2017年12月11日

成田空港駅・空港第2ビル駅における
「おもてなしガイド」を活用した
多言語対応サービスの実証試験について

ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表執行役社長:中田卓也、以下「ヤマハ」)と東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:冨田哲郎、以下「JR東日本」)は、成田空港駅・空港第2ビル駅構内にて、ヤマハが開発したアプリケーション「おもてなしガイド」を活用した多言語サービスの実証試験を実施します。本試験は日本語のアナウンス放送をお手持ちのスマートフォン等に多言語に翻訳された文字として表示し、訪日外国人や音を聞きづらいお客さま等への情報提供の充実を目指すものです。今回の実証試験にて本サービスの有用性について検証してまいります。

名称: 「おもてなしガイド」
機能: お手持ちのスマートフォン等で、日本語で流れているアナウンスの内容をインターネットに接続することなく、任意の言語に翻訳された文字で表示することができる。
対応機種: 対応環境:iOS 8.0以降 / Android 4.4以降
使用料金: 無料(アプリダウンロード等における通信料はお客様のご負担)

使用イメージ:

  • 「おもてなしガイド」の翻訳機能を駅の放送装置と組み合わせ、駅構内でながれる列車発着案内等のアナウンス放送の一部を文字情報として、お客さまのスマートフォン等に日本語や任意の外国語で表示します。
    ※対象言語:日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語、フランス語、スペイン語
  • 列車走行音や各種案内放送等、大小様々な音声が集まる駅構内において、音声認識の正確性やシステムの安定性等、技術的な課題を確認します。

2017年12月18日(月)から当面の間

成田空港駅及び空港第2ビル駅のコンコース及びホーム

ヤマハが開発した、言語や聴力の壁を超えて、誰もがアナウンスの内容を理解することができる「音のユニバーサルデザイン化支援システム」です。
「おもてなしガイド」導入施設では、対応するアプリを起動して、流れてくるアナウンスをスマートフォンのマイクで拾うだけで、その内容をさまざまな言語に翻訳された文字で確認することができます。
音で通信を行うため、インターネットに接続していない端末でも情報を取得できます。
これまで、多くの自治体、空港、交通機関、商業施設、観光施設などとの実証実験を実施しており、今後はこれまでの検証結果をもとに、本サービス化に向けた活動が進められます。

「おもてなしガイド」ウェブサイト:http://omotenashiguide.jp

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