物流

ヤマハ製品を世界中のお客様にお届けするため、
サプライチェーンを俯瞰した最適な物流システムを構築し、
安全・確実な物流業務を推進

ヤマハは日本を含むアジアを中心とした生産工場で多様な商品を生産し、世界150ヵ国以上の国で事業・商品を展開しています。生産地と市場を結ぶ物流ネットワークは、市場の拡大により年々細かくかつ複雑化してきています。 さまざまな地域・商品の特性や、多様化する顧客ニーズに応じた、最適な物流システム・ネットワークを構築し、それらを効率的に運用していくことが物流部門の役割です。また、グループ・グローバルで複数の事業を展開するヤマハにおいて、全体最適の観点で横断的に物流をデザイン・コーディネートすることも物流部門の役割であり醍醐味でもあります。

海上輸送貨物のカーゴフロー

[画像] 海上輸送貨物のカーゴフローの図

仕事の概要と、求められる資質

物流の仕事には、大きく分けて以下のようなものがあります。

  • グローバル物流ネットワーク構築・管理
  • 国内における倉庫、輸配送業務
  • 輸出入・三国間貿易の手配手続き
  • 輸出入におけるセキュリティ管理
  • 物流QCD管理

物流業務を遂行するにあたっては、調達、生産、仕入、販売のさまざまな機能・関係者との接点があります。関係者のニーズや環境変化を敏感に察知し、課題形成し、提案する力やこれを前に進める為のコーディネート力が必要です。また海外を含む多くの内外部門との連携が必要となるため、語学も含めた高いコミュニケーション能力を備えていることが望ましいです。

[画像] 物流業務の概要の図

徐々に規模が大きく難易度が高いプロジェクトに参加

物流の仕事のキャリアパスモデルは、たとえば以下のようなものです。

まずは、物流業務の理解を深めるため、日本国内の輸送・倉庫管理業務、輸出入業務や三国間貿易の担当を数年ずつ経験します。実務の理解を深めつつ、徐々にプロセス改善やコスト削減のためのプロジェクトに参加していき、新たな物流ネットワークのデザインや拠点再編などの企画立案、工場や販売拠点の物流改革支援等、大きなプロジェクトを任されるようになっていく、というステップになります。

物流業務を経験することによって、貿易実務や物流専門知識だけでなく、事業全体の構造やサプライチェーンの流れと、それぞれの場面で使われる業務の仕組みを理解することができます。こうした知識は営業、購買、経理や経営企画など、さまざまな業務に役立ちます。