2016年07月26日

ハイクラスAVレシーバー「AVENTAGE」〈アベンタージュ〉とマッチする高品位な音とデザイン。
制振・高剛性シャーシやCDモードも採用したブルーレイディスクプレーヤー

AVENTAGE
ヤマハ ブルーレイディスクプレーヤー 『BD-A1060』

[ 画像 ] ヤマハ ブルーレイディスクプレーヤー 『BD-A1060』 カラー:(B)ブラック
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ヤマハ ブルーレイディスクプレーヤー 『BD-A1060』
カラー:(H)チタン/(B)ブラック
本体価格75,000円(税抜)

ヤマハ株式会社は、ダブルボトム構造の制振・高剛性シャーシやCDモードをはじめとする高音質設計、ネットワークオーディオ機能、ハイクラスAVレシーバー「AVENTAGE」とマッチする外観デザインなどを採用したWi-Fi内蔵・ネットワーク対応ブルーレイディスクプレーヤー『BD-A1060』を8月下旬より全国で発売いたします。

品名 モデル名 本体価格 当初月産予定台数 発売時期
ブルーレイディスクプレーヤー BD-A1060 (H)チタン
(B)ブラック
75,000円(税抜) 1,600台 8月下旬

今回発売する『BD-A1060』は、1.2mm厚の鋼板製ベースプレートによるダブルボトム構造の制振・高剛性シャーシや電源部/オーディオ部の完全分離、音響専用コンデンサーを投入した高音質オーディオ回路、CDおよびSA-CD再生の音質を向上させるCDモードなどを採用した音質重視設計のネットワーク対応ブルーレイディスクプレーヤーです。4KアップスケーリングやSA-CDマルチチャンネル音声出力に対応したHDMI端子、DSD 5.6MHzを含むハイレゾ再生に対応したネットワークオーディオ機能、お手持ちの端末を使ったワイヤレス音楽再生やアプリ操作が楽しめる内蔵Wi-Fi、アナログ音声出力のバランス伝送を実現するXLR出力端子も搭載し、シアターおよびオーディオ愛好家の皆様のさまざまな要求に応えます。また外観デザインには、ハイクラスAVレシーバー「AVENTAGE」とマッチするアルミフロントパネルを採用し、チタン(H)とブラック(B)の2色のカラーを用意しました。

【BD-A1060 主な特長】

  1. 音質関連
    • 1.2mm厚の鋼板製ベースプレートによるダブルボトム構造の制振・高剛性シャーシと強化トップカバーを採用
    • 音響専用コンデンサーやアナログ/デジタル独立電源を採用した高音質設計
    • CDおよびSA-CD再生の音質を向上させるCDモード
    • アナログ音声出力のバランス伝送を実現するXLR出力端子
  2. HDMI関連
    • 4Kアップスケーリング対応HDMI出力
    • SA-CDのマルチチャンネル出力にも対応
  3. ネットワーク関連
    • DSD 5.6MHzを含むハイレゾ音源に対応したネットワークオーディオ機能
    • Wi-Fi内蔵に加え、Wi-Fi Direct®やMiracast™にも対応
  4. ユーティリティ機能
    • AV CONTROLLERアプリやSCENE連動などによる快適な操作性

1. 音質関連

1.2mm厚の鋼板製ベースプレートによるダブルボトム構造の制振・高剛性シャーシと強化トップカバーを採用

1.2mm厚の鋼板製ベースプレートを介してドライブメカニズムや回路基板、電源部などを本体シャーシに固定するダブルボトム構造の制振・高剛性シャーシがドライブメカニズムの設置を安定させ、ディスク回転などに起因する機械的振動も抑え込むことで音質を改善します。また本体上面には、0.6mm厚鋼板を裏側に貼り合わせて制振・高剛性化を図った強化トップカバーを採用し、音質劣化の原因となる不要共振を抑制しています。

音響専用コンデンサーやアナログ/デジタル独立電源を採用した高音質設計

オーディオ回路には「AVENTAGE」AVレシーバーの上位モデルと共通の音響専用コンデンサー、SA-CDおよびネットワークオーディオのDSD信号のダイレクト入力に対応したバーブラウン192kHz/32bit D/Aコンバーターなどを投入し、音のエネルギー感とディテールの再現性とを両立する高品位なサウンドを目指しました。また電源部には、アナログオーディオ系回路とデジタル系回路(ネットワークおよび映像系を含む)でトランス巻線やグラウンドを分離して相互干渉を防ぐとともに、オーディオ基板との間を鋼板製の防磁シールドで仕切った専用基板のアナログ/デジタル独立パワーサプライを採用することで、電源系を巡るオーディオ回路への音質的影響をトータルで低減しています。

