ヤマハ バルコ社とのアライアンスパートナーシップを締結
“対面式会議と変わらない”リモート会議体験を実現へ

~ 出社と在宅勤務の併用など、複合的な働き方のためのソリューション ~

ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表執行役社長 中田卓也、以下「ヤマハ」)とバルコ株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:加藤浩典、以下「バルコ」)は、アライアンスパートナーシップを締結しました。当社が提供するリモート会議用スピーカーフォン「YVC-200」「YVC-330」「YVC-1000」とバルコが提供する会議ソリューションツール「ClickShare」を連携して使用することで、新型コロナウイルス感染症の影響が続く中で広がるハイブリッドなワークスタイルをより快適にします。

今回締結するアライアンスパートナーシップは、社内・社外からのオンライン会議参加者が混在するハイブリッドな会議を、より快適に実施するためのソリューション提供を目的としたものです。

ヤマハの「YVCシリーズ」は、チームコラボレーションに重心をおいた働き方やオフィス空間の変化に対応し、さわがしいオープンスペースから小・中・大規模の会議室まで、オフィスのあらゆるシチュエーションで快適な遠隔会話体験を実現するスピーカー・マイクソリューションです。まるで同僚とオフィスで会話しているような、クリアで快適な会話を実現し、スムーズな会議を提供します。

バルコの「ClickShare CXシリーズ」は、ワンクリックで遠隔画面共有を行える独自性の高いハードウェアソリューションです。これまでソフトウェア的な制御が中心だったオンライン会議の画面共有操作のさらなる簡素化を実現します。また、ディスプレイと複数のPC間のワイヤレス接続に加え、リモート会議に必要とされるカメラやマイクなどのUSB周辺機器を統合し、ワイヤレスで制御できるルームドック機能を備えており、新しいコラボレーションを提唱するワイヤレスコンファレンスソリューションです。

両社のソリューションを組み合わせることで、対面式の会議と同じように自然な、室内および遠隔地の参加者向けの魅力的な会議体験が実現します。

新型コロナウイルス感染症対策としてテレワークが一般化するなか、出社とテレワークを併用し、ハイブリッドなワークスタイルを実現する企業が増加しています。Web会議の場では、会社内ミーティングスペース・自宅等の社外スペースからの会議参加者が混在するため、ハイブリッドな会議をより快適に、スムーズに実施するための会議ツールの需要が高まっています。

YVC-200

1~4名程度の打合せに最適なポータブルUSB&Bluetoothスピーカーフォンです。360°全方位をカバーする「YVC-200」のマイクは、参加者の音声を逃さず収音可能です。収音された音声は、ヤマハ独自の音声信号処理が加わることで、ストレスとトラブルのない快適な会話体験を提供します。バッテリー内蔵、小型・軽量でカバンに入れて持ち運べるため、ミーティングコーナー・自宅・外出先などあらゆる場所で利用できます。また、白と黒のカラーバリエーションと、空間に溶け込むようなフォルムとシンプルでスタイリッシュなデザインも特徴です。

YVC-330

4~6名程度の小規模遠隔会議に最適なUSB&Bluetoothスピーカーフォンです。騒音の多い環境下でも快適なリモートコミュニケーションを実現する“Sound Cap”テクノロジーを搭載しているため、周囲の音が入り込みやすいオープンな打ち合わせスペースなどでも快適に使用いただくことが可能です。 また、スタンダードモードは6名程度の中規模会議に最適で、2台連結によって大きな会議室でも利用できます。3個の“高性能”マイクを使った話者追尾機能による高音質収音や、ヤマハ独自の多彩な音声技術、USBバスパワーでクラス最大の豊かな音量 (瞬間最大91dB)が、明瞭な会話体験を実現します。

YVC-1000

マイクとスピーカーを独立させた分離型を採用した、8~40人規模*の中大会議に最適なUSB&Bluetoothスピーカーフォンです。低音から高音までクリアに再生できるスピーカーをディスプレイの前に置くことで映像と音声の一体感を生みだし、また、ストレスのない双方向会話をサポートする適応型エコーキャンセラーなど多彩な音声処理技術が、自然で快適な遠隔コミュニケーションを実現します。連結できる拡張マイクで利用人数や会議室レイアウトへ柔軟に対応するだけでなく、外部スピーカーやハンドマイクとも接続可能です。優れた拡張性で幅広い用途に対応することで、小規模・中規模・40人を超える大規模会議から、大きな会場でのオンライン授業やセミナー配信など、様々なリモート会議スタイルを手軽に実現します。

ヤマハ YVCシリーズ:https://sound-solution.yamaha.com/products/uc

「ClickShare CXシリーズ」は、リモート会議における新しいコラボレーションのスタイルを提唱するワイヤレスコンファレンスソリューションとして、2020年に新しくリリースされました。ディスプレイと複数のPC間の接続を無線化するだけでなく、リモート会議で使用するカメラ、マイク、スピーカーフォンなどのUSB機器とワイヤレスで接続するルームドックと、利用者が手元で操作できる専用ボタンで構成されています。専用ボタンをPCに挿すことで、ルームドックに接続されたUSB機器をワイヤレスで操作できるようになり、ワンクリックでリモート会議を始める準備を整えることができます。また、映像や音声をClickShareに接続されたPC間で共有することができるため、会議に参加する全員がWeb会議ツールを起動させる必要はなくなり、音声と映像の品質を保ちます。

[ 画像 ] 「ClickShare CXシリーズ」「CX-20」
[ 画像 ] 「ClickShare CXシリーズ」「CX-30」
[ 画像 ] 「ClickShare CXシリーズ」「CX-50」
「ClickShare CXシリーズ」
左から「CX-20」「CX-30」「CX-50」

バルコは1934年にベルギーで創業(日本法人であるバルコ株式会社は1995年設立)しました。その歴史はラジオの製造から始まり、現在ではディスプレイ技術、プロジェクション技術、コラボレーション技術を核に、主にエンターテイメント、ヘルスケア、エンタープライズ向けに可視化ソリューションを開発、設計しているグローバルなテクノロジー企業です。現在では90か国以上に販売拠点を持ち、2019年の連結総売上げは1,000Mユーロを超え、従業員約3,600名、400を超える特許を取得しています。

  • ※文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
  • ※このニュースリリースに掲載されている製品情報や問い合わせ先などは、発表日現在の情報です。
    発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。

最新のニュースリリースはこちらのページをご覧ください。