[メインビジュアル] Pattera Sutanthavibulさん
ブランドストーリー

Pattera Sutanthavibul

ヤマハ音楽教室エデュケーションマネージャー。ヤマハ音楽振興会や海外機関との、ヤマハ・インターナショナル・ハイライトコンサートや、ジュニアオリジナルコンサートなど教育支援活動の調整を担当。ヤマハグレード(音楽能力検定制度)認定試験官。

一生涯の情熱を捧げる音楽の学び

Pattera Sutanthavibulとの対談

Pattera Sutanthavibulさんに、これまでのキャリアと、音楽や教育についてのお考えを伺いました。

音楽に関連する経歴

Patteraさんは音楽に対する情熱を祖父母から受け継ぎ、幼少期からいつも音楽に夢中でした。「いとこのピアノ教本を使って自宅で初めてキーボードを弾きました。教本には作曲者の名前が記されており、私も教本に自分の名前が載るようになりたいと言いました」。両親は早い時期から将来のキャリアの準備をするのは良いことだと考えていました。ピアノ講師になることも選択肢の1つと考え、3歳半の時にピアノのレッスンを受け始めました。

[写真] Pattera Sutanthavibulさん
[写真] Pattera Sutanthavibulさん

Patteraさんはいつも、自分の経験や旅行で感じたことを作曲に取り入れます。母親以外に彼女の音楽活動に影響を与えた女性は講師の方々だと言います。「私の先生たち、両親、私が大好きな人たちがインスピレーションを与えてくれます。先生方は私のお手本なので、私も自分の生徒たちにとってそうでありたいと考えています」

音楽と教育に関する考え

音楽のレッスンを効果的に行うには、まず講師が生徒と良い関係を築かなければならないと思います。生徒は講師に安心感を抱くようになると、どのようなことも進んで学ぼうとするようになります。講師も生徒を信頼しなければなりません。「音楽が生徒の生活の一部となることは何にも勝る喜びです。音楽を将来のキャリアとして続けていかない生徒もいますが、音楽は生徒の人格を形成していると信じています」。音楽は喜びを与える以外にも、人と人とを結びつけ、規律を生み、生きる上で役立つ人生の重要なスキルを自然に学ばせるのに役立ちます。

西洋音楽の歴史を見ると、圧倒的に男性の作曲家たちの存在感が突出しており、楽曲の規範に影響力があることは否定できず、そのため有名な楽曲の中には女性ピアニストには体力的にきつい曲も多くあります。しかし、体力だけが良い音楽を作るための重要な要素ではありません。演奏を通じて感情を伝える能力も同様に重要です。

「私が敬愛する先生は、音楽の色調は黒だ、白だなどとはっきりしたものではなく、グレーなんですよと言っていました。最も大切なのは、性別に関係なく、音楽に対する情熱と愛を持ち続けることなのです」

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