「Resonated Power」

AXIS180号 掲載

そのマークは、時にはモータースポーツのコンセプトカーのボンネットの中心に、時にはゴルファーが信頼を寄せるゴルフクラブのソールの中心に、周辺に漂うパワーが集約する特別なピボットとしての位置が与えられ、プロダクトの顔となる。プロダクトそのものの機能や大きさは違えども、そこに込めたつくり手の想いは、ともに熱く、激しく呼応してスポーツマインドを盛り立てる。

ブランドのシンボルマークには、そのブランドの思想やモノづくりの姿勢、矜持、そのマークを冠するプロダクトの信頼性の保証まで、すべての想いが込められている。「YAMAHA」ブランドの円形のマークは3本の音叉の組み合わせからできており、ヤマハブランドが音・音楽の探求から始まり、今では多岐にわたる趣味性の高いプロダクトづくりに携わっているというユニークな出自を表現している。