音楽制作

より快適で創造性の高い音楽制作を実現する機能やグラフィックデザインを採用

スタインバーグ ソフトウェア 『Cubase 13』

株式会社ヤマハミュージックジャパン(東京都港区)は、Steinberg Media Technologies GmbH(ドイツ ハンブルク、以下、スタインバーグ社)が開発した、音楽制作用デジタル・オーディオ・ワークステーション(以下DAW)・ソフトウェア『Cubase(キューベース) Pro 13』と、その機能を厳選して搭載したミッドレンジグレード『Cubase Artist 13』、エントリーグレード『Cubase Elements 13』のダウンロード販売を開始しました。パッケージ版も順次発売します。

スタインバーグ ソフトウェア 『Cubase 13』

『Cubase 13』は、作曲、アレンジ、レコーディング、波形編集、ミキシングなどをサポートする総合音楽制作ソフトウェアの最新バージョンです。今回のバージョンアップでは、インスペクター左ゾーンへの「チャンネルタブ」の追加やMixConsoleのグラフィック刷新、コードパッドのデザイン刷新などにより、快適で創造的なワークフローを実現するアップデートが多数施されています。また、用途と価格で選べる3種類のグレードを用意しており、プロフェッショナルなニーズにも応える『Cubase Pro 13』、音楽制作機能を厳選して搭載したミッドレンジグレードの『Cubase Artist 13』、エントリーグレードの『Cubase Elements 13』と、いずれもクリエイター/アーティスト/ミュージシャン/エンジニア/プロデューサーの創造力を加速させる最高のパートナーです。

品名 品番 価格 発売日
スタインバーグ
ソフトウェア
『Cubase Pro 13』
CUBASE PRO /R
(通常版)
オープン 11月6日(月)
CUBASE PRO /E
(アカデミック版)
オープン
CUBASE PRO /CPCG
(クロスグレード版)
オープン
スタインバーグ
ソフトウェア
『Cubase Artist 13』
CUBASE ART /R
(通常版)
オープン
CUBASE ART /E
(アカデミック版)
オープン
スタインバーグ
ソフトウェア
『Cubase Elements 13』
CUBASE EL /R
(通常版)
オープン
CUBASE EL /E
(アカデミック版)
オープン
  • ※アカデミック版は、学生、学校教員の皆様向けの優待販売版です。ご発注の際には、学生証、教員証等のコピーが必要となります。
  • ◎アップデート・アップグレードについて
    『Cubase 13』へのアップデート・アップグレードは、Steinberg Online Shopにてお買い求めいただけます。詳しくは、Steinberg Online Shopをご参照ください。https://japan.steinberg.net/jp/shop
  • ◎特別優待期間(Grace Period:グレースピリオド)について
    2023年8月23日以降に「Cubase 12」を購入されライセンスのアクティベートをされたお客様は、MySteinbergを通じて無償で『Cubase 13』のライセンスを入手いただけます。
  • ◎スタインバーグ サイト https://www.steinberg.net/

『Cubase 13』の主な新機能

1.チャンネルタブの追加による作業効率化

インスペクターの左側に「チャンネルタブ」が追加されました。トラックのインサートやセンド、フェーダーなどへのアクセスがしやすくなり、より効率的なワークフローの実現が期待できます。

[ 画像 ] 追加されたチャンネルタブ
追加されたチャンネルタブ

2.MixConsoleのグラフィックを刷新

MixConsoleのグラフィックが刷新され、プロジェクトウィンドウとデザインが統一されました。コンソール上部にもトラック名が表示されるなど視認性が向上したほか、インサートやセンドセクションなどの表示順を変更可能になるなど、カスタマイズ性も向上しています。

[ 画像 ] MixConsole
MixConsole

3.コードパッドのデザインを刷新

コードパッドのデザインが刷新され、より使いやすく進化しました。コードパッドタブ右側にはアシスタントゾーンが追加され、コードエディタ、リスト、五度圏などの表示が可能です。1つのコードパッドを選ぶと、そのコードとの音楽的な関係性によって他のパッドが緑~赤で色分けされるため、音楽理論初心者でもより感覚的にコード進行を作成できます。

[ 画像 ] デザインを刷新したコードパッド
デザインを刷新したコードパッド

4.サンプラートラックの進化

再生セクションに新たに「スペクトラルワープモード」が搭載され、極端なタイムストレッチなどにも対応可能になりました。また、豊富に用意されたエンベロープを用いて、よりユニークな表現もできます。

[ 画像 ] サンプラートラック
サンプラートラック

5.新プラグイン「ボーカルチェイン」(『Cubase Pro』『Cubase Artist』)

