2018年04月10日
安定動作で音楽制作を快適にする『URシリーズ』に新ラインアップが登場
スタインバーグ USBオーディオインターフェース
『UR-RT4』『UR-RT2』
− RND社製トランスフォーマーを採用し、存在感のある音質による歌声や楽器の録音を実現 −
![[ 画像 ] 『UR-RT4』フロント画像](images/1804100101.jpg)
![[ 画像 ] 『UR-RT2』フロント画像](images/1804100102.jpg)
株式会社ヤマハミュージックジャパン(注1)は、Steinberg Media Technologies GmbH(注2、以下、スタインバーグ社)とヤマハ株式会社との共同開発によるスタインバーグブランドのUSBオーディオインターフェース『UR-RT4』『UR-RT2』を2018年4月24日(火)に発売します。
価格と発売日
品名 | 品番 | 価格 | 発売日 |
---|---|---|---|
スタインバーグ USBオーディオインターフェース | UR-RT4 | オープンプライス | 4月24日(火) |
UR-RT2 | オープンプライス | 4月24日(火) |
製品の概要
このたび発売する『UR-RT4』『UR-RT2』は、iPad / iPhone / iPod touch / Mac / Windowsで動作し、安定動作のもと、色付けのない透明感ある音質で録音・再生可能なUSBオーディオインターフェース「URシリーズ」の新ラインアップです。24bit/192kHzに対応したディスクリートClass-Aマイクプリアンプ「D-PRE」を搭載し、高感度マイクやエレキギターやベースなど幅広い入力ソースに対応するほか、新たにRupert Neve Designs社(注3、以下RND社)の高品位なトランスフォーマーを採用しました。また、デジタル・オーディオ・ワークステーション(以下DAW)ソフトウェア「Cubase AI」を付属しているため、購入したその日から音楽制作をはじめることが可能です。
![[ 画像 ] (上)『UR-RT2』、(下)『UR-RT4』](images/1804100103.jpg)
詳細は以下の通りです。
主な特長
1.RND社製トランスフォーマーを採用し、より太く艶(つや)のある音質での録音を実現
『UR-RT4』『UR-RT2』は、フロントの入力部にディスクリートClass-Aマイクプリアンプ「D-PRE」を4基(『UR-RT2』は2基)搭載し、Ch1/Ch2(『UR-RT2』はCh1のみ)のTRS入力はHi-Z切り換えができるため、エレキギターやベースをダイレクトに接続することが可能です。また、新たにRND社製トランスフォーマーを採用し、「D-PRE」の後段に配置することで、フロントのスイッチをオンにすると、音に同社特有の自然で心地良いサチュレーション(緩やかな歪み)が加わり、太くて艶を持った存在感のある音質での録音を実現します。リアには、TRS出力×4(『UR-RT2』はTRS出力×2)、MIDI入出力を搭載しているため、シンセサイザーなどのMIDI楽器やパワードモニタースピーカーなどを接続し、本格的な音楽制作環境を構築できます。
![[ 画像 ] RND社製トランスフォーマー](images/1804100104.jpg)
※画像は『UR-RT4』
2.Mac / Windows / iPadに加え、iPhone / iPod touchにも対応
WindowsやMac、iPadに加え、iPhoneやiPod touchとの接続*にも対応しました。スタインバーグ社のマルチタッチ対応DAW「Cubasis LE」(無償)などのiPad対応音楽制作アプリケーションと組み合わせれば、高音質なレコーディングをシンプルなセッティングで実現できます。
- ※iPadとの接続には、「Apple iPad Camera Connection Kit」または「Lightning - USBカメラアダプタ」が必要となります。
3.ストリーミング配信に便利なループバック機能
「ループバック機能」は、インターネットの動画配信などに便利な機能です。本体の入力端子に入力されているオーディオ信号(マイク、ギターなど)と、コンピューター内で使用中のソフトウェアから再生されているBGMなどのオーディオ信号を本体内で2チャンネルにミックスし、コンピューターを通じてインターネットに配信することができます。
4.24bit/192kHz対応「Cubase AI」ダウンロード版を付属
製品付属のダウンロードアクセスコードにてインターネットより最新のWindowsやMacに対応するデジタル・オーディオ・ワークステーション・ソフトウェア「Cubase AI」をダウンロードできるため、『UR-RT4』または『UR-RT2』を購入したその日から24bit/192kHz対応の音楽制作・レコーディング環境を構築することができます。
『UR-RT4』『UR-RT2』本体仕様
UR-RT4 | UR-RT2 | |
---|---|---|
接続方式 | USB 2.0 | |
最大ビットレート / 最大サンプリングレート |
24bit / 192kHz | |
入出力合計 | 6 IN / 4 OUT | 4 IN / 2 OUT |
アナログ入力 | 4 Combo(Ch1/2のTRS入力はHi-Z切換え可能), 2 TRS | 2 Combo(Ch1のTRS入力はHi-Z切換え可能), 2 TRS |
マイク入力 | 4 (D-PRE with RND Transformer) | 2 (D-PRE with RND Transformer) |
