2016年11月21日

本物のピアノでショパンが弾きたい― 障がいのある高校生と音楽家、技術者の軌跡

当社が技術協力を行ったプロジェクトの軌跡が書籍化
『ひとさし指のノクターン』発売に関するお知らせ

- 出版社:ヤマハミュージックメディア 発売日:11月21日(月) -

ヤマハ株式会社は、昨年12月1日から12月6日にかけて東京藝術大学(上野キャンパス)にて開催された「藝大21 藝大アーツ・スペシャル2015 障がいとアーツ」において、当社の技術を提供し、手や足に障がいのある筑波大学附属桐ヶ丘特別支援学校の4人の高校生のピアノ演奏をサポートしました。

この度、この4人の高校生がいかにして東京藝術大学の舞台に立ち、大勢の観客の前でピアノ演奏を披露したかを描いた書籍『ひとさし指のノクターン』を、株式会社ヤマハミュージックメディアが発売します。作中では、高校生たちが東京藝術大学や当社などと力を合わせてさまざまな困難を乗り越えていく様子などが詳細に描かれています。

『ひとさし指のノクターン ~車いすの高校生と東京藝大の挑戦~』

出版: ヤマハミュージックメディア
著者: 新井 鷗子、高橋 幸代
価格: 1,500円(税抜)
発売: 2016年11月21日(月)
判型: 四六判(212ページ)

2015年12月、4人の車いすの高校生が東京藝術大学の舞台に立った。指が不自由でペダルが踏めない彼らは、いかに困難を乗り越えたのか?

演奏や練習の苦痛、ヤマハの演奏支援システムへの着想、そして諦めない情熱。音楽家と技術者が車いすの高校生たちから学んだ、音楽と科学の未来とは――。

当社は、昨年10月より、文部科学省と科学技術振興機構の「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)の拠点の一つである「東京藝術大学COI拠点」に参画しています。同書でも触れられている当社の協力は、その活動の一環として行ったもので、当社は今後も「東京藝術大学COI」にて活動を継続的に行い、音楽表現の未来を拓くイノベーションの創出を目指していきたいと考えています。

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