pulse
Milan Design Week 2019
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展示コンセプト
ヤマハ株式会社(以下、ヤマハ)は、世界最大規模のデザインイベント「ミラノデザインウィーク 2019」に出展します。"pulse" (パルス)をキーワードに、音に関連した4作品を展示し、複雑な心と体の状態の中にある心地良さを提示します。
これまで、ヤマハデザイン研究所は 2005年から2008年までの4年間、ヤマハの世界観を表現した作品をミラノ サローネにおいて発表してきました。世界中から訪れる人々の反応を肌で感じることで、デザイン哲学を深め、ヤマハデザインのアイデンティティをより確かなものにしてきました。11年ぶりの参加となった今回も、大真面目に且つ遊びの精神を持って、ヤマハの世界観を表現する4つの作品を展示します。
着目したのは、鼓動、脈動、情動を表す"pulse"という言葉です。ヤマハはこれまで、楽器をはじめとしたさま ざまなデザインを通じて、ユーザーの"pulse"にアプローチしてきました。そしてそれは、「プレーヤーとオーディエンスという異なる視点」「練習を要する難しさと楽しさ」「無我夢中になるほどの楽器との一体感」といったような、矛盾と複雑さをもった豊かさだと言えます。
今回の展示では、人々の“pulse”への働きかけをより洗練することで、独特の没入感を持つ体験を提案する4つの作品を展示します。喜怒哀楽といった言葉で簡単に言い表すことのできない、複雑な心と体の状態の中にある 心地よさを提示し、「心の躍動」に迫ります。
【pulse】
五感を刺激しインスピレーションを与える空間や、それを構成する音・プロダクト・オブジェクトなどを通じて、あなたの"pulse"に問いかける、なんとも言えない心地よさを感じてください。
出展作品
Pianissimo Fortissimo
Pianissimo Fortissimoは演奏できる壁面作品です。大きな絵と対峙すると、まるで自分がその世界にいるかのように感じることがあります。その感覚のまま、世界に触れることができるとしたらどうでしょう。
絵画的世界の中に浸りながら、実際に演奏できたら、心が深く深く没入していく様を感じることができるのではないでしょうか。
Fine Rainy Days
Fine Rainy Daysは雨音を発生させるHourglassです。雨の日に感じる、気だるさと心地よさが入り混じった感覚は、誰もが感じる精神体験といえます。
カプセルに封入された疑似風景にビーズが降り注ぐ、たった1分間の時間のうちに、心がすっと安らいでいく変化を感じとることができるでしょう。
Kinetic Silence
Kinetic Silenceは音と画の変化によって心地よい空間をつくり出すサウンドプレイヤーです。
私たちの身の回りにある都市の音、人々の話し声、機械音は、普段は騒音とよばれますが、これがとても気持ちよく感じられる瞬間もあります。
騒音がBGMと変化する、自分だけの瞬間を模索する行為に集中できます。
Sound Gravity
Sound Gravityは、楽器の音と振動が身体を包み込むオブジェです。音楽を感じる心の状態は複雑であり、相反する感情が共存したり、旋律によってせわしく揺れ動いたりします。
チェロを抱え、音に沈み込んでいくような体験で、いつもより増幅された感情のコントラストを味わえます。
出展概要
タイトル | pulse |
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日程 | 2019年4月9日(火)〜 14日(日)10:00~20:00 ※現地時間 ※ 4月8日(月)はプレスプレビュー(15:00~19:00) ※ 最終日4月14日(日)は18:00で終了となります |
会場 | イタリア・ミラノ Ventura Centrale, Via Ferrante Aporti 25, 20125 Milano,Italy |
入場料 | 無料 |