ヤマハ吹奏楽団について

1961年に創部したヤマハ吹奏楽団は、ヤマハグループの従業員によって構成され、楽団員の多くはヤマハの管楽器や打楽器づくりに携わっています。なかには自身で製作した楽器を演奏する団員もおり、まさに楽器を知り尽くした『匠の集団』ともいえます。

主な活動は浜松市を拠点とした演奏活動のほかに、毎年新曲を委嘱しこれまでに60曲以上の新たなレパートリーを提供し続けています。また、2022年には「全日本吹奏楽コンクール」において35回目となる金賞受賞を重ねています。

これまでに2005年シカゴ・ミッドウエストクリニック、2006年韓国公演、2008年日本-カナダ修好80周年記念・カナダ公演など海外でも活動の幅を広げているほか、国内では2015年から東京や大阪において単独公演を開催し、2020年にはザ・シンフォニーホール(大阪)で特別公演を開催するほか、これまでにCD「ヤマハのオト ~奏でる匠のオト~」を3作リリースしいずれも好評を博しています。

なお永年にわたるこれらの活動に対し、1995年に第34回静岡文化奨励賞、2010年に第20回日本管打・吹奏楽アカデミー賞を受賞するなど、日本の吹奏楽界のなかでも半世紀を越える歴史をもつ吹奏楽団として精力的に活動しています。