外部音場解析に関する研究がICASSP 2026で採択
2026年5月に開催される国際会議ICASSP 2026 (International Conference on Acoustics, Speech, and Signal Processing) に、当社のJuliano Ribeiro(ジュリアノ リベイロ)、松田遼、Jorge Trevino(ホルヘ トレビーニョ)のチームによる研究成果が採択されました。
今回採択された研究は、「外部音場解析」という手法の簡易化を目指したものです。外部音場解析は、音源と聴取者の位置や向きによって音がどのように変化するかを捉えて音響放射特性を推定する技術で、これまでは全方向を精密にカバーする多チャンネルのマイクアレイが必要でした。当社の研究チームは、より簡単で制約の少ない構成のマイクアレイを用い、測定のコストと複雑さを大幅に削減して正確な外部音場推定を可能にする手法を見出しました。この研究成果がICASSP 2026に採択されました。
ヤマハでは、このような技術を研究・開発しながら楽器や音響製品の音響性能を計測・解析し、製品設計の改善やユーザー体験の向上に取り組んでいます。私たちはこれからも音響技術の進化を追求し、製品づくりの革新を進めてまいります。
Juliano Ribeiro(ジュリアノ リベイロ)、松田遼、Jorge Trevino(ホルヘ トレビーニョ)
ヤマハ株式会社
研究開発統括部 基盤研究開発部 感性情報グループ
立体音響収録・再現、放射音場推定、放射指向性計測などの空間音響に関する技術の研究・開発に携わる。それぞれの強みを活かし、革新的な音響体験の実現を目指す。