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情報システム

ミッションは
「顧客価値の最大化、経営情報の質・量の向上、業務効率の向上」

情報システム部門は、「顧客価値の最大化、経営情報の質・量の向上、業務効率の向上」をミッションとし、グループ全体に対して、ITシステムの企画・開発・運用や、最適なIT資源および業務プロセスを提供することを役割としています。設計・開発・生産・販売・マーケティング・経理・総務ほか、社内のあらゆる業務においてIT技術が必要とされるため、全社の仕事に関わることのできる数少ない部門の1つといえます。「自分たちが運営しているシステムが、全社を動かしている」という自負と責任を、部員全員が感じながら業務に取り組んでいます。

「情報システム部」には約30名所属しており、そのほか、関連会社である「(株)ヤマハコーポレートサービス ICT事業部」でも80~90名程度が仕事をしています。部門名からは、端末に向かってプログラムを書いている人たちの集まり、というイメージを持たれるかもしれませんが、そのような作業はごく一部で、ビジネスの現場の業務分析や、グローバルIT連携のための組織整備など、技術からやや離れた業務が多く存在するのも特徴です。仕事内容を「情報が8割、システムが2割」にするくらいの心構えで、情報のプロを目指して研鑽につとめています。

ICTを活用したビジネス・業務・働き方の革新

[ 画像 ] ICTを活用したビジネス・業務・働き方の革新の図

複数の技術分野をローテーションで学んだうえで、
自分の資質や希望を見極める

ひと口にITといっても、システム開発・ネットワーク・データベース・セキュリティ・クラウド・プロジェクト管理・運用保守などさまざまな領域があり、いずれの領域も、専門を極めるには多くの経験を必要とします。しかし、複数の技術分野を知って総合力を磨くことも大切ですので、まず配属当初の3年間は、部門内の各グループをローテーションし、幅広い経験を積んでもらうようにしています。 その後、個人の希望や資質にあった分野で、さらに専門性を伸ばしてもらいます。IT分野の専門知識に限らず、対象とするビジネス分野に関する知識も重要です。特に会計の知識は全体の基礎となるため、多くの部員が簿記の資格を持っています。また、英語・中国語などの語学の力も今後ますます求められるようになってきますし、仕事のなかで輸出入や個人情報など法知識が必要になることも珍しくありません。これらの資格取得や専門知識習得については、部門独自の支援手段を用意しており、多くの人がそれを活用してスキルアップにつとめています。

「経営・事業をダイレクトに牽引するグローバルに連携したIT」が
部門の将来ビジョン

情報システム部門は、「経営・事業をダイレクトに牽引するグローバルに連携したIT」を、将来のビジョンとして掲げています。
まず情報システム部門が行う業務は個々の改善にとどまるものではなく、それらを通じて「経営」に影響を与えるべきであるということ。次に、業務を支援するサポーターではなく、「牽引」するリーダーであるという意識を抱くこと。バックオフィス業務は「支える」というイメージが強いかもしれませんが、ITが世の中全体を牽引している状況にあって、それにふさわしい自覚を持とうということです。最後に、常に「グローバル連携」を視野に進めるということ。いまやヤマハの売上は海外が7割に達し、ITの世界でも日本は各国の後塵を拝しているのが実状ですから、グローバルにリソースを活用していくことが不可欠です。
これらの本当の意味での実現を目指していきたいと考えています。そのためには現状に安住せず、常に自分の枠を超えて挑戦を続ける人材の集合体となる必要があります。