Yamaha Design “Synapses” SessionCake
2017 / MIXING HEADPHONE AMPLIFIER
手のひらサイズのつながるアンプ。
イトオシイ愛おしい / Beloved
「つながるガジェット」をコンセプトに、鞄にそのまま入れて持ち運べる大きさと重量感、正方形の上面に埋め込まれた大きなノブが幾何学的に並ぶという造形。カラーリングは一般的なミキサーやアンプに多いシリアスな方向性ではなく、元気なイメージの赤と青という原色を用いて、ポップで楽しげな印象を持たせました。
カンケツ簡潔 / Minimal
樹脂素材の良さを活かしたデザインとして、上部と下部でテクスチャに違いを持たせました。人目や指に触れる機会の多い上側ケースは磨き仕上げによるツヤ有り、傷のつきやすい下側ケースはテクスチャによるラフな質感にしています。ヤマハロゴはツヤ有りの本体に対しマットなテクスチャを与えることで本体中央に表現しました。これにより本体のかたまり感と精度感をより強調しています。
アタラシイ新しい / Revolutionary
軽くて小さく、樹脂色そのままの無塗装なので、気軽に持ち運べてどこにでも置くことができます。赤のSC01はエレキギターなどのモノラル楽器、青のSC02は、それに加えてシンセサイザーなどのステレオ楽器やボーカルマイクにも接続可能なモデルです。ヘッドホンアンプには珍しくストラップホールも備わり、電気、電子楽器同志のセッションがこれまでになく身近なものになります。
スグツカエルすぐ使える / Instantly-usable
楽器とつなぐとヘッドホンアンプとして機能し、その状態の他のSessionCakeとつなぐことでセッションができるようになります。 また、数珠つなぎにすることで、最大8人までが本機を通したセッションを楽しむことができます。ケーブルをつなぐだけで誰でも簡単に使用することができ、自宅での練習から友人とのセッションまで、様々なシーンで活躍します。
- Toshihide Suzuki
- Designer
- Yamaha Design Laboratory