ティンパニのお手入れ
マレットのお手入れ

ティンパニマレットの頭の部分には、いろいろな素材のものがあります。多くの場合はフェルト巻きのものですが、フェルトは柔らかい素材ですので、使っていくうちに必ず傷みます。
奏者にとって、マレットやバチの類は楽器と同じくらい大切。特にティンパニマレットやマリンバのマレットは、作るのに大変手間が掛かるために、高価なものが多いので、できるだけ大切に扱うように心掛けることをお勧めします。演奏家の中には、傷んだフェルトを自分で巻きなおす方もいらっしゃいます。
例えば、自分のひざや練習パッドなど、楽器以外のものを練習のために叩いたりすれば、フェルトに対するダメージは楽器を叩く何倍にもなります。

ティンパニマレットのフェルトは、使い込むと、打点になる部分が圧縮されて固くなったり、切れたり、薄くなったりしますので、表現したい音色を実現させるためにも、常に表面の柔らかさに気を使います。奏者の方の中には、フェルトが硬くなり過ぎないように頭部のフェルトを少しほぐしたりする方もいます。

もしフェルトが完全にはがれてしまったら、フェルト材を丸い形に切って、マレットの頭部を包み込むようにかぶせ、頭部の首の部分を針と糸で締め付けて閉じるようにすれば、とりあえず使用できます。