鍵盤から、弦を叩くハンマーまでのからくりを”アクション”と呼び、ピアニストの意志をピアノに伝える重要な働きをしています。
ヤマハのアクションは、材料や、複雑なリンク機構の検討や開発を行うことで、コントローラブルな発音と指への感触(タッチ)の向上が進められています。
実習では、そのアクションの構造・機能について理解するとともに、性能を左右する物理量・パラメータに関する測定や実験を行っていただきます。また実験結果の考察から、形状、寸法、材料等の改善に向けた提案をしていただきます。
<実習の一例>
- アコースティックピアノの構造の学習
- 鍵盤アクションの構造の学習
- 性能を左右する物理量/パラメータに関する測定、実験
- 実験結果の考察と改善の提案