Yamaha Design “Synapses” TENORI-ON

2008 / ELECTRONIC ENTERTAINMENT

GOOD DESIGN AWARD
(INTERACTION DESIGN PRIZE)
JIDA Design Museum Selection
全国発明表彰


メディアアーティスト岩井俊雄とのコラボで生まれた、光と音の新しい音楽インターフェース。

カンケツ簡潔 / Minimal

マグネシムの地肌と表面処理の質感にこだわった正方形の筐体には、LEDのインタフェースだけが存在するようなミニマルな構成。

スグツカエルすぐ使える / Instantly-usable

誰にでもすぐに使え、触れて遊びたくなるインタラクティブで楽しい音楽ツール。スイッチの触感と光り方にこだわり、快いタッチと光で、奏でる楽しさをすべての人に。

ヒクスガタ弾く姿 / Dual-View

16×16=256個の光るLEDは、プレイヤーだけでなく聴衆から見える本体背面にも配置。音と光が一体化した新しいパフォーマンスを可能にします。

アタラシイ新しい / Revolutionary

メディアアーティスト岩井俊雄氏とのコラボレーションから生まれた「音楽の知識が一切無くても、視覚的・直感的に作曲、演奏ができる21世紀の音楽インターフェイス」。


Toshio Iwai
Toshio Iwai
Designer
Media Artist

作り手を超え、テノリオンが自分で動き始めた瞬間。

岩井俊雄さんと「新たな電子楽器のあり方」について語りあう中で「TENORI-ON」のアイディアは生まれました。スケッチはわりと最初の段階から岩井さんが持っていたんですが、開発の初期はデジタルを象徴する「スクエアに並べられた16×16のスイッチ」を使って、どんな新しい音楽が作れるようになるのか、ということばかり考えていました。
そんなとき、ある日車に乗っていたら、雨がパラパラっと降ってきた。フロントグラスに落ちた雨粒を見ていて、この点とこの点を繋ぐと小さな三角形ができるな、こっちをつなぐと大きな四角形ができるな、それを同時に動かすと、ポリリズムができるな、と無意識に思いついて。「アッ!」これをテノリオンのスイッチで光らせたり動かせたりしたら面白いのではないか、と気づいたわけです。すぐに帰ってプログラムしてみたら、本当に面白かったんです。とても簡単な操作で、音楽的に美しい複雑なループが作れた。これは凄いと感激しました。簡単に作ったポリリズムが、僕の感性を超えたかっこいいサウンドを鳴らし始めたとき、ああ、この楽器はもう作り手を超えて自分で動き始めたんだな、と感じました。あの瞬間から、TENORI-ONは生命を得て、歩み始めたのだと思います。(開発担当:西堀)

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