[ 画像 ] HISTORY OF INNOVATION

イノベーションの歴史

製品のイノベーションが生まれるときにはいつでも気づきや疑問が隠れています。
ヤマハの製品がどのように誕生したのか、時代とともにどう変わっていったのかをご紹介します。

​​​​​​​始まりは、壊れたオルガン

1887年、医療器械の修理工だった山葉寅楠(とらくす)は、
浜松の小学校から当時高価だった輸入オルガンの修理を依頼される。

学校では読み書きそろばんだけでなく、唱歌も学ぶようになる。オルガンが必要とされるに違いない…

自分の手で
オルガンを作りたい

  • 音楽理論を学ぶ
  • 舶来品にも代わり得るオルガン、完成

1900年頃~

EPISODE
  • 次はピアノだ
  • 匠の技を家具や造作に
  • あらゆる楽器に挑戦しよう

ピアノも国産化できれば、もっと音楽文化を発展させることができるはずだ

次はピアノだ

ピアノづくりのはじまり
  • 単身で渡米、最新の楽器づくりを学ぶ
  • ピアノづくりをはじめる
  • 科学的に優秀さを立証
  • 世界的に認められるコンサートピアノへ

楽器づくりを家具作りに活かそう

匠の技を
家具や造作に

リビング事業の始まり
  • 高級家具を作り、著名建築の内装を請け負う
  • FRPからスポーツ、リビングへ
  • 木製プロペラ、金属プロペラを生産

音楽は唱歌だけではない。楽器はオルガンとピアノだけではない。
さまざまな楽器を届けたい…

あらゆる楽器に
挑戦しよう

鍵盤楽器から総合楽器メーカーへ
  • 楽器を身近に、多くの人に
  • ミュージックサイレン、流れる
  • 質の高い打楽器をより多くの人々に
  • 管楽器づくりに新たな技術を
  • 使い込まれた金属を再現する
  • 日本の気候に適した、時代に相応しいギターを
  • 空気の力でドラムを作る

1950年頃~

EPISODE
  • 電子オルガンを研究せよ
  • オートバイをつくろう
  • すべての人に音楽を楽しむ歓びを
  • ナチュラルサウンドを極める
  • 新素材で新分野へ

ラジオやテレビが普及し、エレクトロニクスの時代がやってくる。
オルガンはどうする…

電子オルガンを
研究せよ

エレクトーンの誕生
  • 電子音源技術を開発
  • エレクトーンの誕生

戦争が終わり、必要なくなったプロペラ生産の機械を活用できないか…

オートバイを
つくろう

オートバイ事業の始まり
  • エンジンの研究に始まり、オートバイを送り出す
  • 1955年、オートバイ部門を分離独立し、ヤマハ発動機株式会社を設立

オルガンは売れるのに街から音楽が聞こえない…なぜだろう

すべての人に
音楽を楽しむ歓びを

音楽普及活動の始まり
  • やさしく楽しく正しい音楽教室を目指して
  • 新しい才能を発掘し、“うたごころ”を分かち合おう

音の入口から出口まで、素晴らしい演奏と音楽をありのままに届けたい…

ナチュラルサウンドを極める

オーディオ製品の開発
  • HiFiプレーヤーを発売
  • ハイファイと異なる発想で音を追求
  • 良い音のために素子・素材から
  • デジタルオーディオの登場と普及
  • 音場創生機デジタル・サウンドフィールド・プロセッサー誕生
  • 音楽の楽しみ方を広げるMusicCast

ものづくりの素材から発想すれば、新たなチャンスが生まれるのでは…

新素材で新分野へ

素材の応用と事業の多角化
  • FRPからスポーツ、リビングへ
  • 金属材料を極める
  • 日本有数の特殊金属メーカーへ
  • 新素材でゴルフを変える

1960年頃~

EPISODE
  • 日本人にも豊かな余暇を
  • クルマに工芸品の品質を
  • 楽器の次はステージだ

海外の人々は音楽はもちろん、豊かな余暇を楽しんでいる…日本はどうだ?

