新たに2種類のヘッドホンモニターモードを装備した2入力4出力モデルを発売
スタインバーグ USBオーディオインターフェース 『UR24C』
株式会社ヤマハミュージックジャパン(東京都港区)は、Steinberg Media Technologies GmbH(ドイツ ハンブルク、以下、スタインバーグ社)とヤマハ株式会社との共同開発による、スタインバーグブランドのUSBオーディオインターフェース『UR24C』を2020年4月22日(水)に発売します。
![[ 画像 ] スタインバーグ USBオーディオインターフェース 『UR24C』](images/2002280101.jpg)
『UR24C』は、USB3.0(Type-C)対応端子の搭載や最大32bit整数演算の対応など、安定動作のもと、優れた音質で録音・再生可能なUSBオーディオインターフェース「UR-Cシリーズ」に加わる2入力4出力の新モデルです。今回新たに「DAW」と「DJ」の2種類のヘッドホンモニターモードを搭載し、音楽制作だけでなく同期演奏やDJプレイにも対応したほか、前面のスライドスイッチを切り替えることで、モニターするアウトプットやモニター方法を選択することができます。
また、「UR-Cシリーズ」の他モデル同様に「dspMixFx」テクノロジーにも対応し、DSPミキサー/エフェクトによってストレスフリーな制作環境を実現しています。加えて、デジタル・オーディオ・ワークステーション(以下DAW)ソフトウェア「Cubase AI」を付属しているので、DTM初心者から、オーディオインターフェースの買い足しや買い替えを必要とするプロフェッショナルまで、幅広い層の方にお使いいただけます。
概要
- 2種類のヘッドホンモニターモードを新搭載
- 最大32bit整数/192kHzの録音再生に対応、USB 3.0(USB Type-C)対応端子を搭載
- 「dspMixFx」テクノロジーに対応し、ストレスフリーな制作環境を実現
品名 | 品番 | 価格 | 発売日 |
---|---|---|---|
スタインバーグ USBオーディオインターフェース |
UR24C | オープンプライス | 4月22日(水) |
『UR24C』主な特長
1.2種類のヘッドホンモニターモードを新搭載
『UR24C』は、新たに「DAW」と「DJ」の2種類のヘッドホンモニターモードを搭載し、設定画面での切り替えにも対応しました。また、前面のスライドスイッチで、モニターするアウトプットやモニター方法を選ぶことができます。
![[ 画像 ] モニターモードの切り替えが可能なミキサーアプリ「dspMixFx UR-C」の設定画面](images/2002280102.jpg)
ミキサーアプリ「dspMixFx UR-C」の設定画面
![[ 画像 ] 前面のスライドスイッチ](images/2002280103.jpg)
「DAW」モード
同期演奏でクリック音を出力しているアウトプットなどを選択可能です。
本モードでは、OUTPUTつまみの周囲が白く光ります。

「DJ」モード
前面スライドスイッチで曲を繋げる際のモニター方法を選べます。例えば、スイッチを左にすると、マスターで流れている楽曲をヘッドホンの右から、次に再生する曲をヘッドホンの左からモノラルでモニターできます。また、スイッチを右にすると、マスターと次に再生する曲を、ヘッドホンの左右から同時にステレオで再生してモニターできます。また、フロントのMIXノブでミックスの程度を調整することが可能です。本モードでは、OUTPUTつまみの周囲が赤く光ります。

2.最大32bit整数/192kHzの高解像度で録音再生が可能
最大32bit整数の圧倒的な情報量により、演奏を正確に捉え音のディテールを再現します。また、32bit/192kHz録音再生に対応したCubase AIが付属(ダウンロード)しているので、購入後すぐにハイレゾ音源の制作を始めることが可能です。

3.USB 3.0(USB Type-C)対応端子を搭載し、高音質・高機能を実現
『UR24C』は、USB Type-C端子を装備し、USB 3.0(USB 3.1 Gen 1)SuperSpeedモードにも対応しています。また、転送速度や電源供給量が増すことで、高音質や高機能も実現します。

