで、ステージが春めいて見えた。誘われるように深呼吸して、演奏を待つ束の間もうれしい気分になる。 興味深いプログラム、何か意図があるのだろ...

ライター記事 │配信日: 2017/4/10

その夜、シューベルトの「無言の歌曲」はみごとに音となり、「純音楽的おしゃべり」が繰り広げられた

(取材・文/澤谷夏樹) ピアノ演奏にも流派があって、ヨーロッパ各国やアメリカの流れをくむ系統が、世界のさまざまな地域で綿々と受け継がれている。その中でも有力なのがロシアン・スクール。現在のロシア連邦で守られてきた演奏スタイルを継承する。出身演奏家それぞれの特徴は一様では...

ライター記事 │配信日: 2017/4/3

ピアノとバイオリンが放つ、デュオとは思えないスケール感に圧倒される

(取材・文/森 朋之) 塩谷哲(ピアノ)が古澤巌(バイオリン)を招いて行われたコンサート「塩谷哲 Special Duo with 古澤巌」。塩谷のオリジナル曲からA.ピアソラの「アヴェ・マリア」、A.ヴィヴァルディの「四季」より「冬」といった幅広いジャンルの楽曲によっ...

ライター記事 │配信日: 2017/3/30

世界有数のオペラハウス、コンサートホールで聴く音楽は、聴き手を異次元の世界へと運んでくれる

 世界には高度な音響を誇り、威風堂々とした外観と凝った内装をもつオペラハウスやコンサートホールがいくつも存在する。 そのなかで、とりわけ伝統と格式を重んじているのがヨーロッパのオペラ界を代表し、イタリア・オペラの最高峰に君臨するミラノ・スカラ座である。 通常のオペラハウ...

ライター記事 │配信日: 2017/3/28

その演奏は、聴衆の想像力をかきたて、拍手も忘れるほどに心を奪った

(取材・文/原納暢子) クラシックは「題名のない音楽」が多いが、この日は「子供の領分」「展覧会の絵」などと「題名のある音楽」のコンサート。ピアニストのクシシュトフ・ヤブウォンスキが、1曲1曲の情景が目に浮かぶような演奏を終始展開し、品のいい安定感のある表現でホールを包み...

ライター記事 │配信日: 2017/3/23

ラファウ・ブレハッチの新譜は、待望の《バッハ・リサイタル》

 ポーランド出身のピアニスト、ラファウ・ブレハッチは、2005年のショパン国際ピアノ・コンクールの覇者である。同コンクールでは、マズルカ賞、ポロネーズ賞、ソナタ賞、コンチェルト賞などの副賞をすべてひとりで授賞するというコンクール史上初の快挙を成し遂げた逸材で、そのピアノ...

ライター記事 │配信日: 2017/3/16

木のぬくもりを感じるしいきアルゲリッチハウスのすばらしい音響

 3月4日、別府のしいきアルゲリッチハウスに講演に行った。これは別府アルゲリッチ音楽祭実行委員会の主催によるもので、「クラック音楽との出会いによる未来創造事業」の一環として催され、私の講演のテーマは「ピアノと室内楽の楽しみ」である。 しいきアルゲリッチハウスは、毎年5月...