[ 画像 ] 今週の音楽記事から 音楽ジャーナリストの眼 毎週月曜更新

毎日新聞:記事一覧

毎日新聞 │配信日: 2018/11/12

<POPSこぼれっ話>18年ぶり復活「NOBU CAINE」

 最近、ベテランの頑張りが目に付く。50周年を記念する和田アキ子の武道館公演は、たくさんのベテランと若手が集結し豪華絢爛(けんらん)なステージで目を奪い、同時期の沢田研二埼玉公演は、本人が中止にしたことで、スターの意地を見せつけた。 その下の世代も負けてはいない。パーカ...

毎日新聞 │配信日: 2018/11/5

<演歌・歌謡ラボ>西尾夕紀/大石まどか=専門編集委員・川崎浩

 ◇西尾夕紀 自分と重なる覚悟 ものまねの対象が自分よりうま過ぎるとまねはできない。つまり、ものまね上手は歌がうまい。西尾夕紀は、ものまね番組の常連どころかチャンピオンクラスである。演歌はもとよりポップス、歌謡曲、どんな質の声でも出せるのではないかと思うくらい、まねも歌...

毎日新聞 │配信日: 2018/11/5

<Interview>石川さゆり 「さよなら」より「大丈夫」 「いきものがかり」の水野とコラボ

 「きっとだいじょうぶ」……。石川さゆりの最新シングル曲「花が咲いている」(テイチク)は若者に人気のユニット「いきものがかり」の水野良樹が作詞作曲した作品である。「いきものがかり」は、昨年1月に「放牧宣言」を行って活動休止に入っている。曲の底流には別れの寂しさや喪失感が...

毎日新聞 │配信日: 2018/10/29

<新・コンサートを読む>天守閣の下の《トスカ》 ピアニッシモの激情=梅津時比古

 名古屋城の天守閣の下に広い仮設舞台がしつらえられ、教会の内部がセットされていた。夕闇、あるいは曇りなのか、灰色の空に思いがけず引き立つ金のしゃちほこが一対、表面に水が流れるような輝きを見せている。雨の天気予報もあり、つい目が空へ向かう。 仮設舞台の下をピットにした吉田...

毎日新聞 │配信日: 2018/10/29

<演歌・歌謡ラボ>レーモンド松屋/最上川司=専門編集委員・川崎浩

 ◇レーモンド松屋 妄想にロマン見つけ 歌謡曲の舞台は重要である。波止場の居酒屋なのか、海峡を渡るフェリーなのか……。それにより曲調も変わる。エレキ歌謡のルネサンスを目指すレーモンド松屋の新曲は「クラブジェールのママ」(ユニバーサル)。舞台は「クラブ」。そこの美人(?)...

毎日新聞 │配信日: 2018/10/22

<特薦盤>歌謡曲・ポップス 川崎浩・選

 ■岩崎宏美/PRESENT(テイチク) オリジナルアルバムを出し続けられる歌手というのは、今や、貴重な存在である。本人の意欲、ファンの待望だけでなく、社会の受容が必要である。「作品の時代的な意味」がなければ、社会は受け入れてくれない。 岩崎は近年、人間の温かさと優しさ...

毎日新聞 │配信日: 2018/10/22

<大衆音楽月評>ポップスからクラシックへ=専門編集委員・川崎浩

 9月20日、東京・サントリーホールで森山良子がクラシック公演を行った。フォーク歌手としてスタートした森山は、子供時代から慣れ親しんだジャズもさることながら、あこがれだったクラシックに対してもキャリアを重ねるに従って思いが募り、2013年にアルバムを発表。今年9月初めに...

毎日新聞 │配信日: 2018/10/15

<演歌・歌謡ラボ>小沢あきこ/森山愛子=専門編集委員・川崎浩

 ◇小沢あきこ 地元演歌で艶を出す 演歌の属性の一つに「地域性」がある。この要素は、フォーク、ニューミュージックまでは使ったが、Jポップではまず存在しない。空間イメージの限定は「格好よくない」のであろうか。その点、演歌は水森かおりを代表として「ご当地もの」の人気は根強い...