ヤマハインターンシップ体験レポート
製品デザインを知財でどのように保護するかの検討

[ 画像 ] 堀田 睦広(ホッタ トキヒロ)

堀田 睦広(ホッタ トキヒロ)

専攻 : (学部)物理学科、(修士)金属材料工学
実習部門 : 技術本部 知的財産部 IPイノベーショングループ

物理学と金属材料工学を専門とする学生が、知的財産の保護に基づく経営戦略立案に挑戦

自分の好きな「音楽」、大学時代から学んできた「科学」、旅行が好きで学んだ「英語」、興味本位で勉強していた「法律(知的財産)」など、自分が持つものを全て生かせるかもしれないと考えヤマハのインターンシップに応募しました。私は当時、「音楽」という文化に貢献できる仕事がしたいと考えていたため、この業界を志望していました。その中でもヤマハは、さまざまな事業展開を行なってきた経歴があり、広い視野を持とうとする意思や、世の中の先をみる志の高い企業だと感じ、「この会社のことをもっとよく知りたい」と思うようになりました。そして、実際の職場の雰囲気や、社員や会社の考え方などが本当に自分に合うのかを確かめたいと思い応募を決め、知財に興味があったので、知財関係のインターンテーマを選びました。

本インターンシップでは、発売前の製品を触り、それを法律の力を使うことで、知的財産として、どのように保護し、どのような経営戦略を立てていけるかを検討するというものでした。このインターンを通して、社員さんの生の声や、会社の考え、社内の雰囲気など、インターンシップ参加前に自分が知りたかったことの多くを肌で感じることが出来ました。与えられた課題は、決して簡単なものではなく、学生の私にとっては少しハードルの高い実習であったようにも感じました。しかしながら、それは言い換えれば、良い意味で社会人の擬似体験をさせてもらうことができたということです。この実習を受けたことで私自身の知財に関する経験やスキルは大きく成長したと感じました。

私はこの実習に参加するまで、「本社なのだから、きっと静かにデスクワークをしている感じだろう」と思っていました。もちろん、実際のところ、机が並んでおり、社員さんが静かにお仕事をされていました。しかし、オフィスのところどころに楽器が置かれています。仕事中に楽器の音が聞こえてくることもよくあります。未来の音楽を彩る新しい製品に溢れたオフィスに身を投じ、それを肌で感じることは、それだけでとても貴重な経験だと思います。皆さんもぜひヤマハに来てみてください。

6:00 起床・朝食
7:00 準備・リラックス
8:00 友達と合流
9:00 出勤・業務開始
10:00 1日の予定確認・ガイダンスなど
空き時間は最終日のための発表準備
12:00 昼食
日替わりでさまざまな社員さんとお話する機会をいただきました
13:00 業務再開
14:00 製品に関する会議、質問会等
空き時間は最終日のための発表準備
17:00 業務終了
18:00 夕食
寮で食べたり、懇親会へ参加するなどして
23:00 就寝