2016年03月18日

国内最大の国際海事展「SEA JAPAN」に
ヤマハ防音室『アビテックス』を展示

− 不燃タイプASAシリーズを参考出品 −

ヤマハ株式会社は、世界の市場に向けて日本の造船・船用機器、技術・サービスを発信する国内最大の国際海事展「SEA JAPAN」(2016年4月13日~15日、東京ビッグサイトにて開催)に出展する株式会社赤阪鐵工所(本社所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:赤阪全七)のブース内に、ヤマハ防音室『アビテックス』不燃タイプASAシリーズ(NK・JG認定取得検討中)を船室モデルとして参考出品いたします。

  • *一般財団法人 日本海事協会(NK)と国土交通省 海事局(JG)に対して「船用材料・機器等の承認および認定」を取得検討中。

ヤマハ防音室『アビテックス』不燃タイプASAシリーズを、国際海事展「SEA JAPAN」に提案・展示することになった背景は、2012年に開催された国際海事機関の海上安全委員会において、船内騒音規制の改正と強制化が採択され、1600GT(グロストン:船の容量を表す単位)以上の新造船の船室に適用が義務付けられたことによります。特に中型貨物船においては、構造上エンジンと船室が接近しているため、室内の騒音レベルが相当に高い状態になります。また、エンジンと離れた船室でも、エンジンの振動が鋼鉄の船体を伝わり音となって放射され、騒音レベルが高くなる場合があります。そのような船室の騒音を低減する策として、防音室『アビテックス』不燃タイプASAシリーズを、「SEA JAPAN」への展示を通じて広く提案することにいたしました。
また、これに先立ち、下ノ江したのえ造船株式会社(本社所在地:大分県臼杵市)のご協力を得て、LPG船の海上試運転に防音室を載せて騒音等の測定を行い、良好な結果を残しております。

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防音室『アビテックス』不燃タイプASAシリーズ

今回の「SEA JAPAN」への出展では、船舶用ディーゼルエンジン等の製造販売を長年行っているエンジンメーカー、株式会社赤阪鐵工所のブース内に、ヤマハ防音室『アビテックス』不燃タイプASAシリーズを船室モデルとして参考出品いたします。この展示を皮切りに、ヤマハでは防音船室の可能性を今後も追求していきます。

ヤマハ防音室『アビテックス』不燃タイプASAシリーズ
http://jp.yamaha.com/products/soundproofing/fireproof_ready-made_rooms/asa/

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