Yamaha Design “Synapses” VXS Series ''M model''

2017 / SURFACE MOUNT SPEAKER


空間と調和するサーフェスマウントスピーカー。

ミナオス見直す / Reconstruction

業務用サーフェスマウントスピーカーの現行モデルをベースに、コンパクトなスピーカーから上質なサウンドが流れるように再構築。他のモデルと同時に使用しても調和する統一感もデザインの特長です。

カンケツ簡潔 / Minimal

スピーカーの大きな角Rは、幅広い音域を想像させつつ、スピーカーの音量を最大限に引き出します。四角いスピーカーから自由に回転して設置できる円形のベース部へ、本来の機能を果たすために必要なデザイン要素のみを与えました。

チョウワ調和 / Harmony

あらゆる場所、あらゆる角度においてもその姿が美しく見えるように考えられた曲線や曲面、そして円弧状の回転接続部。商用サーフェスマウントスピーカーとしてのアイデンティティを保ちながら、周囲の環境に溶け込みます。

ショウジキ正直 / Honest

設置される環境に合わせて様々な取り付け方法に対応。シーリングマウントアダプターを用いることでスピーカーの露出を最低限に抑え、景観を損なわずに上質なサウンドを届けることができます。


Ahmet Uslu
Ahmet Uslu
Designer
Yamaha Design Laboratory

Form Follows Function.
~形態は機能に従う~

VXSシリーズ『Mモデル』のデザインテーマは「統一感」と「目立たないこと」。この2つのテーマは、スピーカー部の四角い形状からベース部の円形へと繋がる緩やかな弧の移り変わりや、その接続構造でのこだわりなど、随所に表れています。
ユーザーが様々な場所に設置できるスピーカーにしようと考え、ベース部分は商業空間での取付けに必要な構造強度を確保しつつも、どこから見ても魅力的に見える必要がありました。同時に、外観は「目立たないこと」というテーマも満たさなければなりません。私はこれまでも常に「形態は機能に従う」というデザインの鉄則を重んじてきました。デザインの形状や態様は機能によって決定されるべきだという意味の言葉です。スピーカーの角の大きなラウンド形状は、広い音域特性をビジュアル面でも表現し、物量感を最大化して見せています。また、表面をつや消しの仕上げとすることで、設置される空間に溶け込む効果が期待できます。円柱型のベースから、円柱の軸に沿ってスピーカーの格納部分に向かうと、長方形へと形が変化していきます。シンプルながら自然に繋がる曲面形状は、長い試作プロセスを経て生み出されました。その空間の壁紙や家具などのデザインとも衝突することなく、環境に溶け込むと同時にヤマハが誇る上質なサウンドを実現する超小型スピーカーを完成させることができました。
デザインに於けるすべての要素がその目的に合わせて設計されているVXSシリーズ『Mモデル』は、私の経験上、このコンセプトを最もよく体現できたプロジェクトと言えます。この形状を実現するのに向けて真剣に取り組んでくれたエンジニアたちに、心から感謝しています。

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