2016年04月05日

ナムコ×ヤマハSound UD化プロジェクト

『ジャンプ』作品大集合のテーマパーク 「J-WORLD TOKYO」での
「おもてなしガイド」を活用した多言語サービスの試験運用開始について

- キャラクターの声が文字となってリアルタイムにスマホに届く -

ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:中田卓也、以下ヤマハ)と、株式会社ナムコ(本社:東京都港区、代表取締役社長:萩原 仁、以下ナムコ)は、「ナムコ×ヤマハ Sound UD化プロジェクト」として、ナムコが運営するテーマパーク「J-WORLD TOKYO」(東京都豊島区)において、ヤマハが開発した音のユニバーサルデザイン化支援システム「おもてなしガイド」を活用したサービスの試験運用を2016年4月5日(火)から共同で行います。

[ 画像 ] 「J-WORLD TOKYO」
「J-WORLD TOKYO」 (東京都豊島区)
©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
©バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
©岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
[ 画像 ] ヤマハ「おもてなしガイド」アプリのイメージ
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ヤマハ「おもてなしガイド」アプリのイメージ

ヤマハの「おもてなしガイド」は、アナウンスやナレーション、ショーやアトラクションのセリフなどをトリガーに、音声内容を専用のスマートフォンアプリに日本語を含む各言語でリアルタイム表示するシステムで、昨年より交通機関や商業施設での実証実験が始まっています。

ナムコの「J-WORLD TOKYO」は、海外でも高い人気を誇る「ONE PIECE」「ドラゴンボール」「NARUTO-ナルト-」など『ジャンプ』作品の世界観の中で遊べる世界初のテーマパークとして、アジア、ヨーロッパをはじめとした世界各国から外国人観光客が多く訪れ、入園者全体の約1割を占めています。日本政府は2020年までに訪日外国人旅行者数2000万人を目指す施策を進めており、今後さらに外国人のご来場者が増加するものと見込んでいます。

本プロジェクトでは「J-WORLD TOKYO」の音響演出の一部に「おもてなしガイド」を導入、ご来園者はお手持ちのスマートフォンから「おもてなしガイド」アプリをダウンロードすることで、キャラクターの声などの音響演出を各言語(日本語/英語/中国語)の文字情報としてお手元で確認できるようになります。アプリはインターネットに接続することなく利用でき、文字情報は音声と連動してリアルタイムにお客様のスマートフォンに提供されるため、日本語がわからない外国の方や音声を聴き取りづらいお客様にも、施設の楽しみや、日本発の人気コンテンツの魅力をお届けできるものと考えています。

両社は、この試験運用を通じて「音のユニバーサルデザイン化」を推進し、「J-WORLD TOKYO」のさらなるサービス向上と、「おもてなしガイド」の更なる機能追加や利便性向上を図り、外国人を含む全てのお客様へ楽しさを提供できるエンターテインメントのあり方を追求していきます。

実施日: 2016年4月5日(火)~
実施場所: 「J-WORLD TOKYO」(東京都豊島区)
内容: キャラクターの声などの音響演出の内容を、お客様のスマートフォンに文字情報としてリアルタイム提供
対象: J-WORLD TOKYOエントランスのインフォメーション映像、園内センターコアの「ONE PIECE」「ドラゴンボール」「NARUTO-ナルト-」の映像
[ 画像 ] センターコアの「NARUTO-ナルト-」映像
センターコアの「NARUTO-ナルト-」映像
©岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
  • 所在地:東京都豊島区東池袋3丁目 サンシャインシティ・ワールドインポートマートビル3階
  • 営業時間:10:00~22:00 (最終入園21:00)

『ジャンプ』作品の世界観で遊べる世界初の屋内型テーマパーク。センターコアと6つの作品エリアを中心に構成。「ONE PIECE」「ドラゴンボール」「NARUTO-ナルト-」のアトラクションの他、オリジナル景品がもらえるミニゲーム、キャラクターをモチーフにしたフード&デザートや物販など、ドキドキワクワクが盛りだくさん!

  • 対応環境:iOS7.0以降対応(App Storeから無償ダウンロード可能)
  • 本試験運用の対応言語:日本語、英語、中国語(簡体、繁体) *今後その他の言語についても検討中

「おもてなしガイド」は、多数の出願中特許を採用した「音のユニバーサルデザイン化」を支援するシステムです。本システムを導入すると、日本語のアナウンスなどを流すだけで、インターネット環境がないユーザーのスマホにも多言語化された情報や文字情報を提供できるようになります。既存のスピーカーやアナウンス設備などを活かしたままの導入も可能です。ユーザーは、「おもてなしガイド」アプリがひとつあれば、導入施設や交通機関のどこへ行っても、音のユニバーサルデザインのサービスを受けることが可能になります。翻訳情報が必要のない方には、普通の音声としてしか聞こえないため、利便性も低下しません。

2015年9月には、経済産業省が日本の優れたコンテンツ技術を発掘し、評価する「Innovative Technologies 2015」にも採択されました。

  • ※このニュースリリースに掲載されている製品情報や問い合わせ先などは、発表日現在の情報です。発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。
  • ※「おもてなしガイド」「おもてなしアプリ」「音のユニバーサルデザイン」「Sound UD」はヤマハ株式会社の登録商標です。
  • ※「J-WORLD」は株式会社ナムコの登録商標です。
  • ※そのほかの文中の商品名、社名などは当社や各社の商標または登録商標です。
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    発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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