Cat Toy Design
2024

ヤマハ、ヤマハ発動機の在アメリカデザイナーによる猫の玩具の共同研究。

プロジェクト概要

ヤマハ・ヤマハ発動機のデザイナーが猫の玩具のコンセプトデザインに取り組みました。両ヤマハはこれまで楽器や乗り物を通じて人々に豊かな時間を提供してきました。今回はその対象を人から猫に移し、猫の視点から両ヤマハのデザインの価値と何かを実験的に模索します。
猫の本能をくすぐり、好奇心を満たす遊び道具を考察することで、新たなデザインの可能性を探ります。機能が直感的に伝わるビジュアルや使う楽しさ、飽きのこない工夫などが求められる猫の遊び道具。それらを満たすヤマハらしい視点のデザインを3点提案します。

作品紹介

Strumming Box

楽器のように使い倒す様を体現した猫の爪とぎ。スクラッチ面に、色違いの紙製のボードを幾数枚と積層し、スクラッチすることで、違う色が下面から現れ、様々な模様が描かれます。爪を研げば研ぐほど、その爪とぎに傷が模様として刻み込まれ、やがて使い古されたギターのように愛着が湧いてくる。使えば使うほど味がでるヤマハらしい爪とぎのデザインです。

Cat Music Box

メロディーの鳴るキャットホイール。
キャットホイールのアウターリングのスリットに音符プレートをはめ込むことで、メロディーをつくることができます。 猫がインナーリング上を走ると、二重の車輪がそれぞれ回転し、巨大なオルゴールの演奏が始まります。 中央に取り付けられた大型の減速ギヤにより、外側の車輪の回転速度を減速させることできます。これにより猫の素早い動きに対して、適切なテンポでメロディーを奏でられることができます。飼い主が音符プレートで自由に旋律をアレンジし、猫が演奏します。 猫の気まぐれな動きでアンダンテにもアレグレットにもなります。 時には逆に周って思いもよらない演奏に出会うことも。 二つのヤマハが考える新しいキャットホイールです。

Neko-Yama

猫は狭い場所や隙間や穴に入り込むのが好きで、時にそれは思いもしない狭い隙間だったり極小な空間だったりします。その無謀にも映る挑戦は、私たちに滑稽な姿を見せつつも、何だか自分の身体の限界にチャンレジしているようでもあります。それならば、ヤマハが思う存分にそれにチャンレンジできる猫のためのステージを用意しようと思いました。
Neko-Yamaと名付けられた透明なステージは、様々な穴やトンネル、凹みや膨らみで構成される。それらは猫に様々な姿勢で小さな穴やいびつな隙間に入る試練を与える。猫のチャンレンジ精神を刺激するヤマハらしい遊び場の提案であり、飼い主はその姿を微笑ましく眺めることができます。