ambiente 2014

Yamaha × Japan Creative × MAP partner of Barber Osgerby

著名デザイナーとのコラボレーションプロジェクト
『Japan Creative』に参画、
独の国際的デザイン見本市『アンビエンテ』に出展します。

Japan Creative,
著名デザイナーとのコラボレーションプロジェクト

震災以降、改めて日本が誇る文化の力が国内外で再評価され、独創的で高品質な日本のものづくりや優れた美意識を、広く世界に発信する『Japan Creative』の活動は、始まったばかりながら国内外デザイン業界では早くも注目を集めています。

今回、数ある日本製造業から当社にお声掛けいただき、バーバー・オズガビー氏率いるデザインユニット『MAP』とのコラボレーションが実現しましたことを大変嬉しく、光栄に思います。

出展作品では、当社の新しい技術と、海外著名デザイナーのインスピレーションによって、音楽鑑賞の新たな可能性が提案されています。国際的デザイン見本市の1つである『アンビエンテ』での反響に期待しています。

デザイン研究所 所長 川田学

出展作品(プロトタイプ作品)

出展作品(プロトタイプ作品)では、当社の1.5mm厚の薄型・軽量、狭い指向性と音の遠達性に優れた「TLFスピーカー」(TLF=Thin・Light・Flexible)が新しい音の体験デバイスとして採用され、当社の歌声合成技術「VOCALOID」とともに、空間音響の可能性を探っています。「TLFスピーカー」は、全面からまっすぐに音が出るため、隣り合わせに並べても音が混ざりにくく、正面には音を明瞭に伝えることができます。また、小さい音量でも減衰しにくく遠くまで届く特性を持っています。これらの特徴により、人の声を流すとまるで耳元で直接話しかけられているような効果を演出することができます。また、「VOCALOID」は、歌詞とメロディを入力するだけで、自然でリアルな歌声を容易に作り出すことができます。 出展作品では「TLFスピーカー」と「VOCALOID」を活用することで、独立した音が重なり、ハーモニーが生まれる瞬間をバーチャルな歌声で体験できる不思議な仕掛けが施されています。 制作の過程では、「CONVERGE」(収束・収斂)、「ZONE」(圏・域・範囲)、「MOBILE」(動く彫刻)という3つのコンセプトからアプローチを重ね、「TLFスピーカー」と「VOCALOID」による音の伝達と響きが音響・音声の知覚に及ぼす効果にフォーカスし、空間における音の意義付けを再考する中で、今回の出展作品が生まれました。

会期 2014年 2月7日(金)-11日(火)
会場 ドイツ・フランクフルト国際見本市会場
Ludwig-Erhard-Anlage 1 60327 Frankfurt am Main, Gearmany
主催 Messe Frankfurt Exhibition GmbH

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Messe Frankfurt Hall