4.「dspMixFx」テクノロジーに対応
『UR24C』は、レイテンシーフリーのモニタリング環境やDSPエフェクト処理を実現する「dspMixFx」テクノロジーに対応し、バスパワーでも利用可能です。また、デザインだけでなく使い勝手も改善した「dspMixFx UR-Cミキサーアプリケーション」は、ミキサー画面の拡大や縮小が可能で、「Cubase」起動時にも操作できます。さらに「Cubase」からのDSPの操作では、最も頻繁にアクセスするプロジェクトウィンドウのインスペクターから行えます。
- ※バスパワー駆動する場合は、市販のUSB 3.1 Type-C to Type-Cケーブルが必要です。

5.その他の特長
- 新開発のカスタムチップ「SSP3」によりDSP処理能力アップ
- ヘッドホンアンプの出力向上
- ダークグレーと黒のツートンで落ち着いた雰囲気に仕上げた外観
- 大型化し、周りにLEDを採用したことで、暗い空間でも音量調整がしやすいボリュームノブ
仕様
UR24C | |
---|---|
接続方式 | USB 3.0(USB Type-C) |
最大ビットレート / 最大サンプリングレート |
32bit / 192kHz |
入出力合計 | 2 IN / 4 OUT |
アナログ入力 | 2 Combo |
マイク入力 | 2(D-PRE) |
HI-Z入力 | 1 |
アナログ出力 | 4 |
ヘッドホン端子 | 1(100mW+100mW @40Ω) |
ループバック機能 | 〇 |
dspMixFx テクノロジー | 〇 |
iOS/iPadOSデバイス | 〇
|
バスパワー駆動 | 〇
|
バンドルソフトウェア |
|
サイズ(W×H×D) 質量 |
198 × 47 × 159 mm 1.1 kg |
同梱品 |
|
動画環境
『UR24C』 | Mac | Windows |
---|---|---|
対応OS | macOS 10.12、macOS 10.13、macOS 10.14 | Windows 7 SP1、Windows 8.1、Windows 10 |
CPU | Intel Core iシリーズ マルチコアプロセッサー 2GHz |
Intel Core iシリーズマルチコアプロセッサー 2GHz、または同等のAMDプロセッサー |
必要メモリー | 2 GB 以上 | |
ハードディスク | 1.2 GB以上の空き容量 | |
ディスプレイ | 1,280×800 ピクセル以上 - フルカラー | |
その他 |
|
『Cubase AI』 | Mac | Windows |
---|---|---|
対応OS | macOS Mojave(10.14) / Catalina(10.15) 64 bit版のみ |
Windows 10(ver. 1809 / ver. 1903) 64 bit版のみ |
CPU | Intel Core i / AMDマルチコアプロセッサー(Intel i5 以上を推奨) | |
必要メモリー | 推奨8GB以上(最小4GB) | |
ハードディスク | 20GB以上の空き容量 Cubaseプログラム自体の占有容量としての目安です。インストール時には、20GBに加えて、さらに40GB(Windows)/20GB(Mac)ほどのディスク空き容量が必要です。 |
|
ディスプレイ | 1,920×1,080 ピクセル以上 - (最小 1,440×900ピクセル) | |
その他 | インターネット環境:ダウンロード、インストール、ライセンスアクティベーション、ユーザー登録等
|
- * Cubase AIライセンスのアクティベーションを行うためにはコンピュータがインターネット接続されている必要があります。コピープロテクション方式は「Soft-eLicenser」です。
- * 上記の動作環境・推奨環境を満たしている場合でも、全てのコンピューターにおける動作を保証するものではありません。コンピューターの総合的な性能により同時に使用可能なトラック数などパフォーマンスに違いがあります。
- * 上記動作環境は2020年2月25日現在のものです。動作環境は今後変更になる可能性があります。最新バージョンはスタインバーグサイトでご確認ください。
![[ 画像 ] スタインバーグ USBオーディオインターフェース 『UR24C』](images/2002280109.jpg)
- ※文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
- ※このニュースリリースに掲載されている製品情報や問い合わせ先などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。