Workout Tool Design
2022
ヤマハ、ヤマハ発動機の在アメリカデザイナーによるワークアウトツールの共同研究。
プロジェクト概要
ヤマハ・ヤマハ発動機のデザイナーがワークアウトツールのデザインに取り組みました。両ヤマハの担当デザイナーが拠点を置くアメリカでは、ワークアウトは日常的なアクティビティであり、ルーティン化されていると言っても過言ではありません。家の中に筋トレ器具が転がっていることはごくありふれた光景であり、アメリカに住む人々にとって馴染み深いツールと言えます。
共同のフィロソフィーである「感動」を掲げる両ヤマハが、この日常的なツールをお互いのデザイン方法論を基にデザインすると一体どういった新たな価値を生み出すことができるだろうか。楽器やモビリティは共に強い身体性を伴う道具であるという点において、ワークアウトツールと近い関係にあると言えると仮定しました。
楽器やモビリティの持つ魅力、それは道具を自由自在に操る楽しさや快感、その行為の過程で夢中になっていく様などに着眼することで、両ヤマハならではのユニークな道具へと昇華させることを目指しました。
作品紹介
THE HOLDER
手の平で包み込む部分には、手に優しく沿うように柔らかな曲面で形作られた木の素材を使用。一方、指先の繊細なコントロールでダンベルを支持する部分には緊張感のあるハードな金属の素材を使用しています。手の平にはリラックスを与え、同時に指先には緊張感を与えることで、ワークアウトに必要なリラックスとストレスの緩急を促し、最大限の力を発揮させることを試みています。
人の手の部位に合わせたこの二つの素材の組み合わせは、バイオリンの美しい張りのあるボディやバイクシートのように身体にフィットしつつもダイナミックな造形を生み出しています。
ダンベルの中には加速度センサーと通信用チップが内蔵されたモジュールが搭載されており、使い手の日々のワークアウトの動きや時間等を検知・記録し、あらかじめ設定された端末へ情報を送ることが可能です。
THE GRIPPER
指一本ずつが独立したユニークなハンドグリップです。グリップを支えるための支点となる手の平側には柔らかな造形の木の素材を使用し、指先では無機質な金属の素材を使用しています。指先側のグリップはトランペットのように指一本ずつ用いて独立した操作ができる機構となっています。これにより指の一本一本で繊細に操作しているという感じを与え、指先の緊張感を高めています。ワークアウトに必要とされるリラックスとストレスを同時に与え、最大限のパフォーマンスを発揮することを期待させるツールです。
ユーザーの指のサイズに合わせて、パイプの長さを一本ずつチューニングすることが可能です。
THE EXTENDER
油圧式アームバーにインスピレーションを受けた新しい筋トレ器具。主に広背筋周りと、腕肩周りの2ウェイのトレーニングが行えます。
1つ目の使用方法は、上部両端のグリップを手で握り、土台部の木製パーツを足で押さえながら、ローリングマシンのように上体全体を使って引き上げる使い方です。それにより広背筋周りを鍛えることができます。中心にある円筒パーツが油圧ダンパーで、その下方にあるダイヤルを調整することで負荷を変更できます。














![[ 画像 ]](images/process/01.jpg)
![[ 画像 ]](images/process/02.jpg)
![[ 画像 ]](images/process/03.jpg)
![[ 画像 ]](images/process/04.jpg)
![[ 画像 ]](images/process/05.png)
![[ 画像 ]](images/process/06.jpg)
![[ 画像 ]](images/process/07.jpg)
![[ 画像 ]](images/process/08.jpg)
![[ 画像 ]](images/process/09.jpg)
![[ 画像 ]](images/process/10.jpg)
![[ 画像 ]](images/process/11.jpg)
![[ 画像 ]](images/process/12.jpg)
![[ 画像 ]](images/process/13.jpg)
![[ 画像 ]](images/process/14.png)
![[ 画像 ]](images/process/15.png)
![[ 画像 ]](images/process/16.png)
![[ 画像 ]](images/process/21.jpg)
![[ 画像 ]](images/process/22.jpg)
![[ 画像 ]](images/process/18.jpg)
![[ 画像 ]](images/process/19.jpg)
![[ 画像 ]](images/process/20.jpg)
![[ 画像 ]](images/process/17.jpg)