[ 画像 ] D/Aコンバーター(PCM1795)

CDおよびSA-CD再生の音質を向上させるCDモード

CDおよびSA-CD再生時、オーディオ再生に使用しない回路を停止するとともにHDMI端子からの映像信号出力を制限(映像出力オフ、または黒映像出力を選択可)し、オーディオ信号へのノイズの混入を最小限に抑えて音質を向上させるCDモードを搭載しました。さらにCD再生時、このCDモードではディスクの回転速度を約20%抑制してモーター回転に起因する音質的影響も軽減します。CDモードのオン/オフはフロントパネル上のスイッチまたはリモコン上のボタンで直接操作できます。加えて、CDやSA-CDだけでなくネットワークオーディオやUSBメモリーなどのオーディオソースにも有効なピュアダイレクトモード1、映像ソースに有効なピュアダイレクトモード2も装備しています。

アナログ音声出力のバランス伝送を実現するXLR出力端子

バランス音声入力を備えたアンプなどとの間でアナログ音声出力のバランス伝送を実現するXLR(バランス)出力端子を装備しました。本機とアンプなどとの間の伝送距離が長い場合にも外部ノイズの混入を抑え、安定した再生が可能です。バランス出力、RCA(アンバランス)出力のいずれも、経年変化の少ない金メッキ端子を採用しています。

2. HDMI関連

4Kアップスケーリング対応HDMI出力

本機のHDMI出力端子は、480i/576i、480p/576p、1080i/720p、1080pの映像入力信号を最大4K相当の解像度にアップスケーリングして出力する4Kアップスケーリングに対応しています。古いフォーマットで収録された映像コンテンツを4Kテレビで鑑賞する場合などに有効です。

  • *:出荷状態では1080p(24Hz)映像信号のみ4Kアップスケーリングを行うよう設定されています。1080i/720p以下の解像度の映像信号では、本機のHDMI出力の解像度を「4K」に設定することで4Kアップスケーリングが有効となります。
[ 画像 ] 4Kアップスケーリング対応図

SA-CDのマルチチャンネル出力にも対応

SA-CDのマルチチャンネル音声(DSDまたはリニアPCM)を本機のHDMI出力端子から外部機器に出力できるので、お手持ちのDSD入力対応AVアンプなどと組み合わせて、マルチチャンネル収録されたSA-CDを再生できます。

3. ネットワーク関連

DSD 5.6MHzを含むハイレゾ音源に対応したネットワークオーディオ機能

DSD 5.6MHz再生、およびApple Lossless/WAV/FLACの192kHz/24bit再生に対応したネットワークオーディオ機能を装備しました。お手持ちのパソコンやNAS(ネットワークHDD)などにストックした家庭内ネットワーク(DLNA)上の音楽コンテンツを高音質で楽しめるほか、映像や写真コンテンツの再生にも対応しています。

  • *:DSD 2.8MHzまでダイレクト再生対応
[ 画像 ] ハイレゾ対応ネットワークオーディオ機能

Wi-Fi内蔵に加え、Wi-Fi Direct®やMiracast™にも対応

家庭内ネットワークに無線接続するためのWi-Fi機能を内蔵し、本機とルーターなどをLANケーブルで有線接続しなくても、ハイレゾ音源を含むネットワーク再生やAV CONTROLLERアプリによるワイヤレス操作などを行うことができます。また、お手持ちのスマートフォンなどと本機とを直接(家庭内ネットワークを経由せずに)無線接続し、端末内の映像や音楽コンテンツを本機経由で再生するWi-Fi Direct®*1*2や、同じくスマートフォンなどと本機とを直接無線接続して、端末画面に表示されているものと同じ動画や写真を本機に接続したテレビ画面で鑑賞(ミラーリング)できるMiracast™*1にも対応しています。

  • *1:Wi-Fi Direct®およびMiracast™を使用中には、本機から他のネットワークへの接続、ディスクおよびUSBメモリーの再生はできません。またWi-Fi Direct経由でAV CONTROLLERアプリを使うことはできません。
  • *2:Wi-Fi Direct®を使用するには、DMC(デジタルメディアコントローラー)対応のDLNA再生アプリを端末にインストールする必要があります。
[ 画像 ] 内蔵Wi-Fi機能の使用例

