Fujitsu×Yamaha Design Project

- 愛される携帯電話とは?
使いこなすことの喜びにあふれた携帯電話の提案。

「誰しも、永く使った道具には愛着を持つものだ。では、いったいなにが人をそうさせるのか?」この問いかけに応える「愛される携帯電話」の姿を見いだすこと、それがこのプロジェクトの目的でした。
我々は楽器がおのずと持つ魅力から、使いやすさはもちろん、むしろその心地よさ、人の気持ちが表現できるということの大事さ、そして使いこなすことによって生まれる道具と人との親密な絆、などの要素を見いだし、これらの魅力をそのデザインに込めて、人の行為がそのまま表現になるような、使いこなすことの喜びにあふれた携帯電話を提案しました。

Behavior as performance, more playful rather than useful.

bpm.

bmp.

音への、執着。
電話として一番大切なのは、やっぱりその「音」の良さ、そして「耳」触りではないか?
首に挟む。バックに挟む。ボリュームのあるイヤーパッドが愛らしく、サマになる仕草をさりげなく促します。

CASTA・NET

CASTA・NET

余計な機能はいらない。単機能で愛されたい。かかってきた電話にさっと出る時の、さりげない動作。掌になじむ手放しがたい感触。あけた時のコンっという音。 通信サービスが多様化した時代だからこそ、話すこと、手に持つことを大切にしたい。

CASE-X

CASE-X

ガンガンに使い込んでできた傷は美しい。そして内には磨きぬかれたパネルと愛らしい着信音チャイム。
そんな楽器ケースの内外のようなコントラストを切り替える手さばきはちょっとマジシャンのよう。
いつまでも続けたくなります。