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Arbhanuch Yuthavong

ヤマハ音楽教室ピアノ科研修スタッフ。ヤマハグレード(音楽能力検定制度)認定試験官。

音楽を通した対話から学ぶ

Arbhanuch Yuthavongとの対談

Arbhanuch Yuthavongさんに、これまでのキャリアと、音楽や教育についてのお考えを伺いました。

音楽に関連する経歴

幼いころ、Arbhanuchさんの母はヤマハ音楽教室の幼児科を指導しており、そのクラスに彼女をよく連れて行きました。そこで寝入ってしまうまで、他の生徒たちの演奏を聴いていたものでした。4歳から幼児科コースを受講しました。その後、大学ではピアノ演奏を専攻し、大学在学中に母の教室でアシスタントを始め、その後講師になりました。

Arbhanuch さんは在学中に作曲のクラスを受講し、とあるプロジェクトに向けて、音楽活動において彼女にインスピレーションを与えてくれた祖母のために曲を作ることを決めました。彼女は、作曲が人々と意思疎通し合うもう1つの方法であることを発見しました。「演奏前はまだ毎回緊張してしまいますが、私の音楽を聴いてもらってムードが明るくなった時には喜びを感じ、いつでも心地よい気分になります」

音楽と教育についての考え

彼女は音楽の指導を通じて、さまざまな状況に対処する方法や、さまざまな特徴を持つ生徒たちに対応する方法を学びました。「私に対してやる気のない態度でいた13歳の少年を指導したことがあり、その時に、そのような振る舞いは失礼ですよと注意したことがあります」。講師は、生徒のニーズに指導スタイルを合わせて変えていくことで、レッスンが生徒たちに合った魅力的なものにしていく必要があります。Arbhanuchさんが特に力を入れているのは、誰もがレッスンを楽しんで、笑顔で帰宅できるようにすることです。「生徒たちの成長を目の当たりにするときが一番幸せです。子どもたちにはそれぞれ魅力があります。私が教えることで生徒たちは知識が身に付き、そのお返しに生徒たちは私に新鮮でプラスのエネルギーを与えてくれます」

「音楽への取り組み方に、正解はありません。みなさん自信を持って、自分の創造力を表現してください」

[写真] Arbhanuch Yuthavongさん

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