「第9回技術経営・イノベーション大賞」で
「選考委員特別賞」を受賞

歌声合成技術「VOCALOID™」による“新たな創造活動の創生とエコシステム構築”が評価

ヤマハ株式会社は、このたび、「第9回技術経営・イノベーション大賞」(主催:一般社団法人科学技術と経済の会)の「選考委員特別賞」を受賞しました。

今回の受賞は、当社が開発した歌声合成技術「VOCALOID(ボーカロイド)」に対するもので、消費者の新たな創造活動を創生し歌の世界を拡張した功績や、先駆者や社内経験が無い中で新たなビジネスモデルとエコシステムを構築した点が評価され、“高度な技術によって新しいエンターテイメントの形を作った優れたイノベーション”として受賞にいたりました。

なお、「技術経営・イノベーション大賞」における受賞は、当社としては今回が初となります。

経済の発展、社会の変革、競争力の向上、福祉の向上、SDGsへの貢献等、世の中を変革する優れたイノベーション事例を表彰するもので、2012年から毎年行われており、今回で9度目となります。イノベーションの内容や実践プロセスを広く紹介し、次世代の経営者や技術者のさらなるイノベーションの推進に寄与することで、日本経済の発展、社会の変革、グローバル競争力の向上等に貢献することを目的としています。

ヤマハが開発した歌声合成技術およびその応用ソフトウェアです。パソコンやスマートフォンにソフトをインストールし、好きな歌詞やメロディーを入力することで、自由自在に歌声を作り出すことができます。現在「VOCALOID」を使った数多くの楽曲がインターネットの世界を中心に発表・投稿され、バーチャルシンガーによる新しい音楽として広く親しまれています。日本語のみならず、英語、スペイン語、中国語、韓国語にも対応しており、2019年には人工知能技術を用いた「VOCALOID:AI」で美空ひばりさんの歌声を再現するプロジェクトに協力するなど、2003年の発表以来、現在もなお、進化を続けています。

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