[メインビジュアル] 国際障がい者デー2024
ブランドストーリー

Sound and Music is for Everyone

音楽には人々を結びつける力があります。私たちはUnited Soundとのパートナーシップを通して、障がいのある学生たちの支援に取り組んでいます。
私たちがどのように変化を起こし、すべての人々の声が尊重される場を作り出しているかについて。

音楽を通じた、インクルーシブな世界の実現に向けた取り組みをご覧ください。

United Sound

誰もが心震える瞬間を創り出すことができる

障がいのある人々の音楽的功績を称えて

Marcusさんはいろいろな意味で典型的なティーンエイジャーです。おしゃべり好きで、人当たりがよく、学校ではバンドとオーケストラに所属しています。しかし、彼は障がいを持っているため、学校生活を送るうえでサポートが必要です。

それでも彼は心震える瞬間を創出し続けています。

Marcusさんは、米国を拠点とする団体United Soundが提供する先駆的なメンターシップ・プログラムのおかげで、高校の上級生でホルン奏者のSophie Hawkinsさんと定期的に交流し、必要なマンツーマン指導を受けています。

「初めて練習室に入った日はかなり緊張しました」とSophieさんは回想します。「間違ったことを言ってしまうかもと思いました。でもMarcusと話し始めて、それまで一度も話したことがなかったのに、彼は自然に私を友達として迎え入れてくれました」

[写真] 誰もが心震える瞬間を創り出すことができる

United Soundについて

[写真] United Soundについて

United Soundは、知的障がい、発達障がいのある生徒のための器楽クラブで、学校で活動しています。2014年の発足以来、全国の高校、中学校、大学に100を超える拠点を設立してきました。

[写真] Julie Duty氏
Julie Duty氏

「私たちの使命は、音楽を通じて障壁を取り除き、社会を変えていくことです」と説明するのは、創設者兼エグゼクティブ・ディレクターのJulie Duty氏です。「私たちはそのためにいくつかのプログラムを設けていますが、中でも一番基本となるプログラムは、主に健常者の学生が障がいのある学生に楽器を教えて一緒にアンサンブルで演奏する、ピア・メンタリング・プログラムです。私たちのルールはたった2つ、教えるのは教師ではなく演奏者であるということ、そして学期ごとに演奏の機会を設けるということです」。さらに、United Sound はプログラムに参加できない一部の学生が楽器を入手できるように支援することもあります。

Duty氏は同団体の設立を決めたきっかけを覚えています。「教師になって3年目くらいのあるとき、目から鱗が落ちるような瞬間がありました。みんなで一緒に何かしたかったのですが、何をすればいいのか全く分からなかったのです。(私が指揮を担当していた)学校のバンドの生徒92人のうち3人が自閉症で、2人は話すことができません。彼らは本当の意味で一緒に何かすることができなかった…そして私は彼らが本当に必要としているものを与えられなかったのです」

達成感

[写真] Katelynさんと母親のCindyさん
Katelynさんと母親のCindyさん

KatelynさんもUnited Soundのピア・メンタリング・プログラムから大きな恩恵を受けた学生の1人です。「ほとんどの親と同じです。子供たちが友達を作れるか、いじめられたりしないか、親なら心配ですよね」と母親のCindyさんは言います。「いじめられてしまうのではないか? 特別な支援が必要な子供の場合は、その心配はもう少し大きいと思います」

彼女はKatelynさんの方を向いて尋ねます。「あなたが成し遂げた一番大きなことは何だった?」

「ローズ・パレードのマーチングバンドに参加したこと」と娘は誇らしげに答えます。

Cindyさんはそのことを思い出して感極まったように頷きます。「娘が(そんなことが)できるようになると言われたとき、涙がこぼれました」

真の貢献をする

[画像] “So much of the time we think that inclusion is a place, but having friends and knowing that you are part of something and you're making an authentic contribution, that's inclusion.”

「インクルージョンとは場所のことだと考えられることが本当に多いのですが、友達がいて、自分が何かの一部であり、本物の貢献をしていると知ること、それこそがインクルージョンなのです」

Julie Duty氏はこう説明します。「演奏者の中には、一音だけを担当する人もいますが、彼らはきちんと正しいタイミングで音を鳴らしているのです。バンド演奏のクラスでは、Bフラットがたくさん出てきます。ひっきりなしに出てくるのです。休符が多く入るようにメンターが修正したパート譜に沿って、コードとして聞こえるように生徒たちが正しいタイミングでBフラットを演奏すること、それはまさに(バンドへの)貢献なのです。」

Duty氏はこう続けます。「インクルージョンとは場所のことだと考えられることが本当に多いです。ですが、友達がいて、自分が何かの一部であり、本物の貢献をしていると知ること、それこそがインクルージョンなのです」

充実した人生

[写真] Marcusさんと父親のLuisさん
Marcusさんと父親のLuisさん

「私たちのやってきたことすべてが、充実した人生を送れるようMarcusを導いてくれることを願っています」と、Marcusさんの父親のLuisさんは言います。「息子は仕事もできるし、いつか結婚もできる。私たちはそういったすべてを息子に望んでいます」

それを聞いてどう感じるか聞かれ、Marcusさんは「いいね、いいね」と満面の笑みを浮かべて力強く答えます。

MarcusさんやKatelynさん、そして彼らの仲間たちの経験と功績は、音楽がまさに世界共通の言語であり、障がいの有無を超越するものであることを証明しています。彼らはまさに、音楽を奏でることは学び、成長、友情、理解を促す強力な力であるという考えを体現しているのです。

ヤマハはUnited Soundのゴールド・スポンサーです。詳細については、こちらをご覧ください。

国際障害者デーは毎年12月3日に定められた、国連が制定した国際デーの1つです。詳細については、こちらをご覧ください。

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