[ 画像 ] 今週の音楽記事から 音楽ジャーナリストの眼 毎週月曜更新

毎日新聞:記事一覧

毎日新聞 │配信日: 2020/9/28

<新・コンサートを読む>コロナ後初のオペラ上演《カルメン》 照射される愛の本質=梅津時比古

 東日本大震災の津波にすべてが流されてゆくテレビ映像を見て、「もう元に戻れない」と多くの人が感じたことは、その後のさまざまな発言で分かった。私自身は長い間、罪意識に襲われ続けた。しかし、9年たって現地を除けば社会は「元に戻って」しまった。私自身の罪意識も霧散してしまった...

毎日新聞 │配信日: 2020/9/21

<大衆音楽月評>五木、上原が新ライブモデル=専門編集委員・川崎浩

 新型コロナウイルス感染の「第2波」も縮小傾向という判断で大規模イベントなどの入場者人数制限の緩和が、政府関係筋で検討されている。医学的知見より社会的解釈がその判断に際して優先されている気がするのは、再開されつつあるライブやコンサートがまだまだ満席でない状況を見て感じる...

毎日新聞 │配信日: 2020/9/21

<特薦盤>歌謡曲・ポップス 川崎浩・選

 ■菅原洋一/和みⅡ―87才の私からあなたへ―(徳間) 「終戦の夏、私は12歳になるところでした。その後、ラジオから流れてきた歌の数々は、心の糧でした」と、8月21日に87歳になった菅原洋一は歌との出合いを振り返る。「今年はそこから75年の節目の年ですから、このアルバム...

毎日新聞 │配信日: 2020/9/14

<特薦盤>クラシック 梅津時比古・選

 ■ブッフビンダー(ピアノ)/ディアベッリ・プロジェクト(グラモフォン) 作曲と出版を行っていたアントン・ディアベッリは、1819年に自作の主題を基に50人の作曲家に1曲ずつ変奏曲を書いてもらう大変奏曲集を企画した。候補の一人だったベートーベンは拒否したものの、その後、...

毎日新聞 │配信日: 2020/9/7

<Topics>Slow LIVE 境内から2会場へ移し6日間 感染対策し開催

 例年、東京都大田区の池上本門寺で開催されていた境内の野外ライブ「Slow LIVE」が、今年は、9月12、13日の日比谷野外大音楽堂と同24~27日の東京国際フォーラムCの2会場で延べ6日間にわたって開催されることが決定した。 「Slow LIVE」は、本門寺境内に並...

毎日新聞 │配信日: 2020/9/7

<Interview>石川さゆり 日本の美を歌で残す 「JAPAN」3部作完結

 “国民的歌手”の座につきながら、常に冒険や挑戦を続けているのが、石川さゆりである。Jポップの若手と共作するなど朝飯前。時流に乗ったサウンドを求めるだけでなく、信念を持って、新世界の懐に入り込んでいく。その典型が、3月に出したシングル「しあわせに・なりたいね」(テイチク...

毎日新聞 │配信日: 2020/8/31

<音のかなたへ>クリームとユカと砂浜

 藤井聡太棋聖の快進撃がきっかけで、人工知能(AI)が将棋の世界で重視されることが門外漢にも伝わってきた。対局者の指す手の意味をAIが評価する。音楽でもすでにAIに作曲させたり、演奏を学ばせる試みもあるようだ。将棋のように、AIによる評価をコンクールや批評で活用する案も...

毎日新聞 │配信日: 2020/8/31

<Interview>五木ひろし 流行歌で「歴史」を歌う 新アルバム、若手の曲をカバー

 今、高齢者と呼ばれる大人たちが子供だった頃、「明治百年」という節目の時期があり、「明治・大正・昭和の三代を生き抜いたお年寄り」という言い回しが、日常に存在した。明治生まれは「歴史上」の扱いだった。その子供は今、自分が「昭和・平成・令和」の三代を生き「歴史化」しているこ...