日本人にも
豊かな余暇を

リゾート事業の始まり
  • 本格的なリゾート施設を開業
  • 葛城ゴルフ倶楽部をオープン

美しい木目を他に活かせないだろうか…

クルマに
工芸品の品質を

カーパーツ事業の始まり
  • 木目の美しさを自動車の内装に

音楽に必要なのは楽器だけではない。電子オルガン開発で培った技術を活かせないか…

楽器の次は
ステージだ

業務用音響機器の展開
  • ステージの演奏を客席に届けるPA機器を発売
  • デジタルミキサーの誕生
  • デジタルミキサーからデジタルミキシングシステムへ

1970年頃~

EPISODE
  • 楽器のために半導体工場を建てよう
  • 良い音を聴くには良い器が必要だ
  • デジタルで新たな音楽の世界を切り拓け
  • 磨いてきた生産技術を世界へ

表現豊かな楽器を実現するには高度な専用半導体が必要だ。他社に頼ってはいられない…

楽器のために
半導体工場を建てよう

半導体とエレクトロニクス事業の本格化
  • 半導体工場が完成
  • エレクトーン用LSIを独自開発
  • LSIの外販を開始

音を科学し、コントロールする技術を活かしたい…

良い音を聴くには
良い器が必要だ

音響設計事業の始まり
  • 楽器や音響機器に加え、音の器づくりへ
  • 防音技術の商品化
  • 音の響きをコントロール

蓄積した技術で、新たな楽器や音楽の楽しみ方が提案できるかもしれない…

デジタルで新たな音楽の世界を切り拓け

デジタル楽器の始まり
  • 誰もが手軽に持ち運べる楽器を
  • FM音源システムを開発
  • ホームコンピューターとピアノ自動演奏を実現
  • 第三の鍵盤楽器、クラビノーバ
  • デジタルシンセサイザーDX7誕生
  • デジタル音源の進化
  • 楽器の新たな可能性を求めて
  • 往年のアナログ回路を再現するVCM

私たちの楽器づくりと時代に先駆けた生産技術は、新たな分野でも役立つに違いない…

磨いてきた生産技術を世界へ

生産技術とFA機器の進化
  • 楽器製造のノウハウを活かした産業用ロボットを外販
  • 精密機器に楽器の成形技術を

1990年頃~

EPISODE
  • 楽器を気兼ねなく楽しめるように
  • 音楽の未来を創造しよう

静かな環境では楽器を鳴らすのがためらわれる。楽器の音量を小さくできないか…

楽器を気兼ねなく楽しめるように

サイレント™シリーズの開発
  • アコースティック楽器の音を消す

インターネットが普及しつつある今、私たちはどんな価値を提供できるだろう…

音楽の未来を
創造しよう

音楽ソフトのインターネット展開
  • ネットワーク機器の誕生
  • インターネットで音楽を伝える
  • 着メロや音楽関連サービスの拡充
  • VOCALOID™誕生

2000年頃~

EPISODE
  • 新しい楽器を作ろう
  • “音”が社会にできること

培ってきたエレクトロニクスやデジタルから発想すれば、新しいアコースティックの楽器が生まれるのでは

新しい楽器を作ろう

新たな楽器への取り組み
  • “良い音”の素材を追求した木材改質技術
  • アコースティックをデジタルで響かせる
  • デジタルから発想し、新たな楽器を生み出す

ビジネス環境の変化、プライバシーへの意識の高まり、今、私たちに何ができるだろう…

“音”が社会に
できること

サウンドソリューションの発展
  • 音の技術でビジネスを変える
  • 会話のプライバシーを守る
  • 音のユニバーサルデザイン「おもてなしガイド」

ヤマハは、1887年に創業者山葉寅楠によって修理された一台の壊れたオルガンから始まりました。
135年以上もの間、ヤマハの歩みは音と音楽を愛する人と共にありました。

音・音楽を通して個性、感性、創造性を発揮し、自ら一歩踏み出そうとするすべての勇気や情熱を、ヤマハは応援し続けます。