搭載された多彩なモジュールを使って、ボーカルを総合的にコントロールすることができるプラグインです。左側のモジュールの上から下に信号は処理され、各モジュールはクリーン、キャラクターのセクション内で、任意の順番に変更することができます。

[ 画像 ] ボーカルチェイン
ボーカルチェイン

6.新プラグイン「Black Valve」「EQ-P1A」「EQ-M5」「Vox Comp」「Vocoder」

各種新プラグインが追加されました。以下プラグイン(Vocoderを除く)は新プラグイン「ボーカルチェイン」にもモジュールとして搭載されています。

[ 画像 ] Black Valve(Cubase Proのみ)
Black Valve(Cubase Proのみ)
[ 画像 ] EQ-P1A(Cubase Proのみ)
EQ-P1A(Cubase Proのみ)
[ 画像 ] EQ-M5(Cubase Proのみ)
EQ-M5(Cubase Proのみ)
[ 画像 ] Vox Comp(Cubase Pro/Artistのみ)
Vox Comp(Cubase Pro/Artistのみ)
[ 画像 ] Vocoder(Cubase Pro/Artistのみ)
Vocoder(Cubase Pro/Artistのみ)

7.オーケストラ音源「Iconica Sketch」

リアルさを追求したオーケストラライブラリSteinebrg Iconicaシリーズより、楽曲制作のヒントとなるサウンドを抜粋。34の楽器と140のアーティキュレーションでオーケストラサウンドを作成できます。

[ 画像 ] Iconica Sketch
Iconica Sketch

8.キーエディターの進化(『Cubase Pro』)

キーエディター左ゾーンに”Visibility”が新設され、複数のパートの表示・非表示をキーエディター上でコントロールできるようになりました。また、キーエディター上で範囲ツールが使用可能になりました。(範囲ツールはCubase Artist /Elementsにも搭載。)

9.ショートカットウィンドウの刷新

ショートカットウィンドウのGUIが刷新され、「すべて」「割り当て済み」「カスタマイズ済み」「未割り当て」の4つの表示フィルターが追加されるなど、ショートカットの検索効率が向上しました。また、新しいショートカットウィンドウでは、ウィンドウを閉じなくても変更が適用されるため、複数のショートカットを確認しながら登録しやすくなりました。

10.その他の編集ワークフローの向上やサンプルパックの追加

モノ/ステレオトラックの切り替えが可能になったほか、別プロジェクトからトラックをインポートする際にタイムレンジの設定機能が追加、タップテンポがプロジェクトウィンドウ上でコントロールできるようになるなど、細やかながら普段の制作フローをより快適にする様々な機能が追加、改良されています。また、新たに5つのサンプルパックが追加されています。

動作環境

  Mac Windows
対応OS macOS Ventura / Monterey 64-bit Windows 11(Version 22H2 or higher)
64-bit Windows 10(Version 22H2 or higher)
対応プラットフォーム Apple Silicon Native / Rosetta2 -
CPU ®Intel Core™ i5(late 2015 or later) / Apple Silicon ®Intel Core™ i5(4th Generation) / AMD Ryzen™
CPUコア数 推奨 4コア以上
必要メモリー 推奨 RAM サイズ: 8 GB 以上
ハードディスク ディスク空き容量(フルインストール時): 75 GB 以上(Cubase Pro 13 / Cubase Artist 13)、55 GB 以上(Cubase Elements 13)
推奨ディスプレイ 最低 1,440×900 ピクセル以上
グラフィック Windows 10に対応したグラフィックカード(Windows のみ)
その他 OS対応オーディオデバイス(ASIO対応デバイス推奨)
インターネット接続環境:インストール、ライセンスアクティベーション、ユーザー登録など
※インストール時にアプリケーションや関連データのダウンロードが必要です。
※高速ブロードバンドのインターネット環境を推奨
  • 『Cubase 13』は32-bitプラグイン非対応です。また、VST2 プラグインは、Rosetta 2 モードでのみ動作します。Apple Silicon Nativeでは非対応です。
  • 上記の動作環境・推奨環境を満たしている場合でも、全てのコンピューターにおける動作を保証するものではありません。コンピューターの総合的な性能によりパフォーマンスに違いがあります。
  • 上記動作環境は2023年11月6日現在のものです。動作環境は今後変更になる可能性があります。最新バージョンはスタインバーグサイトでご確認ください。
  • 文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
  • このニュースリリースに掲載されている製品情報や問い合わせ先などは、発表日現在の情報です。
    発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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