[ 画像 ] 今週の音楽記事から 音楽ジャーナリストの眼 毎週月曜更新

毎日新聞:記事一覧

毎日新聞 │配信日: 2018/5/21

<演歌・歌謡ラボ>山内惠介/走裕介=専門編集委員・川崎浩

 ◇山内惠介 もう一歩、世界広げる 演歌系歌手がよく口にする「師匠」とは、デビューまで面倒を見る音楽関係者のことである。作曲家の場合が多く、歌の指導をする場合もあり、身の回りの世話をさせるだけのこともある。念入りな指導で有名なのが水森英夫で、弟子に氷川きよし、森山愛子、...

毎日新聞 │配信日: 2018/5/21

<大衆音楽月評>「芸能人は特別」通用しない=専門編集委員・川崎浩

 芸能は、リビドー(衝動)やエロスを根源とした情動、情念の様子を歌舞音曲として表現する場合が少なくない。近年の日本のポップスは「僕はかわいそう」で始まり「僕は寂しい」けど「僕は一人じゃない」から「僕は頑張れる」という自己完結で循環する物語が定番となっているが、一昔前は「...

毎日新聞 │配信日: 2018/5/21

<特薦盤>歌謡曲・ポップス 川崎浩・選

 ■伊藤咲子/恋する名曲娘(コロムビア) 1970年代アイドルが続々と還暦を迎える時期となった。伊藤咲子は58年生まれで60歳を迎えた。73年に日テレ「スター誕生!」で優勝し、翌年「ひまわり娘」でデビュー。「木枯しの二人」「乙女のワルツ」「きみ可愛いね」など連続ヒットし...

毎日新聞 │配信日: 2018/5/14

<特薦盤>クラシック 梅津時比古・選

 ■ルガーノ・フェスティバル〜アルゲリッチ・プロジェクトの記録(ワーナー) 冒頭のラヴェル《オンディーヌ》から自由奔放、いわゆる約束事も無視して自らの音楽を追求する。このようにコンクールで弾けば落選するかもしれない(この曲はコンクールでよく取り上げられる)。しかしここに...

毎日新聞 │配信日: 2018/5/14

<Interview>伊藤恵 いよいよベートーベンへ 《熱情》と《ワルトシュタイン》録音

 ピアニストの伊藤恵がベートーベンのピアノソナタ《熱情》と《ワルトシュタイン》をCDに録音した。これまで伊藤は1人ずつの作曲家に長年をかけて取り組んできた。デビューから20年をかけシューマンのピアノ作品を網羅した「シューマニアーナ」シリーズ全13枚のCDを刊行、続いてシ...

毎日新聞 │配信日: 2018/5/14

<POPSこぼれっ話>ラジカセ復活とスピーカーイス

 流行の最先端を走るファッション業界やその関係者が集まる場所で、アナログプレーヤー、真空管アンプ、巨大スピーカーをそろえて、音楽を流す場面を数多く見かけるようになってきた。ジャズ喫茶ではなく、セレクトショップや普通のバーなどで、である。“いい音が、いい時間や空間を生み、...

毎日新聞 │配信日: 2018/4/30

<Interview>STU48 暗いからこそ見える何か 深刻であれとメッセージを送るアイドル

 最近アイドルが“暗い”。陰りがあるとか、クールだとかいうレベルでなく、絶望的な深刻さまで感じさせる。明るく楽しく笑顔いっぱいという「陽」のアイドル像が、もはや、前向きの姿勢やポジティブな気分を表さなくなったのだろうか。いや、前向きでもポジティブでもないのが、今のアイド...

毎日新聞 │配信日: 2018/4/30

<演歌・歌謡ラボ>原田悠里/田川寿美=専門編集委員・川崎浩

 ◇原田悠里 責任果たす歌手に 「演歌」をどう位置付けるか。厳密に語る人はあまりいない。音楽「ジャンル」なのか歌唱「スタイル」なのか。ロッカーが言うような「生き方」や「精神」なのか……。原田悠里の場合「歌手の姿勢で表す歌唱スタイル」と言えようか。 新作「無情の波止場」(...

毎日新聞 │配信日: 2018/4/30

<新・コンサートを読む>井上道義指揮大阪フィルのショスタコーヴィチ=梅津時比古

 ◇時代の価値観による弾圧 新しい社会人や新入生が、春の光を吸いとって歩いている。 いつの時代も、その若さは裏切られることがある。 井上道義指揮大阪フィルハーモニー交響楽団が、第516回定期演奏会で、旧ソ連の作曲家、ショスタコーヴィチの交響曲第2番《十月革命》、同3番《...