Yamaha Design “Synapses” inpresX

2008 / GOLF CLUB

GOOD DESIGN AWARD※inpresX VFW・DFW・DUTとして2009年に受賞


最先端の技術と素材による飛びと、道具としての美しさも備えたゴルフクラブ。

モツヨロコビ持つ喜び / Pride

単に「飛ばす」という機能のためだけでなく、ゴルフを共に楽しむための“パートナー”のような存在。

シアゲ仕上げ / Well-Made

鍛造チタンのテクスチャーの使い分けや、同じ黒の塗装でも艶やシボの違いなど、精緻な仕上げを施しています。

ツカイゴコチ使い心地 / Intuitive

心地よいショットのイメージが、掌に、そして心に残るように。打感、打球音など、感性の領域を含めた使用感を高めています。

タノモシイ頼もしい / Professional

筋肉の「量感」と腱の「コントロール性」、相反する二つの面を表現。それは、ゴルフ特有の二面性、“肉体と知性のスポーツ”を象徴しています。

ヒキゴコチ弾き心地 / Inspiring

コースの上で頼れるのは自分自身とクラブだけ。だからこそクラブはプレイヤーと共振し、一打一打に魂を込めることができるものでなくてはなりません。


Daisuke Saito
Daisuke Saito
Designer
Yamaha Design Laboratory

会心の一打のために、ゴルファーの心に作用するデザインを。

「ボールを遠くへ飛ばす」という機能。それだけを考えるのであれば、ゴルフクラブにデザインは不要なのかもしれません。しかしいったんコースに出れば、ゴルフは孤独なスポーツです。体力や技術だけでなく、ちょっとした迷いがそのままスコアに直結する「肉体と知性のスポーツ」において、大切な一打を任せられるクラブとは、ゴルファーの信頼に力強く応えるパートナーのような存在であるべきです。そのためには素材や機能だけはない、心に作用するデザインが重要なのではないでしょうか。
inpresには、鍛造チタン、カーボンなど軽さと強度を兼ね備えた高機能で高価なマテリアルがふんだんに使用され、そこには最先端の技術とテクノロジーがつぎ込まれています。しかしそれらを強調し、凄みを感じさせるような過度な装飾は排し、ゴルファーとクラブが一体となることで信頼感を築けるような落ち着きと高品位さをデザインコンセプトにしています。筋肉の「力」、それを操る腱の「知」という二面性(デュアリズム)をシンボライズしたデザイン。「飛ばす」はもとより「狙う」という精緻さを感じさせる美しい仕上げ。そしてインパクトの瞬間の爽快さが体感できる心地の良い打球音。これらはすべてゴルフの歓びを、ゴルファーと共に分かち静かに合えるパートナーとなるために磨き上げられた、inpresならではのデザインです。

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  • 補足の写真3
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