2016年03月24日

ヤマハがデザイン国際博覧会
「第21回トリエンナーレ・ディ・ミラノ」に初参加

− ヤマハデザインの“挑戦の系譜”を3種類のバイオリンなどとともに紹介 −

ヤマハ株式会社は、4月2日(土)から9月12日(月)(現地時間)までイタリアのミラノ市を中心に開催されるデザイン国際博覧会『21世紀トリエンナーレ・ディ・ミラノ(Triennale di Milano)』(以下ミラノ・トリエンナーレ)に参加します。

当社デザイン研究所は、現代の楽器・AV機器の魅力をデザインの観点から広く一般に届けるためのアプローチの一つとして、さまざまな国際デザイン展示会へ出展してきました。過去にはイタリアの「ミラノ・サローネ」に2005年から4年連続で、フランスの「サンテティエンヌ国際デザインビエンナーレ」には2014年から2回にわたり出展しています。

今回の出展タイトルは「& JOY」。時代の変遷の中、普遍的な価値を提案してきたヤマハデザインの“挑戦の系譜”を紹介します。

[ 画像 ] 展示のコンセプトイメージ
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展示のコンセプトイメージ

文明の発達とともに人々の生活様式は変わりました。一方、文化の本質や人の心を豊かにする価値は時代を経ても変わらないと考えます。今回の展示では、そうした人が求める根源的で普遍的な価値を、3種のバイオリンを楽器の変遷のシンボルとしてお見せするなど、さまざまな製品とともに「JOY」という概念で語ります。

アコースティックバイオリン

17世紀に完成された形状を踏襲しながらも、製法に最新手法を使った現代のアコースティックバイオリン

サイレントバイオリン™

20世紀に発明された「音を消す」という、楽器にとって逆説的なコンセプトを実現したバイオリン

エレクトリックバイオリン

21世紀にデビューした、新たなプレイスタイルをもたらすステージ専用エレクトリックバイオリン

[ 画像 ] 左から「サイレントバイオリン™」「バイオリン」「エレクトリックバイオリン」
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左から「サイレントバイオリン™」「バイオリン」「エレクトリックバイオリン」

出展製品例

  • サイレント™シリーズ:「SLG200N」、「SV150」、「SVV200」、「SV250」、「SVC210」、「SB7X」
  • 鍵盤楽器:「MODUS F11」
  • 弦楽器:「Artida YVN500S」、「YEV-105 NT / Electric Violin」
  • シンセサイザー:「reface」、「DX7」、「CP-70」、「YC-10」、「CS-10」
  • オーディオ:「Relit LSX-170」、「Relit LSX-70」、「Restio ISX-803」、「Restio ISX-80」
  • アンプ:「THR10」
  • 電子エンターテインメント楽器:「TENORI-ON」

…など

その他展示製品の一例(左から「reface」「Relit」「サイレントブラス™」)

テーマ: 「& JOY」
会期: 2016年4月2日(土)~ 9月12日(月)
時間: 10:00~19:00(現地時間)
会場: イタリア・ミラノ ペルマネンテ美術館
Museo della Permanente Via Filippo Turati, 34, 20121 Milano
関連ウェブサイト:

今回20年ぶりに開催となる「ミラノ・トリエンナーレ」は、BIE(博覧会国際事務局)が認定するデザイン、ファッション、建築などを題材とした芸術博覧会で、トリエンナーレ美術館、ペルマネンテ美術館等を中心に開催されます。またミラノ・サローネ2016と並行開催となり(ミラノ・サローネ開催期間:2016年4月12日(火)~17日(日))世界最大規模のデザイン祭典に世界中から30万人以上の来場者が訪れます。

ミラノ・トリエンナーレ2016年のテーマは「21世紀デザイン・アフター・デザイン(21st Century. Design after Design)」。各国のさまざまなクリエイター、団体が、21世紀にデザインが担う重要な役割とは何かをテーマに掲げ出展します。

  • ※このニュースリリースに掲載されている製品情報や問い合わせ先などは、発表日現在の情報です。
    発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。

「Yamaha Design」ヤマハ株式会社

Globalサイト: http://www.yamaha.com/design/
日本語版サイト: http://www.yamaha.co.jp/design/

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