Yamaha Design “Synapses” reface

2015 / SYNTHESIZER

GOOD DESIGN AWARD
Red Dot Award


気軽に音作りの楽しさを味わえる電子鍵盤。

モツヨロコビ持つ喜び / Pride

いつでもどこでも、好きな場所でパッと手に取れる身近な楽器。その気の置けない存在感から、シンプルに「弾く」こと、そして「音を作る」ことの楽しさが広がります。

ショウジキ正直 / Honest

コントロールパネルには鍵盤のピッチに対応するようにツマミが配置され、両脇には正方形のスピーカーグリルを配置。コンパクトなボディに無理なく機能を収めました。基本形状を同一にしながら、本体色と操作パネルがそれぞれのモデルの特徴を表現しています。

シアゲ仕上げ / Well-Made

小さくてシンプルながら、そこに作りこまれた形と吟味された素材。モデルごとに、その楽器らしさを表現する色と質感を細かい部分まで追求しました。

イツマデモ何時までも / Timeless

機能は極力シンプルに、それゆえに触っているといつの間にかのめり込んでしまうような、弾きごたえのある飽きない楽器を目指しました。


Yoshihiro Katsumata
Yoshihiro Katsumata
Designer
Yamaha Design Laboratory

ヤマハのレガシーを蘇らせた、手軽で本格的な電子鍵盤。

refaceは、ヤマハ鍵盤楽器の往年の名器の数々を今の時代に合わせて蘇らせた、コンパクト鍵盤楽器のシリーズで、気軽に本格的な演奏と、コントロールパネルに配置されたツマミによる音作りが楽しめます。
開発の背景には近年のシンセサイザーやデジタルピアノの復刻ブームがあります。ヤマハがこれまでに作ってきた、今ではレガシーともいえるタイプの違う4つのモデルをモチーフとし、それらをすべて同じサイズのフレームの中で表現したらそれぞれの違いもわかりやすく出て面白いのでは?というところからスタートしました。ミニ鍵盤は従来よりも10ミリ長くしてより本格的なタッチが楽しめるものをreface専用に開発しました。“reface”というネーミングには、往年の名器に“再会する”という意味もありますし、“re-interface”とも言えると思います。カラーリングや素材感については、モチーフとした機種の引用もありますが、リバイバルではなく、音作りのためのインターフェースを改めてデザインし直しているからです。当初、ツマミが並ぶパネルのレイアウトを考えるにあたり、箱に入ったお菓子の詰め合わせを漠然とイメージしました。開けるといろんな色や形のお菓子が並んでいてワクワクするように、refaceのツマミも思わず触ってみたくなるような、綺麗な並びにしたいと考えました。もちろん実際の作業ではロジカルな思考がほとんどでしたが、そのイメージが最終デザインを導いたと思います。「手軽で本格」であることを表現するため、質感の精度についても、丸くするところとシャープにすべきところなどの吟味を重ねていきました。
細かい部分のこだわりはたくさんあるのですが、それは製品そのものが語ってくれていると思うので、使っていただく皆さんにふと気づいてもらえたら嬉しいです。そして、「家に帰ったらアレがある」と思えるような、持っていること自体に喜びを感じる、そして「なんとなく触っているうちにいつの間にかのめりこんでしまう」そんな身近な存在になってくれたら、と願っています。

  • 補足の画像1

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