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Nattaporn Pakalong

ヤマハ音楽教室バイオリン科研修スタッフ。ヤマハグレード(音楽能力検定制度)認定試験官。

演奏で気持ちを伝える

Dr. Nattaporn Pakalongとの対談

Nattaporn Pakalongさんに、これまでのキャリアと、音楽や教育についてのお考えを伺いました。

音楽に関連する経歴

Nattapornさんの音楽キャリアを形成するインスピレーションと原動力は、音楽に強い情熱を持つ母親によるものでした。その粘り強さに後押しされ、現在のNattapornさんとなったのです。

Nattapornさんの記憶によると、彼女の母親はいつでも、他の活動や学業よりもエレクトーンの練習を優先していました。毎週土曜日に母親に連れられてヤマハ音楽教室に通いましたが、彼女は他の子どもたちと同じように、少し遅く起きてテレビを見たいと思っていました。「母は学業にはあまり力を入れていませんでしたが、私の音楽のレッスンには真剣に取り組んでいました。高校入学時に、母は私に2つ目の楽器としてバイオリンを習わせました。そのことがきっかけで、今に至ります」

音楽と教育についての考え

幼児科クラスで初めて音楽のトレーニングに取り組み、その後、芸術教育を学ぶ道に進みました。勉強と並行してすでに音楽学校での指導を行っており、自宅で個人指導も行っていました。卒業後、Nattapornさんは、サイアム・ミュージック・ヤマハ(Siam Music Yamaha Co., Ltd.)で働き始めました。「音楽教育が中心の仕事をさせていただいていることを本当に誇りに思っています。音楽教育は、身体面、感情面、社会面、精神面での子どもたちの発達にとって、さまざまな点でプラスになるからです」。特に子どもは演奏中に、緊張を和らげて身体をコントロールすることを学びます。Nattapornさんがよく生徒たちに言う言葉があります。「音符の一つ一つに意味があります。テクニカルに走りすぎることなく、シンプルで美しいメロディーを奏でてください」。

[写真] Nattaporn Pakalongさん

指導する上での最終的な目標は、生徒たちの中に音楽への愛と自制心を育み、自力でもっと多くの音楽を練習して探求する方法を身に付けさせて、自信を与えることです。同時に、常に新しい指導方法を確認して、個々の生徒に合わせた教え方をすることが不可欠です。

「バイオリンの場合、体格は音色に影響するかもしれませんが、性別は影響しません。音楽に制限はありません、あらゆる人のために存在するのです」

[写真] Nattaporn Pakalongさん
[写真] Nattaporn Pakalongさん

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