[ 画像 ] 今週の音楽記事から 音楽ジャーナリストの眼 毎週月曜更新

毎日新聞:記事一覧

毎日新聞 │配信日: 2019/3/18

<Topics>クルレンツィス旋風 破天荒かコンサバか ハイテク時代に生き、クラシック音楽を追求

 2月、ギリシャ出身のテオドール・クルレンツィス指揮ムジカエテルナの初来日公演が、音楽界に旋風を引き起こした。指揮者として久々に話題を呼ぶこの若手の魅力は何だろうか? まず「音楽界はクルレンツィスがいなければ、もっと退屈なものになっただろう」(英タイムズ)などヨーロッパ...

毎日新聞 │配信日: 2019/3/18

<らっこ・アーティスト>ダウンタウン・フォーリーズ 大衆芸の原点今に

 近年話題のハリウッド映画を見ていると音楽がテーマないしは裏テーマの作品が少なくない。アカデミー賞で大盛り上がりした「ラ・ラ・ランド」が、懐かしのミュージカル映画の話法をしっかり踏襲していたのは記憶に残っているし、そもそもそのD・チャゼル監督はドラムスのレッスンを描いた...

毎日新聞 │配信日: 2019/3/18

<特薦盤>クラシック 梅津時比古・選

 ■ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ヴィルへルム・フルトヴェングラー/ドイツ帝国放送局1939−1945 フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルの多くの演奏会が1939年から第二次世界大戦終戦の45年まで、ドイツ帝国放送局で録音されラジオ放送された。そのうちの現存す...

毎日新聞 │配信日: 2019/3/18

<Interview>押尾コータロー 新たな色、生んだ出合い 新アルバム「エンカウンター」発表

 ギターの奏法の常識を飛び越えた斬新なテクニックで音楽世界を作り上げる押尾コータローが、新アルバム「エンカウンター」(ソニー)を発表し、全国ツアーを開始する。 押尾は中学時代からギターを弾き始め、高校卒業後、本格的に習得し、大阪でバンド活動を開始した。バンド解散後にソロ...

毎日新聞 │配信日: 2019/3/18

<新・コンサートを読む>ムーティ指揮シカゴ響 ヴェルディ《レクイエム》 我を解き放ちたまえ=梅津時比古

 相次いで知人の死に遭遇した。一人は深く親交のあったドイツ人で、葬儀は教会で行われた。一人は社会的なつながりのある日本人で、お経を上げて葬儀が行われた。前者は感覚的にも、考え方にも分かり合えるところが多く、後者はその生き方があまり理解できなかった。 共通していたのは、葬...

毎日新聞 │配信日: 2019/3/11

<らっこ・ライブ・レビュー>近藤等則 IMA21 宇宙と交信する魂

 1977年だったか。昨年秋閉店した渋谷のジャズ喫茶「メアリージェーン」でギターのデレク・ベイリーとベース吉沢元治、トランペット近藤等則のライブが行われた。近藤は、目の前のアルミ灰皿をミュートにして吸い殻をまき散らしながら吹きまくり、異次元のサウンドを聴かせた。“イカレ...

毎日新聞 │配信日: 2019/3/4

<Interview>柴田淳 12枚目のオリジナルアルバム サウンドに重心、貫き

 シンガー・ソングライターの柴田淳が、12枚目のオリジナルアルバム「ブライニクル」(ビクター)を発表。都市ツアーを開催中である。 柴田は2002年のアルバム「オールトの雲」以降、カバーやベストも含めると17作という人気者である。が、誰もが知るポピュラリティーを持っている...

毎日新聞 │配信日: 2019/2/25

<大衆音楽月評>「共和党的」から「民主党的」に=専門編集委員・川崎浩

 11日(米国時間10日)、第61回グラミー賞授賞式が開催され各賞が発表された。良かれあしかれ世界の「大衆音楽の方向性」を表す賞であるから注目度は高い。ヒロ・ムライ(村井邦啓)が監督した「ディス・イズ・アメリカ」のミュージックビデオが「最優秀賞」を受賞したので大騒ぎだが...

毎日新聞 │配信日: 2019/2/25

<特薦盤>歌謡曲・ポップス 川崎浩・選

 ■フランキー堺とシティ・スリッカーズ/スパイク・ジョーンズ・スタイル(コロムビア) 役者として知られるフランキー堺が特異な発想を持った音楽家であったことを証明した貴重なアルバムの復刻盤。この音楽が存在した昭和30年前後の日本人の感性が誇らしい。また、SP原盤から音源を...