音楽を楽しむ機会をすべての人に
私たちは、誰もが音楽を通して自信を持って生きられるように、様々な活動に取り組んでいます。
"SHE'S GOT THE GROOVE"活動について
ヤマハ・デ・メヒコは、音楽業界における女性の活躍を後押しすべく"She's Got the Groove"の取り組みを開始しました。メキシコでは女性差別などの社会問題が根強く残っており、ヤマハ・デ・メヒコはそういった問題に悩まされている女性たちに音楽活動による自己表現の機会を提供することによって、全ての女性が生き生きと活躍ができる社会実現を目指しています。活動の理念に賛同する女性ミュージシャンの協力を得て、本取り組みはドラムをはじめ、鍵盤楽器やギター、管楽器などを演奏する女性たちにも広がっているムーブメントになっています。ヤマハ・デ・メヒコは音楽文化の多様性に貢献するとともに、女性たちが音楽を通して情熱を共有していけるように励んでいきます。
"NOW GIRLS RULE!"団体との協業
"She's Got the Groove"の一環として、ヤマハ・デ・メヒコは"Now Girls Rule"団体と協業し、音楽のワークショップを開催しました。参加した7歳から17歳までの女性たちは、アーティストの指導のもとオリジナル曲の作曲を行いました。 ワークショップを通じて参加者は音楽の基礎を学ぶだけでなく、憧れのアーティストと出会ったり、仲間を作ることができました。
参加アーティストの思い
"She's Got the Groove" の活動推進には、ヤマハと同じ思いを持つ女性アーティストたちのサポートが不可欠でした。活動に対する彼女たちの熱い思いをピックアップします。
「私たちは社会に変化をもたらすことができると信じています。」
私は幸運にも、この素晴らしいプロジェクトの発足時から携わっています。ドラムが男の子だけのものだという先入観を捨て去ることを、若い女の子たちに伝えることが重要だと思います。私はヤマハと一緒に、変革を起こし音楽でキャリアを積むことが可能であることを、女性たちに示すことができると信じています。この機会が無ければ出会うこともできなかったであろう女性ドラマーの多くの素晴らしい作品に出会うことができました。このプロジェクトを通じ、特に中南米の人々に対し音楽に性別は関係が無いことを示し、男性ドラマーと女性ドラマー間のギャップが埋まっていくことを願っています。同時に、若い女の子たちがこの素晴らしい楽器を習熟していけるよう全力を尽くしたいです。
- Mónica Del Valle, プロドラマー・打楽器奏者
「音楽文化の多様性を尊重し、讃えたいです。」
このコンテストの審査員の一員として、女性たちがアンサンブルを通して生み出す音楽の美しさと創造性に触れることができ、大変光栄に思います。また、文化としての音楽の質を重視し、女性に平等な機会を提供することに貢献でき嬉しく思います。プロの音楽家として、才能あるアーティストたちを支援することは私の責任だと考えています。音楽文化の発展と多様性を祝福することは私自身が抱くビジョンです。コンテストを通じて音楽の未来に投資し、音楽の世界における女性の貢献が認められ評価されていくように努めます。
- Argentina Duran, メキシコ国立交響楽団 ピアニスト
"音楽に性別は関係ない。音楽は音楽なのです。"
何年もの間、男性が演奏すべきとステレオタイプ化されてきた楽器に対して、女性にも機会の扉が開かれることは非常に重要です。私はこのプロジェクトが大好きです。何故なら、誰が優れているかを決めるのではなく、皆が平等に音楽への情熱を全世界と共有することを後押しできるからです。
- Alberto Dorado, ヤマハ・デ・メヒコ ドラム担当
私たちは、性別にかかわらず誰もが音楽を通じて自信を持って生きられる社会を目指し続けます。