『SoundUD推進コンソーシアム』が
「IAUD国際デザイン賞2019 大賞」を受賞

~ 当社関連施策としては初の大賞受賞 ~

ヤマハ株式会社が事務局を務める『SoundUD推進コンソーシアム』が、一般財団法人 国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)が主催する「IAUD国際デザイン賞」において、最高賞である「IAUD国際デザイン賞2019 大賞」(コミュニケーションデザイン部門)※1を受賞しました。当社関連施策が本アワードにおいて大賞を受賞したのは今回が初となります。

言語や聴力への不安がない社会づくりを実現することを目的に、2017年10月に設立された当社を事務局(会長:ヤマハ株式会社 執行役 飯塚朗)とするコンソーシアムです。現在では、自治体、交通機関、商業施設、エンターテインメント、競技場、放送など、業界を超えた約300もの組織が参加し、「SoundUD™」※2を活用した製品・サービスの開発・普及に協力して取り組んでいます。

[ 画像 ] 「SoundUD」の普及・推進と対応アプリの利用イメージ
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「SoundUD」の普及・推進と対応アプリの利用イメージ
  • 全体評:この独創的な試みが目標とするのは、誰もがすぐにわかるような形で、どんな状況や環境においても、特に緊急声明の際や、翻訳技術において世界的な隔たりのある場合に、公開発表、またその他の音声情報形式でUD社会の実現を支援することです。この模範的なネットワークは約300社の会員を持ち、誰にでも利用できる情報の育成と普及を行うことで、世界をリードしています。
  • 審査員の視点:「SoundUD」のコンセプトが金賞を受賞した2016年※3以来、『SoundUD推進コンソーシアム』は、UD社会の実現に向けた長期的な取り組みを示したことで、実社会に大きな影響をもたらしました。『SoundUD推進コンソーシアム』の活動は、人々の生活に真の変化をもたらし、標準化の成功や模範的なプロジェクトの実施に繋がりました。

ユニヴァーサルデザインの普及と支援のために2010年にIAUDによって創設されたもので、2018年度より「IAUDアウォード」から「IAUD国際デザイン賞」と名称をあらため、民族、文化、慣習、国籍、性別、年齢、能力等の違いにかかわらず、 “一人でも多くの人が快適で暮らしやすい”UD社会の実現に向けて、特に顕著な活動の実践や提案を行なっている団体・個人を国際的に表彰しています。

[ 画像 ] 授賞式の様子
授賞式の様子
IAUD国際デザイン賞 益田文和 副委員長(左)とヤマハ株式会社 SoundUDグループ 岩田貴裕 主事(右)
  • ※1 コミュニケーションデザイン部門での受賞。各部門賞の中から特に優れたものが大賞に選出されます。
  • ※2 当社が開発し提唱する、音のある空間とICT機器をつなぐテクノロジーおよびプラットフォームです。音響通信、Bluetooth®、GPSなどの複数のテクノロジーを併用した「SoundUDトリガー」を中核技術に、音声や空間と連動した情報提供を可能にします。「SoundUD」対応スポットでは、「おもてなしガイド」(http://omotenashiguide.jp/)などの対応アプリを通じて、アナウンスやBGMなどの音声を受信したりするだけで、その空間で必要となるさまざまな情報に簡単にアクセスすることができます。
  • ※3 「IAUDアウォード2016」において、「おもてなしガイド」はサーヴィスデザイン部門において金賞を受賞しています。
    https://www.yamaha.com/ja/news_release/2016/16121201/
  • ※「音のユニバーサルデザイン」「SoundUD」「OMOTENASHI GUIDE」「おもてなしガイド」は、当社の登録商標です。
  • ※そのほかの文中の商品名、組織名などは当社や各社、各機関の商標または登録商標です。
  • ※このニュースリリースに掲載されている製品情報や問い合わせ先などは、発表日現在の情報です。
    発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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