2021年度実習テーマ:電子楽器用鍵盤ユニットの性能向上検討、およびそのための要素技術検討

楽器事業本部 電子楽器事業部 電子楽器開発部 鍵盤開発グループ

[ 画像 ] 楽器事業本部電子楽器事業部電子楽器開発部鍵盤開発グループ

電子楽器の鍵盤アクションは、奏者の繊細な意思を正確に楽器に伝えるとともに、楽器のふるまいを指に伝え戻す重要な働きをしています。それゆえ、お客様が楽器を選ぶ際に最も重視するポイントになっています。
また、特に電子楽器の世界ではそれをシンプルに実現することが大切です。設計者は性能向上はもちろんのこと、それをいかに単純な仕組みで実現するかを、日々考えています。

本実習では、鍵盤アクションやそのセンシングについて、考案/改善や、拠り所の1つとなる測定/実験を体験していただきます。
また実習を通して、鍵盤アクションの構造・機能・要件等について、アコースティックピアノのそれを含めて学習していただきます。

インターンシップ生のスキルや希望にあわせて、複数の具体テーマ候補の中から適切なものを選定いたします。(タッチ改善、センシング考案、新価値立案/実現手段考案、評価方法考案、等)

<実習の一例>

  • 鍵盤アクション構造の学習
  • 検討/仮説立て、および測定/実験 (繰り返し)
  • 結果の考察と最終提案

12/20(月)9:00~12:00

2/7(月)~2/18(金)

ヤマハ本社(静岡県浜松市)

機械系、理系全般

力学、材料力学、機構学に関する基礎的な知識が有ることが望ましいです。
加えて、樹脂成形技術、センシングやそれを含めた制御・メカトロ技術の知識があると、さらに望ましいです。(無くても問題ありません。)
※楽器演奏経験は不問です。

特になし