Yamaha Sound Machines
2022
ローザンヌ州立美術学校と共に“音楽再生機器の再発明”をテーマにデザインしたプロトタイプ。
プロジェクト概要
音楽の楽しみ方や聴き方は時代とともに変化し、多様化してきました。コロナ禍を経て人々の価値観や生活様式が大きく変わり、物事の変化のスピードはさらに加速していくと言われています。そのような環境を踏まえて、ヤマハデザイン研究所は、スイス・ローザンヌ州立美術学校(Ecole Cantonale d'Art de Lausanne、以下、ECAL)との産学共同プロジェクトとして、これからの時代に音楽の聴かれ方がどのように変化するかを考えるワークショップを実施。ヤマハのデザイナーとECALの教授の指導のもとでECALの学生たちが課題に取り組み、最終的に6点のプロトタイプが完成しました。
現代ではスマートフォンでの音楽視聴が一般的になっていますが、今回のプロジェクトでは、そうした画面上で動作が完結する音楽体験とは一線を画し、感情を揺さぶる物理的な質感を重視してデザインに取り組みました。AIや配信コンサート、ASMRなどの最新技術やトレンドを採り入れつつフィジカルなモノとしての魅力を備えた音楽再生機器が生み出す、新たな音楽体験を提案します。
作品紹介
BandmAIt
Charlotta Åman
AI(人工知能)の力を借りて、ミュージシャンに楽器の新しい練習方法を提供する音楽プレーヤー。
ASMR Instruments
Ka Yin Cheung
ASMR(自律感覚絶頂反応)は日常生活の仕草や物音をストリーミング配信し、聴く人にリラックスしたひと時を提供するとされています。ASMR Instrumentsはデジタル機器を必要とせずに、リスナーに同様の感覚をもたらします。
Sound Frame
Jisan Chung
愛用のオブジェをトリガーとし、そのオブジェクトに関連したお気に入りの音楽を聴くことができるスピーカー。
Vertical Player
Jonas Villiger
2019年、レコードの売り上げがmp3やCDを上回りました。Vertical Playerは回転するレコードを台座に垂直にディスプレイすることで、リスナーに意外な体験を提供します。
Spezi
Silvio Rebholz
家庭でよく使われるさまざまな音楽プレーヤーを、よりスムーズに使い分けることができるホームスピーカー。
Stagespeaker
Till Ronacher
実際のコンサート環境を模倣した音と光の組み合わせで、家庭でのライブストリーミングコンサート需要の高まりに答えるホームスピーカー。
















