社長から従業員へのメッセージ
「自由に声を上げられる」「声をあげて良かった」そう思えるヤマハを、一緒につくっていきましょう。
ー 「 働きがいと働きやすさに関する意識調査」に寄せて
「ヤマハを良くしよう」という思いから、忙しい中、率直な意見を表明していただいた全ての人に心から感謝します。
回答者の約6割にあたる人たちが、記述式のコメント欄に現状の課題や貴重な提言を書き綴ってくれ、私自身も、その寄せられた4,000件にも及ぶ記述コメントの全てに目を通しました。こうした声の一つ一つに耳を傾け、考え、意見交換し、改善策を実行に移すことが私の使命だと改めて思いました。
皆さんがもっと働きやすく、そして働きがいを感じられる会社にするためにやらなければいけないこと、そしてできることはたくさんあります。経営レベルで取り組むもの、部門で取り組むもの、また、皆さん一人一人に意識して取り組んでいただくべきもの、いっぱいあると思います。また、全ての問題の根底にある「コミュニケー
ションの不足」に対しては、皆さんと一緒に取り組んでいきたいと思っています。
例えば、自分から挨拶をする。感謝の気持ちは思うだけでなく、ちゃんと口にする。呼びかける時、役職ではなく、一人ひとりの名前を「さん付け」で呼ぶ。小さいことかもしれませんが、人と人との距離を近くする取り組みを、まずは私が率先して始めようと思います。
皆さんが思ったことを言える会社、言うべきことを言える会社にするために、私たち経営層が今まで以上に行動を変える。今回の調査結果から、改めてそんな決意を固めました。
皆さんが「声をあげてよかった」「今度は部門の中で意見を言ってみよう」そんなふうに思えるヤマハにするために、少しずつでも、時間がかかっても、できることを積み重ねていきたいと思います。