4. ユーティリティ機能

AV CONTROLLERアプリやSCENE連動などによる快適な操作性

お手持ちのスマートフォンやタブレットをリモコンのように使って、本機やヤマハ製AVレシーバー*1を快適に操作できるAV CONTROLLER*2アプリ*3に対応しました。また、SCENE機能を装備したヤマハ製AVレシーバーと本機とをHDMI接続して便利な連携操作を実現するSCENE連動にも対応し、たとえばAVレシーバー側のリモコンまたは本体にあるSCENE1(BD/DVD)ボタン*4を1回押すだけで本機の電源がオンになり、ディスクなどの再生が自動的にスタートします。

  • *1:AV CONTROLLERに対応したヤマハ製AVレシーバーの機種については当社製品サイトでご確認ください。
  • *2:AV CONTROLLERの使用にはネットワーク環境が必要です。また本機能をWi-Fi Direct®、Miracast™と併用することはできません。
  • *3 iOS版アプリはApp Storeから、Android版アプリはGoogle Playから無償でダウンロードできます。
  • *4 SCENEボタンの名称およびデザインは一例で、AVレシーバーの機種により異なることがあります。
[ 画像 ] AV CONTROLLERアプリ(タブレット版)の操作画面例

【その他の主な機能】●USBメモリーなどの接続に便利な前面端子1系統を含む計2系統のUSB端子●本機の設定や基本操作、プログラム再生の曲順(トラック、チャプター)指定などをテレビ画面上で確認しながら行える日本語対応GUI●Blu-ray DiscのBONUS VIEWおよびBD-Live再生に対応 ●3D映像出力対応 ●インレット式電源コード ●リモート接続対応のヤマハ製AV機器と接続してリモコン信号を相互に転送できるリモートコントロール入出力端子 ●「AVENTAGE」AVレシーバーとのデザインマッチングが図れるアルミフロントパネル採用の高品位なデザイン ●購入後初めての電源投入時、初期設定(表示言語、解像度、画面アスペクト)が簡単に行える簡単セットアップ

再生可能ディスク BD-ROM(BD-Video)、BD-R/-R LTH/-R DL(BD-Video、BDAV、データファイル)、BD-RE/-RE DL(BD-Video、BDAV、データファイル)、DVD-ROM (DVD-Video)、DVD-R/-R DL/-RW(DVD-Video、DVD-VR CPRM対応、AVCHD、AVCREC、データファイル)、DVD+R/+R DL/+RW(DVD-Video、DVD+VR、AVCHD、データファイル)、SA-CD、CD-ROM(CD-DA、HDCD)、CD-R/-RW(CD-DA、データファイル)
再生可能ファイル
(ディスク、USB、DLNA)
映像:MKV(H.264)、MPEG-4、MPEG PS、MPEG TS、VOB、AVI、ASF、WMV
音声:MP3、WMA、AAC、WAV、FLAC、ALAC、DSDIFF、DSF
画像:JPEG、GIF、PNG
周波数特性 ブルーレイディスク/DVD(48kHzサンプリング):4Hz~22kHz、
ブルーレイディスク/DVD(96kHzサンプリング):4Hz~44kHz、CD-DA:4Hz~20kHz
全高調波歪率(1kHz) ブルーレイディスク/DVD/CD-DA:0.002%以下
ダイナミックレンジ ブルーレイディスク/DVD:110dB以上、CD-DA:100dB(IHF-A Network)
SN比 ブルーレイディスク/DVD/CD-DA:115dB以上(IHF-A Network)
HDMI出力 1(480i、576i、480p、576p、720p、1080i、1080p、1080p @ 24Hz、4K(2160p) @ 24Hz)
USBポート 2(フロントパネル1/リアパネル1)
デジタル音声出力 2(光1/同軸1)
アナログ音声出力 2(RCA、XLR〈Pin1:アース、Pin2:HOT、Pin3:COLD)
ネットワーク 1(Ethernet)/1(Wireless) ※選択式
無線ネットワーク(Wi-Fi) 無線LAN規格 IEEE802.11b/g/n
使用周波数帯域 2.4GHz
WPS(Wi-Fi Protected Setup) プッシュボタン式、PINコード式
Blu-ray 3D™対応
4Kアップスケーリング
リモートコントロールIRコード 入力1/出力1
消費電力 20W
待機時消費電力 0.4W(HDMIコントロールOFF、ネットワークスタンバイOFF)
寸法(幅×高さ×奥行) 435W×86H×262D mm
質量 3.8kg
付属品 リモコン、単4乾電池(2本)、電源コード、取扱説明書

ヤマハ ブルーレイディスクプレーヤー 『BD-A1060』
http://jp.yamaha.com/products/audio-visual/blu-ray-disc-player/bd-a1060__j/

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