HI-Z入力 | 2 | 1 |
アナログ出力 | 4 | 2 |
ヘッドホン端子 | 2 | 1 |
その他機能 | ループバック機能、iPad / iPhone / iPod touchとの接続* ※「Apple iPad Camera Connection Kit」または「Lightning - USBカメラアダプタ」が必要。 |
|
DSP Mixer / Effects | 「dspMixFx」 / 「Sweet Spot Morphing Channel Strip」、「REV-X」、「Guitar Amp Classics」 | |
バンドルソフトフェア | ・64ビット浮動小数点オーディオエンジン搭載DAW「Cubase AI」 ・VSTエフェクトバンドル「Basic FX Suite」 ・iPad用マルチタッチDAW「Cubasis LE」 ・iPad/iPhone用ミキサーアプリ「dspMixFx」 | |
サイズ(W×H×D) / 質量 |
267 × 47 × 208 mm / 2.4 kg | 198 × 47 × 208 mm / 1.7 kg |
同梱品 | ・電源アダプター(PA-150Bまたはヤマハ推奨の同等品) ・TOOLS for UR-RT CD-ROM ・スタートアップガイド (冊子、保証書付き) ・CUBASE AI DOWNLOAD INFORMATION (紙) ・ESSENTIAL PRODUCT LICENCE INFORMATION (紙) ・USBケーブル |
『UR-RT4』『UR-RT2』本体動作環境
Mac | Windows | |
---|---|---|
対応OS | OS X 10.11 macOS 10.12 / 10.13 |
Windows 7 SP1 / 8.1 /10 (32bit/64bit) |
CPU | Intel デュアルコアプロセッサー | Intel / AMD デュアルコアプロセッサー |
必要メモリー | 2GB 以上 | |
ハードディスク | 1.2GB 以上の空き容量 | |
ディスプレイ | 1280×800 ピクセル以上 - フルカラー | |
その他 | ・CD-ROMドライブ ・USB2.0端子 ・インターネット接続環境(最新ドライバーダウンロードの際に必要) ・CoreAudio/ASIO/WDMと互換性のあるホストアプリケーションソフトウェア ・CC mode 使用時の動作条件 : iPad 2 / iPhone 5 / iPod touch 5 以降 |
「Cubase AI」動作環境
Mac | Windows | |
---|---|---|
対応OS | OS X 10.11 macOS 10.12 / 10.13 |
Windows 7 / 8.x / 10 (全て64bit版のみ) |
CPU | 64bit Intel / AMD デュアルコアプロセッサー(Intel i5以上推奨) | |
必要メモリー | 推奨 RAM サイズ: 8 GB (最低 4 GB 以上) | |
ハードディスク | 12GB 以上の空容量 | |
オーディオデバイス | Core Audio 対応デバイス | Windows対応デバイス (ASIO 対応推奨) |
ディスプレイ | 推奨ディスプレイ解像度: 1920 × 1080 (最低 1366 × 768 以上) | |
グラフィックボード (Windowsのみ) |
- | Direct X 10、WDDM 1.1 に対応 (オンボードを含む) |
その他 | インターネット環境:ダウンロード、インストール、ライセンスアクティベーション、ユーザー登録等 * インストール時にアプリケーションや関連データ等のダウンロードが必要です * 高速ブロードバンドインターネット環境を推奨いたします |
- * 前頁の動作環境・推奨環境を満たしている場合でも、全てのコンピューターにおける動作を保証するものではありません。コンピューターの総合的な性能によりパフォーマンスに違いがあります。
- * 前頁の動作環境は2018年4月10日現在のものです。動作環境は今後変更になる可能性がありますので、最新バージョンはjapan.steinberg.netにてご確認ください。
- * Cubase AIライセンスのアクティベーションを行うためにはコンピューターがインターネット接続されている必要があります。コピープロテクション方式は「Soft-eLicenser」となります。
注
- 1) 株式会社ヤマハミュージックジャパン
日本国内における楽器・音響機器卸販売および教室事業を行うヤマハ株式会社の100%子会社。
本社:東京都港区。 - 2) Steinberg Media Technologies GmbH
音楽制作用ソフトウェア等の開発、販売を行うヤマハ株式会社の100%子会社。1984年設立。
本社:独・ハンブルグ市。 - 3) Rupert Neve Designs社
レコーディング技術のパイオニアである Rupert Neve氏により設立された音響機器メーカー。オーディオレコーディングと音楽制作の黎明期から、ハイクオリティサウンドの代名詞として知られ、数々の名盤の録音に用いられています。
本社:米・テキサス州
- *文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
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発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。