[ 画像 ] 今週の音楽記事から 音楽ジャーナリストの眼 毎週月曜更新

毎日新聞:記事一覧

毎日新聞 │配信日: 2020/11/23

<新・コンサートを読む>疾駆するカデンツァ 服部百音によるベートーベンの協奏曲=梅津時比古

 多くの協奏曲にはカデンツァと指定される部分がある。その部分は作曲されていないため、ソリストはオーケストラの伴奏から離れて1人で自由に音楽を奏でる。基本的に協奏曲に特有のもので、協奏曲の成り立ちを示すものだろう。即興性が徐々に減らされてきたクラシックにおいて、ジャズやロ...

毎日新聞 │配信日: 2020/11/23

<特薦盤>クラシック 梅津時比古・選

 ■テオ・フシュヌレ(ピアノ)/ベートーヴェン「ワルトシュタイン」「ハンマークラヴィーア」(キング) 2018年のジュネーブ国際コンクールに優勝したフランスの若手ピアニストが取り組んだデビューCDはベートーベンの大作2曲。「ワルトシュタイン」は、現代にありがちな快速のテ...

毎日新聞 │配信日: 2020/11/16

<大衆音楽月評>伸長するライブ配信サービス=専門編集委員・川崎浩

 今年も、あと2カ月を切った。この一年を象徴するヒット曲、人気曲あるいは注目のアーティストを振り返る時期がやってきたということである。だが、コロナ禍で春夏の音楽ムーブメントはほとんど存在しなかったと言っていい。その時期に録音活動もやりにくかったため、秋に入っても新作の発...

毎日新聞 │配信日: 2020/11/9

<Topics>ストリートダンスの祭典「SSDW」 オンライン開催に アンバサダーは三浦大知

 国内最大規模のストリートダンスの祭典「Shibuya Street Dance Week(SSDW)2020」(東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京など主催)は、今年は新型コロナウイルスの感染防止の観点から全プログラムをインターネット配信によるオンラインで開催する。...

毎日新聞 │配信日: 2020/11/9

<Interview>INORAN 「脳内旅行」で音楽の原風景探し

 人気ロックバンド「LUNA SEA」のギタリストであり、ソロ活動も行うINORANが、アルバム「Libertine Dreams」(キング)を発表した。昨年からLUNA SEAは、30周年記念アルバム「CROSS」を携え全国ツアーを行っていたが、今年に入ってコロナ禍で...

毎日新聞 │配信日: 2020/11/2

<Interview>RINA(ジャズピアニスト) 自分の音楽届ける喜び

 アルバム「RINA」(ヤマハ)で、このほどデビューしたジャズピアニスト、RINAが、注目されている。RINAは国立音大のジャズ専修を卒業後、米バークリー音大に留学。2018年、エリス・マルサリス国際ジャズ・ピアノ・コンペティションで2位と最優秀作曲賞を獲得。国立時代の...

毎日新聞 │配信日: 2020/11/2

<Topics>アニソンで勢い LiSA、森口博子 LiSA「鬼滅」で人気/森口、ジャズと合体を意識

 16日から全国公開されたアニメ映画「劇場版『鬼滅(きめつ)の刃(やいば)』無限列車編」の人気がすさまじく、初日の東京のTOHOシネマズ新宿は、午前7時上映開始にもかかわらず、午前6時にオープン。全12スクリーン中11スクリーンを「鬼滅」に充て、1日で42回上映する驚異...

毎日新聞 │配信日: 2020/11/2

<Interview>原田知世 自分で考えて表現 4年ぶりシリーズ「恋愛小説3」

 最近は役者の仕事が多かった原田知世が、4年ぶりのアルバムシリーズの第3弾「恋愛小説3~You & Me」(ユニバーサル)を発表、久しぶりの歌手活動をスタートさせた。 「恋愛小説」は「名曲の一曲一曲を短編小説と捉えて、その物語に新しい演出を施して、私が語り部や演者になっ...

毎日新聞 │配信日: 2020/10/26

<新・コンサートを読む>コロナ禍時代の様式 さまざまな形で行われるコンクール=梅津時比古

 今、よほどのことが無い限り「君は花のように美しい」とは、ありきたりで恥ずかしく、言葉にできない。しかし、かつての詩にはそのような表現が頻繁に書かれていた。メディアの発展につれ、各自が埋没しない美の表現を目指し始め「手術台の上でミシンとこうもり傘が出会ったように美しい」...