2017年05月19日

【ANA×ヤマハSoundUDプロジェクト】
空の玄関口で「音のユニバーサルデザイン化」を共同で推進

おもてなしガイドを活用した新サービス
「多言語音声アナウンスシステム」の実証実験を開始します

~訪日外国人・聴覚障がいをお持ちのお客様へ、さらなる安心をお届けします~

ヤマハ(本社:静岡県浜松市中区、代表取締役社長:中田卓也、以下「ヤマハ」)とANA(本社:東京都港区、代表取締役社長:平子裕志)は、成田国際空港および関西国際空港のANA国際線搭乗ゲートにおいて、ヤマハが開発した音のユニバーサルデザイン化支援システム「おもてなしガイド」を活用した新サービスの実証実験を開始します。

ANAの係員が事前にアナウンスを4言語(日・英・韓・中)でシステムに録音し、空港の搭乗ゲートで使用。

空港の搭乗ゲートにおける多言語対応力の更なる向上を図ります。多言語対応ができる係員が不在の場合でも、常に4言語のアナウンスが可能になります。

音声アナウンスは再生と同時に多言語化され、お客様のスマートフォンなどに文字情報とし表示されます
(5言語に対応:日本語・英語・中国語(繁・簡)・韓国語)

ユニバーサルなサービスをより一層追求します。また、訪日外国人や聴覚障がいをお持ちのお客様へ、更なる「安心」をお届けします。

  • ※事前に、アプリケーションのダウンロードが必要です。

音声アナウンスは、出発便のゲート変更や時間変更など様々なシチュエーションにも対応します。

お客様が必要とされる情報を多言語(4言語)で、これまで以上に正確かつ的確にお届けします。

ANAでは、この音声アナウンスシステムを、搭乗案内はもとより、遅延・欠航といった様々な状況で放送し、搭乗ゲートで必要とされる多言語アナウンスの対応力向上を図ります。
また、ヤマハとANAは、今回の取り組みを契機に、対応言語数の拡充などコンテンツの充実を図り、訪日外国人や聴覚に障がいをお持ちのお客様にも、より安心して日本の空をご利用いただけるサービスの提供を目指して参ります。

1. サービス対象箇所

  • 成田国際空港:ヒューストン行き ANA174 便の搭乗ゲート(4月26日より開始済)
  • 関西国際空港:上海行き ANA 975便の搭乗ゲート(5月19日より開始予定)
  • ※実証実験期間:2ヶ月

2. 対応言語

音声アナウンス: 日本語、英語、中国語、韓国語
文字情報 日本語、英語、中国語(繁体、簡体)、韓国語
  • ※文字情報の表示は、多言語アナウンスシステムを活用した放送のみとなります。文字情報の表示には、「おもてなしガイド」アプリが必要です。「おもてなしガイド」については、下記を参照願います。

3. 対応する放送

搭乗ゲートでの搭乗案内や遅延・欠航といった様々な状況におけるアナウンスなど

ヤマハが開発した、言語や聴力の壁を超えて、誰もが確実にアナウンスの内容を理解することができる「音のユニバーサルデザイン化支援システム」です。「おもてなしガイド」に対応した施設では、専用のアプリを起動して、流れてくるアナウンスをスマートフォンのマイクで拾うだけで、その内容をさまざまな言語に翻訳された文字で確認することが出来ます。音で通信を行うため、インターネットに接続していない端末でも情報を取得出来ます。これまで、多くの自治体、空港、交通機関、商業施設、観光施設などの協力を得て実証実験を実施しており、今後はこれまでの検証結果をふまえて、本サービス化に向けた活動に取り組んでいきます。

「おもてなしガイド」ウェブサイト:http://omotenashiguide.jp

  • ※「おもてなしガイド」「おもてなしアプリ」「音のユニバーサルデザイン」「OMOTENASHI GUIDE」「Sound UD」は、ヤマハ株式会社の登録商標です。
  • ※そのほかの文中の商品名、社名などはヤマハ株式会社、全日本空輸株式会社、または、各社の商標または登録商標です。
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