[ 画像 ] 今週の音楽記事から 音楽ジャーナリストの眼 毎週月曜更新

毎日新聞:記事一覧

毎日新聞 │配信日: 2018/9/17

<特薦盤>クラシック 梅津時比古・選

 ■ルネ・ヤーコプス指揮フライブルク・バロック・オーケストラ、RIAS室内合唱団、カルトホイザー(ソプラノ)他/モーツァルト レクイエム(キング) ほとんど未完のモーツァルト《レクイエム》に関しては全く「真正」の補筆などあり得ない。批判を浴びながらも従来のジュスマイヤー...

毎日新聞 │配信日: 2018/9/17

<大衆音楽月評>安室文化、引き継ぎ先は?=専門編集委員・川崎浩

 「16日に25年間の活動を終える」と、引退を表明している安室奈美恵に関しての話題が盛り上がっている。故郷・沖縄では当日、引退記念の花火大会が宜野湾市のビーチで行われる。そして前日にはビーチ近くの会場で前夜祭も開かれ、本人が登場する。ここがピークとなるだろう。今から「ア...

毎日新聞 │配信日: 2018/9/17

<演歌・歌謡ラボ>堀内孝雄/山崎ハコ=専門編集委員・川崎浩

 ◇堀内孝雄 大人を救済する情感 「ジャンルを超える」という物言いは、難事業を想像させる。実際、一つのジャンルにこだわる歌手はそうだろう。だが、そもそも既成ジャンルを意に介さない歌手は「何、それ」と笑い飛ばす。堀内孝雄はその筆頭である。 実家の食堂で流れる三橋美智也と姉...

毎日新聞 │配信日: 2018/9/10

<POPSこぼれっ話>今も「熱い」クリエイション

 「熱い!」 例年なら海風がさわやかな横浜・赤レンガ倉庫も、今年はライブハウス「モーションブルー」に到着する前に汗まみれである。だが、演奏が始まると、「暑い」を超えて「熱い」のなんの。世界で活躍したロックバンド「クリエイション」のリーダー・竹田和夫のデビュー50周年を記...

毎日新聞 │配信日: 2018/9/10

<Topics>バイロイト音楽祭 絶賛を浴びるティーレマン 行きすぎた「読み直し」揺り戻す

 作曲家、リヒャルト・ワーグナーの意図を開示する音楽祭として、ワーグナーの楽劇(オペラ)だけを上演するドイツ伝統の「バイロイト音楽祭」。毎夏、ひとつの演目が装いを変え、その新演出が大きな注目を浴びる。バイロイトでの新演出が世界のオペラに「読み直し」の方向性を与えてきたか...

毎日新聞 │配信日: 2018/9/3

<Interview>加山雄三 戦争の記憶が原点 自作自演の演歌が好評

 シンガー・ソングライターの先駆者、加山雄三が、演歌を自作自演し、話題を呼んでいる。シングルは「嘘よ/残り酒」(ドリーミュージック)、アルバムは「演歌の若大将 Club光進丸」(同)。 「母親が流行歌と民謡が好きだったので、自然と聴いていた。それより、終戦直後に『リンゴ...

毎日新聞 │配信日: 2018/8/27

<演歌・歌謡ラボ>神野美伽/丘みどり=専門編集委員・川崎浩

 ◇神野美伽 今、夢の中、真っ最中 目を離すとあっという間に違うところにいる超能力者のようなアーティストがいる。こんな歌手は演歌界に多い。その代表が神野美伽である。ニューヨークのジャズクラブで歌うのは知られていたが、今年はテキサスのSXSWコンベンション、仙台郊外の「ア...

毎日新聞 │配信日: 2018/8/27

<特薦盤>歌謡曲・ポップス 川崎浩・選

 ■宮川泰/テレビテーマ・ワールド(コロムビア) 昭和歌謡を定義するに当たって、メディア、特にテレビの役割や意味を重要視するのは間違っていないだろう。このアルバムは、昭和歌謡を代表する作曲家の一人・宮川泰が、テレビのために書いた「シャボン玉ホリデー」「ゲバゲバ90分!」...

毎日新聞 │配信日: 2018/8/27

<Interview>柏木由紀子 九ちゃんの声、家族と共に 「心の瞳」32年後に“完成”

 「本当に子煩悩で『家庭が一番』という人でした。子供も娘2人だけだったので、甘かった。娘たちも『パパ、パパ』と取り合っていた」。柏木由紀子は亡き夫・坂本九をこう思い出す。     ■  ■ 1985年8月12日、日本航空123便ジャンボ機は、群馬県上野村の「御巣鷹の尾根...

毎日新聞 │配信日: 2018/8/27

<Interview>野平一郎 宙づりの自分自身を探して オペラ《亡命》作曲 22、23日初演

 野平一郎のオペラ《亡命》の世界初演が「サントリーホール サマーフェスティバル2018」で行われる(22、23日、東京・サントリーホール)。野平に「亡命」の概念は何か、聞いた。 野平と音楽学者の野平多美夫妻によるテキストは基本的に1950年代のハンガリー動乱を背景にする...