リモート合奏サービス『SYNCROOM』が、
「2020年日経優秀製品・サービス賞」で「最優秀賞」を受賞

26年ぶり3度目の最優秀賞受賞

ヤマハ株式会社(以下、当社)のリモート合奏サービス『SYNCROOM(シンクルーム)』が、「2020年日経優秀製品・サービス賞」において「最優秀賞」を受賞しました。同賞における最優秀賞の受賞は、1994年の「サイレントピアノ」の受賞以来、26年ぶり3度目となります。

「日経優秀製品・サービス賞」は、毎年1回、特に優れた新製品・サービスを表彰するものです。今回の受賞では、『SYNCROOM』が「コロナ禍で外出できなくなった不自由な日常を変えた。プロのアーティストだけでなく、趣味で演奏するバンドや遠く離れた学生時代のバンド仲間、ネットで知り合った仲間たちのセッションを気軽に楽しみたいという需要にも応えている。今後普及する5Gも追い風になりそうだ。」と評価され、最優秀賞の受賞にいたりました。

今後も当社は、『SYNCROOM』を通じて、ご自宅などからでも快適に合奏が楽しめる環境を提供し、離れていても音楽で繋がることができる新しい音楽体験を、さらに多くの方に届けていきたいと考えています。

インターネット回線を介して、複数のユーザー同士(最大5拠点)でリモート合奏が楽しめるサービスです。一般的なリモート会議システムやIP電話では、一定の音声の遅れが生じるため、高いリアルタイム性が要求される合奏には適していません。そこで当社は、独自の技術*1によってインターネット回線を介したオーディオデータの双方向送受信の遅れを極小化し、遠隔地間でも違和感のほとんど生じない*2快適なオンラインセッションが楽しめるサービスを実現しました。正式版であるパソコン版に加え、研究開発中のベータ版サービスとしてAndroidで動作する『SYNCROOM β』*3もGoogle Playストアで公開しています。いずれもアプリケーションを端末にインストールし、アカウント登録を行うことで、無料でご利用いただけます。現在、全国各地の多くのユーザーが『SYNCROOM』を通じて、離れていても繋がれる新しい音楽体験を楽しんでいます。

毎年1回、特に優れた新製品・サービスを表彰するもので、日本経済新聞、日経産業新聞、日経MJ、日経ヴェリタス、日本経済新聞電子版、Nikkei Asiaに掲載された新製品・サービスの中から選出されます。審査では、1.技術開発性、2.価格対効果性、3.業績寄与度、4.成長性、5.独自性、6.産業・社会へのインパクトの6項目において、総合的に評価が行われます。39回目の開催となった今回は、約2万点の新製品・サービスを対象に審査が行われ、『SYNCROOM』を含む16点が最優秀賞を受賞するなど、合計36点が受賞しました。

  • ※1: 低遅延音声データ伝送技術について https://syncroom.yamaha.com/about/
  • ※2: ご利用のネットワーク回線の状況により遅延性は異なります。
  • ※3: Android版は研究開発中のサービスとなり、多種多様な端末や回線での確認は十分に出来ておりません。ご利用の環境によって不具合等が発生する場合や、セッションが成立しない場合もございます。(4G/LTEでのご利用は遅延が大きくなりやすいため、推奨いたしません。)
  • ※その他、文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
  • ※このニュースリリースに掲載されている製品情報や問い合わせ先などは、発表日現在の情報です。
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