『横浜WEBステージ 無人オーケストラコンサート』に
ヤマハが音響機器パートナーとして協力

「横浜WEBステージ」（横浜市バーチャル版芸術フェスティバル事業）は、新型コロナウイルス感染症の影響で活動の場が減少しているアーティストの支援を目的とした、Web上のバーチャル版芸術フェスティバルです。横浜みなとみらいホールをメイン会場として、最新技術を用いた撮影方法で多様な動画コンテンツを制作、配信しており、誰もが好きな時間にコンサートを訪れ、自由に鑑賞することが可能です。

9月1日よりスタートした「横浜 WEB ステージ」のプログラムの一つとして、今回、最新技術を駆使した無料のイベント『無人オーケストラコンサート』が開催されることとなりました。『無人オーケストラコンサート』では、オーケストラの生演奏時を、各楽器の演奏者一人ひとりにマイクを設置して収録し、その音源を収録時の演奏者と同じステージ上の位置に配置した約70台のマルチ・ラウドスピーカーから出力します。通常のコンサートのように客席で座って聴くことができるほか、舞台にあがってスピーカーの近くで音響を体験することもできます。スピーカーの置き方や音の出る向きにもこだわっていますので、リアルなオーケストラのサウンドが楽しめます。

「感動を・ともに・創る」を企業理念とするヤマハグループは、『横浜WEBステージ』の主旨に賛同し、本コンサートの立体音響技術および音響機器の協力を行うこととなりました。ヤマハの音響技術と音響機器が、これまでにない新たな音楽体験の実現をサポートします。

ヤマハの立体音響技術は、音の方向や距離、広がりなどを3次元で再現することができます。音像定位を細かく制御することで、近接するスピーカー間で生じてしまう干渉を抑えながら各パートの音を重ね合わせ、演奏者一人ひとりがまるでその場で演奏しているような臨場感あふれるオーケストラを再現しました。

ヤマハは、音響業界において革新的かつ最高品質のソリューションを提供するプロバイダーとして、グローバルにビジネスを展開しています。本コンサートでは、当社の最新の音響機器が数多く使用されます。