[ 画像 ] 今週の音楽記事から 音楽ジャーナリストの眼 毎週月曜更新

毎日新聞:記事一覧

毎日新聞 │配信日: 2020/7/6

<Interview>ツケメン 原点を見つめ直して クラシックの名曲を「時短」

 クラシック・クロスオーバーのジャンルは、常に一定のファンが存在する。誰が聞いても「きれい」「心地よい」と感じるサウンドは、時代を超えるということであろう。今、そのジャンルでの人気の筆頭は3人組「TSUKEMEN(ツケメン)」と言って間違いない。クラシック曲を大胆に短縮...

毎日新聞 │配信日: 2020/7/6

<Interview>瀬木貴将 秘境の魅力、曲に込め 25周年の集大成アルバム「360°」

 南米の民族音楽家でなければ、まず手に取ることのない楽器「サンポーニャ」を現代の一般楽器として吹き続ける瀬木貴将(せぎたかまさ)が、ソロデビュー25周年を迎え、一つの集大成となるアルバム「360°」(ポニーキャニオン)を発表した。 瀬木は、13歳の時に、サンポーニャやケ...

毎日新聞 │配信日: 2020/6/29

<Interview>八代亜紀 アキが「歌の心」代弁 音楽の自由を伝え続け半世紀

 五木寛之が、大衆音楽ビジネス界を描いた「艶歌」を発表したのが1966年。演歌とポップスの対立構造を軸にして歌の本質を問う名作である。その後「海峡物語」(77年)「旅の終りに」(86年)とほぼ10年置きに連作化され、演歌を「艶」「怨」「縁」などと当て字しながら「歌は民族...

毎日新聞 │配信日: 2020/6/29

<新・コンサートを読む>レーヴェを歌う35年前の小さな演奏会 現代を照射する黒い棺=梅津時比古

 コンサートが世界から消えて、ほぼ3カ月たつ。これは何百年前に戻ったことになるのだろうか? 世界全体に動かしがたい沈黙がとぐろを巻いて横たわっている気がする。 たとえば、二、三百年前の状況に戻ったとすると、ちょうどベートーベン生誕250年の今年から時計の針を逆回しにした...

毎日新聞 │配信日: 2020/6/22

<特薦盤>歌謡曲・ポップス 川崎浩・選

 ■木山裕策/ラヴ&メモリーズ(キング) 2008年、「home」という、父から子供に歌う家族ソングが流行した。その年の「紅白歌合戦」でも歌われたヒットである。歌った木山裕策は、がんを克服し、自分の声を子供に残したかったサラリーマン歌手などと、周辺ネタばかりが強調された...

毎日新聞 │配信日: 2020/6/15

<特薦盤>クラシック 梅津時比古・選

 ■西脇義訓指揮デア・リング東京オーケストラ/ブルックナー≪交響曲第7番≫(N&F) 冒頭から雄大でこまやかな、世界の原初を思わせる響きに打たれる。オーケストラのどのパートの一音においても、精神が身体化している。これまでのオーケストラの配置を全く変え、全員前を向いたり、...

毎日新聞 │配信日: 2020/6/15

<大衆音楽月評>「新しいライブ様式」を提案=専門編集委員・川崎浩

 全国に発令されていた緊急事態宣言は、経済活動優先でなしくずしに解除されたが、各自治体は自粛要請をほとんど継続したままであり、ライブハウスの解禁は、当然のように、最後の最後に回されている。音楽好きの黒岩祐治知事が采配をふるう神奈川県だけは「感染防止対策を徹底しているなら...

毎日新聞 │配信日: 2020/6/8

<Interview>加藤登紀子 祈り、歌えば通じる 55周年「想い」込め作曲

 「毎日発表される感染者の数字を当たり前のように受け止めていることに、すごく違和感を持っているの。生きている、暮らしている、という営みは数字ではない。苦しんでいる人、助けてくれている人、愛する人のそばで、生きていたいという歌を歌わないといけないでしょう」。今年、歌手生活...

毎日新聞 │配信日: 2020/6/8

<Interview>さだまさし 生きる理由を歌う 新アルバム「存在理由」 中村医師も追悼

 きっかけは2018年7月の「西日本豪雨」にさかのぼる。被災地に立ったさだまさしは、あまりの惨状に声を失った。知人の加藤タキ・難民を助ける会副理事長に「どう思う?」と連絡を取った。加藤は「『さだまさし』が勇気づけることが、あなたのレゾンデートルよ」とさだに発破をかけた。...